台湾のコストコ
みなさんもご存じのコストコ=コストコ・ホールセール(Costco Wholesale)ですが、台湾にも進出しており、この小さな台湾の中にも既に14店舗(2021年11月現在)あります。
会員証は世界共通
日本でコストコ会員の方は会員証があれば、台湾でも(もちろんその他の国のコストコも)購入可能。コストコは中国語で「好市多」と書くのですが、台湾人はコストコではなく「コスコ」と呼んでいる人が圧倒的に多いです。
コストコの定番!ディナーロールは台湾でも人気
コストコのロングセラー商品、ディナーロールは台湾にも。1パック99元(約396円)なので、日本とあまり変わりませんね!
〜 台湾ならではの食材・商品 〜
さて台湾のコストコで売っている商品は何か日本と違いがあるのでしょうか?「台湾らしい商品」をキーワードに色々探索して来ました!
やっぱりあった!鼎泰豊の肉まん・ゴマ餡・タロ餡
鼎泰豊のギフトボックスがコストコでも販売されています。名店のお味が台湾のコストコでは購入可能。
台湾名物“牛肉麺”も大容量
台湾ではおなじみの牛肉麵もコストコならではの大容量で販売されています。
薬膳メニューや食材も!
そして台湾では漢方や薬膳メニューがとてもポピュラーなのですが、コストコでも色んな種類の漢方食材やメニューが販売されています。
こちらは豚の骨付き肉のスープの排骨湯(パイグータン)
台湾の家庭料理“麻油鶏(マーヨージー)”
麻油鶏(マーヨージー)はごま油で鶏肉としょうがを炒め、お水を一滴も使用せずに、米酒で煮て作る、一般的な台湾の家庭料理です。
女性の産後1か月の期間を「坐月子」(ズオユエズ)と呼び、中華圏ではゆっくりと静かに過ごし、身体の回復に努める重要な期間とされているのですが、その「坐月子」の期間に栄養補給のために食べると良いとされている栄養たっぷりの薬膳スープです!
台湾の冬の名物、羊肉爐(ヤンロウルー)
漢方食材がたくさん入ったお鍋で、意外と寒い台湾の冬には身体を温める欠かせないお鍋です。実は「羊肉」って書いてあるから、ずっと「ひつじ」なんだと思っていたのですが、なんと中国語では“羊肉=山羊”なんだとつい最近知りました!!
結構衝撃を受けた事実。。。
鴨肉の鍋“薑母鴨(ジャンムーヤー)”も
そしてこちらも冬には欠かせないメニューの薑母鴨(ジャンムーヤー)こちらも鴨肉をベースにごま油や様々な漢方食材、野菜を用いて煮込んだ栄養たっぷりのお鍋!レストランでも冬場は大人気のメニューです。
台湾の国民食“水餃子”は見逃せない
もちろん台湾の国民食、水餃子も大容量で販売中。辛い水餃子もあります。
台湾のコストコ、フードコートはこんな感じ!
さ!コストコと言えばフードコートですね。
ホットドッグ+ドリンクのセットは50元(約200円)コロナ禍の今はオニオンとピクルス、ケチャップをセルフでのせることは出来ず、パックで渡される仕様になっています。(少し残念)
季節によっては台湾らしいタピオカミルクティーやマンゴーかき氷もメニューに並びます。
日本でコストコ会員の方は海外旅行が解禁されたら、その土地土地のコストコをのぞいてみるのも楽しいかもしれませんね!
神谷知佳
台湾で2児(ともに男児)の子育て真っ最中。国際線CA→大手スポーツメーカーの人事を経て台湾移住。現在はフリーランス人事として仕事と育児のバランスを模索中。
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