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2021.12.25

「百合」の花言葉とは? 花の色別の意味、開花時期や黒百合の怖い意味を紹介

冠婚葬祭で度々登場し、花も香りも存在感のある「百合」ですが、その花言葉を知っていますか? 今回は、色別の花言葉から開花時期、黒百合の怖い意味までをご紹介していきます。

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「百合」の意味や特徴とは?

エレガントな花と上品な香りが魅力的な「百合」。冠婚葬祭にも登場し、園芸品種としても人気があるため、多くの人々に馴染みのある花ですね。日本にも古くから自生し、西洋では「聖母マリアを象徴する花」としても有名です。そんな世界中の人々を魅了してきた「百合」について詳しく解説します。

百合

■意味

まずは、言葉の意味や由来から見ていきましょう。

「百合」の名前の由来は諸説ありますが、茎が細く花が大きいため、風がふくと花が揺れることから「揺すり」と言われ、それが変化して「百合(ゆり)」と呼ばれるようになったといわれています。また、「百合」の漢字は、「百合」の根が幾重にも重なり合う様子を表しているようです。

そして、「百合」の花は、英語では「Lily」といいます。西洋では「純潔のシンボル」とされ、聖母マリアを象徴する花でもあります。キリスト教では、白い「百合」のことを「マドンナリリー」と呼び、聖母マリアに捧げられた花とされています。これは、17世紀にローマ教皇が、聖母マリアを象徴する花として白い「百合」を描くよう布告を出したことに由来するそうです。

日本には「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」ということわざがあります。これは美しい女性の立ち居振る舞いを例えた言葉です。芍薬はすらりとした茎の先に花が咲くことから女性の立ち姿を、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花を咲かせることから女性の座った姿、そして「百合」は風に揺れる姿が美しいことから女性の歩く姿を表しています。

このように「百合」には世界中に様々な逸話が残されています。いずれも美しい女性を表現しているところが似ていますね。

■開花時期

続いて「百合」の基本情報をお伝えします。

「百合」は、ユリ科ユリ属の球根植物です。主な原産地は、北半球の温帯域。開花時期は5月から8月。色は白やピンク、黄色などがあります。品種にもよりますが、一般的に風通しがよく日のさす場所を好みます。比較的初心者にも育てやすい花といえるでしょう。

日本には、ヤマユリやササユリ、テッポウユリなどの野生種が野山に自生しており、古くから愛されてきました。庭に植えたり、鉢植えにしたり、部屋に飾ったり様々な楽しみ方があります。「百合」の香りが好きな方は、切り花をリビングに飾って香りを楽しむこともおすすめです。華やかな「百合」は眺めるだけでも、気分が華やぎますね。

また、「百合」の球根は「百合根」と呼ばれ、食用や薬用として使用されています。旬は秋〜冬。日本では正月のおせち料理によく使われていますね。栄養価が高く、薬膳や漢方にも使用されているようです。

「百合」の花の色別の花言葉とは?

「百合」全般の花言葉は、「純粋」や「無垢」です。純白で気品のある花の姿からイメージしやすい言葉ですよね。大切な人への花束やギフトとして贈る際の参考にしてみてはいかがでしょうか? 色別に花言葉を紹介します。

百合

・白い「百合」

白い「百合」には、「純潔」「威厳」「甘美」という花言葉があります。高貴な花の様子からも窺い知ることができますね。また、フランスでは、聖母マリアにちなみ「清浄」「純潔」という花言葉もあります。そして、「百合」の花を紋章としたルイ王家にちなんだ「誇り」「自尊心」栄華」という意味も併せ持っています。

・ピンクの「百合」

ピンク色の「百合」の花言葉は、「虚栄心」。そこには「百合」のこのような逸話があります。キリストの処刑が決まり磔の刑に処されたとき、多くの花が首を垂らし悲しむなか「百合」だけが自分の美しさが慰めになるだろうと頭を上げていました。

ところが、そんな「百合」をキリストは悲しそうな目で見つめ返しました。自分の奢りに気づいた「百合」は、恥ずかしくなり赤くなって首をたれたそうです。このような逸話から、「虚栄心」という花言葉が生まれたとされています。

・黄色の「百合」

黄色の「百合」の花言葉は、「陽気」「偽り」「不安」です。明るいイメージのある黄色の「百合」ですが、西洋では黄色は不吉な意味を持つこともあるため、「偽り」という花言葉が含まれています。誰かに贈る際は気をつけましょう。

・オレンジの「百合」

オレンジの「百合」の花言葉は、「華麗」「愉快」です。オレンジ色の花には、親しみのある前向きな花言葉が多いですね。

黒い「百合」の花言葉は怖い?

百合

実は、「百合」が怖い花言葉を持つことは知っていますか? 「黒百合」には「復讐」「呪い」という意味があります。

その由来は、戦国時代の悲しいお話が元となっています。戦国時代に、佐々成政という武将がいました。あるとき、彼の側室だった早百合という女性が妊娠しましたが、お腹の子は浮気相手との子供だという噂が流れてしまったのです。

噂を信じた佐々成政は、早百合を殺してしまいました。早百合は殺される前に「立山に「黒百合」の花が咲いたら、佐々家は滅亡する」という呪いの言葉を残したといいます。この話から、「黒百合」は「復讐」「呪い」という怖い花言葉が生まれたそうです。

ちなみに、「黒百合」は、「百合」と同じユリ科ですが、属が異なるフリチラリア(バイモ)の仲間です。

たくさんある 「百合」の花の種類

「百合」の自生種は、約100品種あり、そのうち15品種ほどが日本に自生しています。園芸品種もとても種類が多く、野生種にはない花の色が華やさを持っています。交配して作った品種には、大きく分けると「オリエンタル系」と「スカシユリ系」の2つの系統があります。このほかにテッポウユリやササユリなど、日本に自生している野生種があります。代表的な品種を3つ紹介します。

百合

・カサブランカ

オリエンタル系の銘花。名前を聞いたことがある方もおられるのではないでしょうか。純白で、香りが強く、直径が20cm以上になる大輪の花です。丈夫で育てやすいため、初心者にもおすすめ。

・エンチャントメント

スカシユリ系。オレンジ色に斑点のある花。上向きに咲く姿が特徴的です。鉢植えや庭植えに向いています。

・テッポウユリ

屋久島から琉球の島々に自生している品種。純白の花で、花の先がラッパ状に反っており、やや下向き。“ひのもと”など多くの園芸品種があります。

初夏になると、各地のフラワーガーデンやユリ園で様々な品種の「百合」を楽しむことができます。足を運んで華やかな「百合」の姿や香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

最後に

世界中には「百合」の逸話や物語がたくさんありましたね。このことからも、「百合」が古くから様々な人の心を魅了してきたことが伝わってくるようです。また、「百合」といえばその優雅な香りが女性に人気です。

個人差があるかもしれませんが、リラックス効果やホルモンの分泌を促す効果もあるようです。「百合」がお好きな方は、リリーの香りのフレグランスを使ってみたり、お部屋に飾ってみたりして、日常生活の中で楽しまれてはいかがでしょうか。

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