「ご尽力」
「ご尽力」は、「ごじんりょく」と読みます。「ご尽力」は「精一杯、力の限りを尽くす」という意味の尊敬語です。「ご支援」と同じく「手助け」や「協力」して貰った時に使いますが、シチュエーションによっては使えないことがあるので、気をつけましょう。
「ご支援」は大抵の場合に使うことができますが、「ご尽力」は金銭的な援助では基本使用しません。直接動いて協力して貰った時などに、メールや口頭で使います。「ご尽力」は「ご助力」「お力添え」などとも意味が同じですので、レパートリーを増やす為にも覚えておきましょう。
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「ご指導」
「ご指導」は、「ごしどう」と読み、「教え導くこと、教えることで間接的に助ける」という意味です。よく見るフレーズで、「ご指導ご鞭撻」がありますが、「ご指導」の方がやや軽い表現となります。そして、「ご指導」は直接的な助けではなく、「指導」を通して間接的な助けを意味していますので、直接的な助けに対して使いたい場合は、「ご支援」を使用しましょう。
「お引き立て」
「お引き立て」は、「特に目にかけていただく、贔屓にしていただく」という意味です。「お引き立てにあずかり光栄です」「お引き立ていただき、ありがとうございます」などと、ビジネスメールで冒頭の挨拶として、定番のフレーズとなっています。また、「ご贔屓」も「お引き立て」と同じ意味で使えますので、合わせて覚えておきましょう。
英語表現とは?
最後に、「ご支援」を英語に訳すなら、どんな表現があるのか見ていきましょう。
1:「help」
中学英語で習う「help」は、「助ける」だけでなく「支援」の英訳としても使用可能です。例えば、「I appreciate your help」はよくビジネスでも使われるフレーズで、「あなたの支援に感謝します」という意味です。
2:「support」
「support」は、日本語でも「サポート」として日常的に使っていますね。こちらも意味は、「支える、支援」となります。例文で説明すると、「thank you for supporting me」は「私を支援してくれてありがとう」という表現ですので、「ご支援いただきありがとうございます」と訳すことが出来ます。
3:「assistance」
「assistance」は「援助、助力」を意味します。よくある言い回しでは「thank you for your assistance」と使います。「ご助力いただきありがとうございます」と訳せます。もちろん、「ご支援」のニュアンスも含みますので、活用しても差し支えありません。
最後に
「ご支援」について、色々紹介しましたが、理解できましたか? 意外と難しくない言葉だからこそ、知らないこともあったかもしれません。言い換え表現がたくさんあるので、覚えておくと、レパートリーが増えますね。
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