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【目次】
【100人に聞いた】夫婦デートのマンネリ化を感じたことがある人は?
付き合いが長くなれば、お出かけの内容もだんだんマンネリ化するもの?今回は日本全国100人のワーキングマザーに「デートのマンネリ化を感じたことがありますか?」と質問してみました。
結果は52.5%が「はい」と回答。全体の約半数程度がデートのマンネリ化を感じているということがわかりました。
続いては、「マンネリ化」とは具体的にどんな状態なのか改めて確認しつつ、解消の方法についても確認していきましょう。
※アンケートは30~49歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(以下同)。
マンネリ化とはどのような状態?
マンネリ化とは、具体的にどのような状況を指すのでしょうか。まずは言葉の意味について考えてみましょう。
新鮮味がなくなること
マンネリとは、「マンネリズム」の略です。「新鮮味がなくなる」「ワンパターンで飽きがくる」といった状態を指し、どちらかというとネガティブな表現です。
もともとは芸術分野で使われていた言葉ですが、日常生活では、夫婦生活や恋人同士の関係が変わり映えしない状態を表わすときにも使われます。
夫婦や恋人がマンネリになると、「ドキドキしない」「相手のことが分かり過ぎてつまらない」と感じる人も多いよう。お互いの関係が安定している状態ともいえますが、これを不満に感じる人も少なくありません。マンネリからセックスレスや不仲な状態になり、夫婦・恋人関係を円満に保ちにくくなるケースもあるのです。
夫婦がマンネリになる理由
どんなに好き同士で結婚した夫婦でも、マンネリになることは珍しくありません。
「うちも、もしかして…」と気になる人は、マンネリ化する理由をチェックしてみましょう。
当てはまることがあれば、夫婦関係がマンネリ化している、あるいはマンネリ化する可能性があります。
会話がほとんどない
夫婦生活に新鮮味がなくなるのは、コミュニケーションの楽しさを感じにくくなるためです。
長く一緒にいると、夫婦はお互いの性格や考え方が分かってきます。相手に意見を聞く前に勝手に予測したり決めつけたりすることも多くなり、会話の機会がなかなか増えないことも。話す内容が子どものことや必要最低限のことだけになってしまっては、夫婦関係に新鮮味がなくなっても当然といえるでしょう。
また、子育て・自分の仕事・家事などで毎日がいっぱいになると、パートナーのことを気にする余裕がありません。2人の時間が減るほどに、相手への興味・関心も失われていきます。
そしてやがて、パートナーと一緒にいてもつまらないと感じるようになってしまうのです。
異性として意識しなくなる
結婚生活が長くなると、パートナーは「異性」ではなく「家族」に。お互いに「魅力的な女性・男性でいよう」と努力をしなくなったり、だらしない姿を見せあうことに抵抗を感じなくなったりします。
家庭は居心地がよくリラックスできる場所となりますが、恋人時代のときのようなドキドキを感じることは、ほぼなくなってしまう夫婦も多いのです。
加えて、子どもが生まれると、夫婦の属性がお互いを意識する「夫」「妻」から、子どもを中心とした「パパ」「ママ」に変わるケースも少なくありません。夫婦の日常はほぼ子ども中心になり、パートナーを異性として意識することも少なくなります。お互いに「パパ」「ママ」呼びが定着してしまえば、恋人時代の甘い雰囲気を感じることは難しくなってしまうでしょう。
【実体験】デートのマンネリ化を感じる理由は?
夫婦のデートにマンネリ化を感じてしまう理由には何があるのでしょうか。「デートのマンネリ化を感じる理由」についてもアンケートを実施しました。
それぞれの実体験や意見について確認していきましょう。
デートプランが同じ
「いつもと同じデートコースになっていること」(40代・埼玉県)
「やることがパターン化している」(40代・群馬県)
「毎回同じことの繰り返し」(40代・岐阜県)
「いつも同じデートコースになった時」(30代・大阪府)
「行き先もプランもワンパターンでつまらなくなった」(40代・富山県)
「同じところしか行かなくなる時。早めに帰る時」(40代・東京都)
「同じような場所に行って、同じようなものを食べて、同じ時間に帰る」(40代・長野県)
「いつも同じパターンになる」(30代・大阪府)
デートのネタ切れ
「つきあいが長くなるにつれ、行く場所ややる事がだんだんなくなってくるから」(40代・東京都)
「行く場所が思いつかなくなる。」(30代・千葉県)
「出かけるところがなくなってきた」(40代・千葉県)
「ワンパターンになるのは年数が立つと仕方ない」(40代・京都府)
長く付き合った
「長い付き合いだからやり尽くした感がある」(30代・宮城県)
「長く付き合って来て慣れすぎてしまうので」(40代・千葉県)
「同じ人と長く付き合うと誰にでもマンネリはおこりやすい」(40代・岐阜県)
ときめきがない
「2人で出掛けても、ドキドキするようなことは皆無になった」(30代・熊本県)
「最初からときめきもなく気楽な付き合いだったので、ドキドキしたりもない」(40代・大阪府)
【実体験】デートのマンネリ化を感じていない夫婦の特徴とは
冒頭のアンケートからもわかるように、夫婦の約47.5%の方はデートのマンネリ化を感じていないということがわかっています。
「マンネリを感じていない」側の実体験や意見についても確認していきましょう。
一緒に過ごすこと自体が楽しい
「何をしていても楽しい」(40代・新潟県)
「一緒にいるだけで楽しい」(30代・埼玉県)
「好きな彼とならどこへ行っても楽しいからです」(40代・福岡県)
デートする場所を変えている
「いつも違う場所へ行けばマンネリにはならない。どこへ行くかではなく誰といくか」(40代・大阪府)
「常にでかけるプランやお店を考えて、行きたいところがたくさんあるからマンネリ化はしない」(30代・愛知県)
「マンネリしないよう、一緒に過ごす場所を変えた」(40代・大阪府)
変化をつけるように意識している
「色々なところに行ったり色々なことをやったりしているから」(40代・茨城県)
「今まで行ったことのない場所へ遊びに行く。食べたことのないご飯屋さんに行くなどして新鮮な気持ちをもつ」 (30代・長崎県)
意見を言いあえる関係
「したいことをいつも提案してくれるのでないです」(40代・宮崎県)
【100人に聞いた】デートのマンネリ化を解消する方法
デートのマンネリ化を解消するためには、どんな方法があるのでしょうか。
その方法についてアンケートを実施し、取り入れやすいコツを聞いてみました。それぞれの実体験や意見をぜひ参考にしてみてください。
デートの場所を変える
「いつも行かない場所へ行く」(30代・東京都)
「いろいろな場所に出かける」(40代・東京都)
「遠くや宿泊旅行に行く」(40代・福岡県)
「外出頻度をあげる」(40代・東京都)
「たまに旅行など、遠出してみる」(40代・大阪府)
「行ったことのない場所へ行くこと。旅行でも食事でもホテルでも」(30代・三重県)
新鮮さを取り入れる
「新しい経験を積む(知らないお店や場所に行く。前回を振り返り、違う視点を持ってみる)」(40代・広島県)
「新しい趣味を見つけたり、一緒に楽しめることを見つける」(40代・東京都)
「新鮮な場所に行ったりして刺激を受ける」(40代・千葉県)
「いつも外食なら作ってみる、いつも近場なら遠出してみる、いつもと違うことを思い切ってやってみる」(30代・愛知県)
「新しいことをやってみる」(30代・北海道)
デートしすぎないようにする
「たまに一緒におでかけする」(40代・山形県)
「しばらく距離をとってみる」(40代・富山県)
「自分で好きなように過ごす、旅行に行く」(30代・大阪府)
思いやりを忘れない
「お互いが思いやりを持つ」(30代・大阪府)
「お互いの意見を尊重しあい思いやりの心を持つ」(40代・三重県)
ふたりでデートの計画をする
「お互いに、デート場所ややる事など、新しいアイデアを出し合う」(40代・東京都)
「どちらかが決めるのではなくお互いが提案する」(30代・千葉県)
ふたりで楽しめる趣味を見つける
「お互いに共通の趣味をつくる」(40代・兵庫県)
「お互い違う趣味、仲間を作ること」(40代・東京都)
「お互い新しい趣味を見つける。お互いの時間を大事にする」(30代・長崎県)
マンネリ解消! おすすめ夫婦デート
夫婦間のマンネリ化が気になる場合は、パートナーと2人きりのデートがおすすめです。
コミュニケーションやスキンシップをたくさん取れば、夫婦間のよどんだ空気も一掃されるかもしれません。
恋人時代のドキドキを思い出せる、おすすめの夫婦デートプランを紹介します。
ロマンチックな夜景デート
夜景デートは、恋人にとっては「鉄板」とされるデートスポットの一つです。恋人時代にパートナーと足繁く通った展望台や高層バーなどがあれば、そこに足を運んでみましょう。
薄暗い高所からきらめく地上の街明かりを見下ろせば、2人のテンションも上がります。カップルらしいロマンチックな雰囲気になりやすく、恋愛のときめきを思い出せるはずです。
「あのとき、あなたはこうだったね」「あの日は寒かったね」など、夜景を見ながら、甘い思い出を語りあってみてはいかがでしょうか。
2人きりで過ごせるドライブデート
「最近会話が不足しているな」と感じるなら、車内で2人きりになれるドライブデートがおすすめです。
他人の目を気にする必要がないので、お互いに本音で話せます。子どものこと・仕事のこと・相手のことなど、思い付く限り言葉にしてみましょう。
普段「パートナーとは話すことがない」と感じている人も、「自分はこんなに話したかったんだ」と気づくかもしれません。お互いの本音を知れば、今まで以上に相手を大切にしようという気持ちが湧いてきます。
なお、ドライブの目的地はどこでも構いません。景色のよいところに車を停めるだけでも、十分に楽しいデートとなります。
気軽に行けるランチデート
なかなか時間の都合を付けられない夫婦には、ランチデートがぴったりです。「休日のちょっとした空き時間に、近所のおしゃれカフェに行く」「平日の昼休みに、おいしいお店で待ちあわせる」などをしてみましょう。
子どもが生まれると、2人だけで外食する機会は減ってしまうもの。お店も子どもが入れそうなところ中心になり、「たまにはおしゃれな場所で食べたいな」とストレスを感じてしまうパパ・ママは少なくありません。
そんなときは、おしゃれな店でランチデートすることで不満を解消できます。たとえ数時間の短いデートでも、気分のリフレッシュには最適です。
のんびり歩くお散歩デート
夫婦のマンネリ化が進行している場合、デートを切り出しにくいこともあるかもしれません。このような場合は「散歩に行かない?」と誘ってみるのがおすすめです。
散歩は、ストレス解消や運動不足解消につながるといわれます。仕事で疲れ気味のパートナーを「ちょっと外でリフレッシュしようよ」と誘うのは、不自然なことではありません。花や紅葉の美しい季節なら、散歩でも十分にロマンチックなデートになります。
できれば2人で手をつなぎ、お互いの存在を感じながらのんびり歩いてみましょう。