【ネイルオイル】の効果や使い方やおすすめの商品を紹介

ネイルオイルとは

ネイルサロンやコスメショップで「ネイルオイル」を目にしたことがある人も多いでしょう。しかし、ネイルオイルは何のために使うものなのか、よく知らない人もいるかもしれません。「ネイルオイルとは何か」「どんな効果が期待できるのか」といった基本情報を抑えましょう。

（C）Shutterstock.com

特徴や効果

「ネイルオイル」は、爪や指先のケアに使う専用オイルです。油分によって爪や指先を保護する、美容液のような役割を持っています。爪や爪回りの保湿に効果があるので、ささくれや指先の乾燥対策はもちろん、新しく生えてくる爪を健やかなコンディションに整えることも期待できるでしょう。

一見するとマニキュアのように見えますが、除光液などは必要なく、基本的には塗りっぱなしでOKです。また、アロマ成分入りのよい香りのものや、ボトルのデザインがオシャレなものもあり、癒やし要素を持つ製品が数多くラインアップされています。

キューティクルオイルって何？ツヤ爪をキープするおすすめアイテムと塗り方 | Domani

ハンドクリームとの違い

「保湿ケアをするなら、ハンドクリームでもよいのでは？」と考える人もいるでしょう。どちらも保湿の役割を担うものですが、ハンドクリームとネイルオイルではアプローチが異なります。

ハンドクリームは、主に肌の表面から外側のエリアで働くことが特徴です。肌の表面に膜をはることで、水分が逃げるのを防いでくれます。

一方、ネイルオイルは肌の内側に向かって働きかけ、成分を爪や肌へ浸透させることで潤いをキープします。

ネイルオイルとハンドクリームは併用ができ、どちらか一方のみを選ぶ必要はありません。併用する場合は、ネイルオイルを先に塗り、その後にハンドクリームを塗りましょう。相乗作用でより高い保湿効果が期待できます。

ネイルオイルの効果的な使い方

ネイルオイルはいつでもどこでも使える上、使い方も指先にサッと塗るだけなので簡単です。しかし、塗るタイミングや塗り方などに、ちょっとしたコツを加えれば、より保湿効果を高めることができます。ネイルオイルの効果を最大限に生かせる使い方を見ていきましょう。

（C）Shutterstock.com

塗るタイミング

ネイルオイルを積極的に活用すれば、美しい爪や指先をキープできます。特におすすめなのは、次のようなタイミングです。

・ジェルネイルやマニキュアをオフした後
・入浴後や手洗い、家事の後
・パソコン作業の後
・就寝前

日常生活では、何をするときにも手を使います。ダメージを受けやすい爪や指先を、ネイルオイルでいたわってあげましょう。

また、マニキュアを乾かした後やジェルネイルの施術後もよいタイミングです。乾燥しやすい指先を守り、ネイルの持ちもよくなります。

正しい塗り方

保湿効果を得るためには、ネイルオイルを正しく塗ることが大切です。次のような順番で行いましょう。

1. 爪の根本の甘皮に沿ってネイルオイルを塗る
2. 爪の輪郭に沿って側面を塗る
3. 爪の先端部分を塗る
4. 指の腹を使って、円を描くようにマッサージする

爪の先端部分は、裏側にもネイルオイルを塗ると、爪割れや二枚爪の防止になります。

また、ケアを始める前には、手を洗って清潔な状態にしておきましょう。しっかりと成分を浸透させることができます。

ネイルオイルの選び方

ネイルオイルにはさまざまな種類があります。その中から自分にぴったり合ったものを探すことは、なかなか難しいもの。

気になるものをいくつか購入して、場所や用途に合わせて使い分けるのも一つの手です。ネイルオイルを選ぶ際にチェックしたい三つのポイントを紹介します。

（C）Shutterstock.com

容器の種類で選ぶ

ネイルオイルの容器は、「マニキュアタイプ」「ロールオンタイプ」「筆（ペン）タイプ」「スポイトタイプ」の四つに分けられます。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

・「マニキュアタイプ」・・・ボトルのフタに付いたハケを使って塗る、一般的なタイプ。オイルの量を調節しやすいことがメリット
・「ロールオンタイプ」・・・ペン先のボールを、爪の上で転がして使うタイプ。液だれがしにくく、ネイルオイルを均一に塗ることが可能
・「筆（ペン）タイプ」・・・ボールペンのように先端が細く、塗りたい部分にピンポイントでのせられる
・「スポイトタイプ」・・・スポイト付きのボトルに入っており、爪に1滴ずつオイルを落として使うタイプ。爪に直接触れることがないため、衛生的

ロールオンタイプ・筆（ペン）タイプは、どちらもスリムな形状なので、ペンケースや化粧ポーチに入れて持ち運ぶ際にも重宝します。

保湿成分で選ぶ

配合されている保湿成分から選ぶことも一つの方法です。特に敏感肌の人は、しっかり成分表を確認しましょう。

ベースとなるオイルは、主に「植物油」「動物油」「鉱物油」に分類されます。

「植物油」は、シアバターやオリーブオイルなどです。浸透力が高く栄養成分も豊富ですが、価格は高めになります。

「動物油」はスクワラン・馬油などで、肌になじみやすい点がメリットです。

「鉱物油」はワセリン・パラフィンなど、主に石油を原料としています。酸化がしにくく安価なので、幅広い商品に使われています。

また、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分が含まれているものもああります。自分の肌や、好みの使用感に合ったものを選びましょう。

好みの香りで選ぶ

香りのよいネイルオイルは、気持ちを落ち着かせたり、リフレッシュできたりします。ローズやジャスミンなどのフローラル系、ピーチやオレンジといったフルーツ系など、たくさんの種類から自分好みのものを探してみましょう。

同じ「ラベンダーの香り」であっても、ブランドや商品によって香りはさまざまです。コスメショップなどで実際に手に取り、テスターで確認することをおすすめします。

おすすめのネイルオイル

自分で使うネイルオイルは、自宅用・外出用・オフィス用など、シーン別にそろえるのもよいかもしれません。

その日の気分やファッションに合わせて、香りを変えるのも楽しいでしょう。

また、ネイルオイルはコンパクトサイズで、オシャレなデザインのものがたくさんあります。友達や同僚へのプレゼントにもぴったりです。

（C）Shutterstock.com

ウカ「uka nail oil 7:15」

ユズ・サンダルウッド・ヒノキなどをブレンドした、ナチュラルな香りが特徴のネイルオイルです。爪や指先のケア以外にも、マッサージオイルやフレグランスとして使うことができ、さまざまな楽しみ方ができます。

天然由来原料を使用したオイルは、フランスの認証団体からも認められており、ナチュラル志向の人にはぴったりです。

持ち歩きしやすいリップクリームサイズで、液だれのしにくいロールオンタイプは、外出先でのケアにも役立ちます。

商品名：ウカ uka nail oil 7:15

クシオ「キューティクルリバイタライザーコンプレックスオイル」

海外のサロンやスパで使用される、高品質なネイルオイルです。スタイリッシュなボトルデザインと美しいローズカラーのオイルが、使うたびに気分を盛り上げてくれるでしょう。

天然由来のオイルをベースに美容成分をふんだんに使い、プロも納得するクオリティで、疲れた爪や指先をしっかりケアしてくれます。

ザクロとイチジクをブレンドしたエレガントな香りに包まれると、女子力もグッとアップしそうです。

商品名：クシオ キューティクル リバイタライザー コンプレックスオイル

無印良品「ネイルケアオイル 3.2g」

大人気のブランド「無印良品」のネイルオイルです。ダイヤル式のペンタイプなので、仕事や家事の休憩時にサッと使うことができるでしょう。

また、塗りやすい程良い硬さの筆先で、初めてネイルオイルを使う人でも簡単に塗れます。指先のマッサージにもぴったりな、肌なじみのよさもポイント。

カミツレ花エキス・ホホバ種子油などの植物性成分のほか、ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されています。

商品名：無印良品 ネイルケアオイル 3.2g
公式サイト：購入はこちら

ディオール「セラム ネイル オイル アブリコ」

フランスが世界に誇るブランド「ディオール」のネイル用美容液です。

人気のネイルクリーム「クレーム アブリコ」のエッセンスが凝縮されており、少量でものびがよく、デリケートな爪と指先の集中ケアに活用できるでしょう。

3種類のオイル（アルガンオイル・カメリアオイル・アプリコットオイル）と、ビタミンEが配合されています。保護作用と栄養成分により甘皮と爪が潤い、コンディションを健やかに整える働きも期待できそうです。

商品名：ディオール セラム ネイル オイル アブリコ
公式サイト：購入はこちら

トップ画像／（C）Shutterstock.com