「飽きっぽい」性格の人の特徴とは?
「飽きっぽい」性格の人にはどのような特徴があるのでしょうか。「飽きっぽい」性格は、必ずしも悪いものではありませんが、一度自分自身を客観的に見ておくといいでしょう。
1:目標が壮大である
飽きっぽい人は、目標が壮大なことがあります。子どもの頃はそれもいいのですが、大人になるともう少し現実を見つめることが必要です。
「宇宙飛行士になりたい!」と夢を持つ子供は、学生になったら宇宙学科のある大学を目指し、大学では例えばJAXAなどへの就職を希望するでしょう。このように、夢をかなえるには段階を踏むものです。ですが極端な例で言うと、飽きっぽい人は、いきなり宇宙飛行士になることを目標とし、すぐにはなれないとわかると、一気に興味を失ってしまいます。
2:結果をすぐに求める
飽きっぽい人は、結果をすぐに欲しがり、結果がすぐに出ないものには、あっという間に興味を失ってしまいます。熱しやすく冷めやすい性格、せっかちな性格であるとも言えます。
試合は好きでも練習は嫌い。試験は好きでも勉強は嫌い。子どもの頃にはこういった特徴を持っていた人もいるのではないでしょうか。
3:常に刺激を求めている
常にワクワクするようなことに接していたいと思うのも、飽きっぽい人にはよくあることです。「小さなことをコツコツと」や「マンネリ」、「ルーティンワーク」、「単純作業」、「事前準備」などで表される物事が苦手です。
「飽きっぽい」性格の長所とは?
飽きっぽい性格は必ずしも悪いものではないと説明しましたが、ここでは具体的に飽きっぽい性格の長所を見ていきましょう。
1:好奇心旺盛
飽きっぽい性格の人は、好奇心旺盛で何にでもチャレンジをします。「失敗したらどうしよう」などと後先はあまり考えません。チャレンジすること自体が楽しく、その中から自分の天職となる仕事を見つける人も多くいます。
2:チャレンジ精神がある
高めの目標にも、とりあえず挑戦してみます。ビジネスなどでも、新しい企画などが大好物。尻込みしている他の社員に刺激を与え、良い影響を及ぼすことがあります。
3:経験や情報が豊富
何事に関しても経験や知識が豊富です。ただし、飽きっぽいのでその経験や知識は、浅く広くである場合が多いようです。
「飽きっぽい」性格の短所とは?
飽きっぽい性格の短所もあわせてご紹介しておきます。
1:仕事が続かない
すぐに飽きてしまうため、一つの仕事がなかなか続かず、転職を繰り返すという特徴があります。転職活動の履歴書で、就職と退職を繰り返していることが判明すると、企業からは「飽きっぽい」「仕事が続かない」と判断され、敬遠されてしまいます。
2:集中力がない
いろいろなことに目移りしてしまうため、集中力に欠けます。一つのことに意識を集中すのるのが苦手ですが、逆に、複数の違う種類の仕事を同時進行で器用にこなせる一面があります。
3:恋愛・結婚が長続きしない
飽きっぽいので同じ人とは長続きしません。恋人がいても、すぐに他の人に目移りしてしまいます。現状維持が苦手で、刺激を求めて出会いと別れを繰り返し、中には結婚・離婚を繰り返す人も。
また、恋人が飽きっぽい性格の場合は、自分の全てをさらけ出さずに、ミステリアスな雰囲気を感じさせておくことがポイントです。意外性が感じられる趣味や、自分が知らないような世界を持っていると、興味を示してきます。