ブラックフライデーとはアメリカ発のセール
ブラックフライデーとは、アメリカの祝日である感謝祭(Thanksgiving day)の翌日に行われるセールのことです。感謝祭は毎年11月の第4木曜日。家族に感謝し、実家で楽しく食事をして過ごす日とされています。
アメリカでは感謝祭の翌日からクリスマス商戦が始まり、初日の金曜日が「ブラックフライデー」と呼ばれるようになりました。ここでは、ブラックフライデーの名前の由来や内容について詳しくご紹介します。
名前の由来
感謝祭翌日のセールがブラックフライデーと呼ばれるようになったのは、1960年代です。感謝祭の翌日になると多くの買い物客で街が混雑し、交通渋滞を引き起こします。一説には、そのような状況を警察官が「ブラックフライデー」と呼び始めたのが始まりといわれています。
もともとはネガティブな意味合いから生まれた言葉ですが、日本では「黒字に変わる」といったポジティブな解釈もされています。
クリスマス商戦の初日でもある
アメリカでは感謝祭の翌日も休日になる場合が多く、ブラックフライデーでは感謝祭向けのプレゼントの売れ残りを一掃する大規模なセールが開催されます。
また、多くの人がクリスマスプレゼントを購入し始める時期のため、クリスマス商戦の初日ともいえるでしょう。アメリカのブラックフライデーにはたくさんの買い物客が殺到し、1年で最も高い売上を記録するそうです。
サイバーマンデーとは
なお、ブラックフライデーから土日にかけて大規模なセールが開催されたあとの月曜は、「サイバーマンデー」と呼ばれます。
感謝祭の休暇明けに自宅や職場に戻った人たちをターゲットに、オンラインショッピングでセールが開催される日です。ネットでの買い物が普及し始めた2000年代半ば以降に定着しました。サイバーマンデーはオンラインの年末商戦が始まる日でもあり、毎年高い売上が見込まれています。
日本でも各店舗で開催
ブラックフライデーは日本でも2015年ごろから普及し始め、2016年にイオンが大規模なセールを開催したことで広く知られるようになりました。その後、数々の大手チェーンが続き、今日では多くの店舗で毎年開催されています。基本的な日程は11月の第4金曜日からの数日間ですが、店舗によって異なる場合もあるでしょう。
オンラインでも、Amazonや楽天市場など多くの通販サイトで開催されています。普段は値下げされないものが大幅に安くなる場合もあり、購入予定のものがあるときはチェックしておくのがおすすめです。
Amazonのブラックフライデー攻略法
通販サイトのなかでも、ブラックフライデーに特に大規模なセールを行うのがAmazon。2021年は7日間連続のセールが行われました。2022年は11月25日(金)〜12月1日(木)まで開催されます。
家電から食品まで幅広い分野の商品が対象になり、カスタマーレビューで星が4つ以上の商品や売れ筋商品などのセールが行われるのが特徴です。ここでは、Amazonのブラックフライデー攻略法をご紹介します。
これまでに開催されたセールの内容
2019年まではブラックフライデーとサイバーマンデーが別々の週に開催されていましたが、2020年からは、両者をあわせて数日間連続で開催されています。
トップブランドや人気商品を特別価格で提供する「特選タイムセール」は期間中を通して開催。最大8時間の時間制限つきで行われる「数量限定タイムセール」は、数量限定の商品が特別価格で登場しました。
事前準備がおすすめ
お得な商品を買い逃さないためには、事前準備が必要です。「ポイントアップキャンペーン」へのエントリーと、アプリのダウンロードを行いましょう。期間中はポイント還元が強化されるキャンペーンが行われ、アプリでの購入でさらにポイントがプラスされてお得です。
また、タイムセールの対象商品を「ウォッチリスト」に入れておけば、プッシュ通知が受け取れます。セールが開始されたらすぐに購入でき、買い逃す心配がありません。
【まとめ】ブラックフライデーを活用するために、事前準備をしておこう
ブラックフライデーとは、元々はアメリカの祝日・感謝祭翌日に行なわれるセールのこと。近年の日本でも11月後半、多くのオンラインショップや実店舗でブラックフライデーセールが開催されています。オンラインではお買い得商品を逃さないため、アプリの導入など事前準備がおすすめです。日程が近づいてきたら各店舗から事前告知がされるため、見逃さないようにしておきましょう。