薄毛をカバーするエアウェーブパーマ
トップのボリュームがない、地肌が透けて見えるなど、薄毛が気になる女性におすすめのパーマヘア。
風になびくようなナチュラルな動きのエアウェーブパーマで、毛先から2.5回転巻き込み、ゆったりとしたカールをつくります。
前髪はあごラインでカット、顔まわりにも動きを加えます。ニュアンスあるカールがフェイスラインをぼかしてくれるので、髪の薄さをカバーしながら小顔見せも叶います。
ナチュラルで大人っぽい前髪なしのエアリーロング
ナチュラルさを大切にしつつ、きちんと感も演出したい人におすすめな、ふわっとワンカールロング。前髪をつくらないことで、甘いイメージを抑え大人っぽくまとまります。
全体を肩下10cmでカット。顔周りのレイヤーをあごラインに設定し後ろにつなげます。パーマは毛先のみワンカールの内巻きで。スタイリングの際は、32mmのカールアイロンを髪の中間部分に挟み、大きく動かして内巻きに。オイルミルクを手に広げて手ぐしを通しながらなじませて完成。
エアリーな愛されゆるふわニュアンスロング
ふわっとエアリーな質感のやわらかロング。こなれ感が出せるシースルーバングなど、細かな要素にもポイントあり。
ベースはバスト上。前髪を眉下で薄めにつくってシースルーバングにしましょう。顔周りにはレイヤーを加え、自然にサイドに繋げて。パーマはアイロンで巻いたような巻きが再現しやすいデジタルパーマをセレクト。口元より下からゆるくカールをつけ、前髪も軽めに内巻きにしましょう。
スタイリングはざっくり乾かし、バームをなじませるだけでOKです。
髪の毛が【硬い人】におすすめのロングパーマ
大きめロッドのニュアンスロング
顔まわりにサイドバングをつくったニュアンスロングパーマ。骨格のカバーができるので小顔を叶え、レイヤーによって丸みあるシルエットも演出できるので、髪が硬い人も柔らかさをプラスできます。
ベースは胸上の長さに、顔まわりから後ろに向かって毛流れができるようレイヤーを入れましょう。前髪は目の上で切り、サイドに斜めにつなげてサイドバングをつくります。パーマは大きめのロッドで毛先にゆるくかけると、柔らかい印象に。
コテ巻き風大きめカールのゆるパーマスタイル
濡らすだけでさりげなくキマるから、朝の時間を格段に楽にしてくれます。肩下10cmの大人ロングヘアに、毛先を中心に大きめのカールをつけて。カールはデジタルパーマによるものです。
スタイリングは髪を水で軽く濡らした後、保湿効果があるフォームをもみ込み、ほんのりと濡れ感がある質感に仕上げることで暗髪でも重くなりすぎない仕上がりに。毛束をくるくるとねじっておくと、毛先の動きが出やすくなります。襟足部分には軽くくびれをつくり、フォルムに自然なメリハリを。ニュアンスのある毛流れなら、後ろ姿までおしゃれです。
髪の毛が【柔らかい人】におすすめのロングパーマ
ラフな束感が色っぽい前髪ありのアンニュイヘア
程よい脱力感が魅力のパーマスタイル。ベースは鎖骨とバストの間で、重めの前下がりに。表面と顔周りには、肩下あたりからレイヤーを繋げましょう。前髪は眉下でラウンドカットに。
パーマは低温デジタルパーマを選択。毛先だけをワンカールに巻きます。スタイリングの際は32mmのヘアアイロンで、髪表面にニュアンスがつくよう中間からランダムにゆがませる程度巻くとおしゃれに。最後、オイルかバームを少量、巻きをざっくりほぐすようになじませましょう。
リッチな強めロングカールヘア
ビッグカールが目を引く、華やかなロングスタイル。ハイライトカラーを施せば、レイヤーの動きをサポートしながら個性的な印象に。
ベースは胸上のワンレングス。あごの位置にレイヤーを入れ、繋がるようにサイドにもレイヤーを入れます。スライドカットで毛量調整し、動きを出しやすくしましょう。
パーマは毛先にワンカール。スタイリングでは髪の根元はしっかり乾かし、全体はほんのり湿っている状態で後ろで左右に分け、毛束を前向きにねじってドライします。さらに髪を振るように乾かし、毛先の方向に動きを出しましょう。ヘアクリームとオイルを混ぜて全体にもみ込んだら完成です。
【ケア】パーマを長く持たせる方法もチェック
ヘアケアはいつも以上にしっかり行う
パーマは髪内部に薬剤を浸透させることでウェーブを出しています。施術の際は髪の表面にあるキューティクルを、薬剤で無理やり広げているのが特徴です。
つまり、髪は大きなダメージを受けており、ケアをしなければどんどん傷みやすくなっているということ。
一度開いてしまったキューティクルを戻すのはほぼ不可能ですが、それでも手触りをよくしたり、ツヤをできるだけ保ったりするためにはダメージケアが欠かせません。
シャンプー後は補修効果のあるトリートメントを塗布し、ドライ前はアウトバストリートメントもぜひ使用してみてください。できるだけ早く髪を乾かすのもポイントです。
泡タイプのトリートメントでスタイリングをする
まだパーマは残っているはずなのに、スタイリングがどうもうまくいかない… といったこともあるかもしれません。そんなとき、美容院帰りのようなパーマを復活させるにはどうしたらよいのでしょうか。
「alotta KICHIJOJI」店長の逢坂俊也さんは、「ニュアンス感をつくれるトリートメントフォーム」を使うことをおすすめするそう!
「パーマヘアの大きな要素として『カールの形成』と『カールの維持』があります。パーマ用のスタイリングムースを使っている方も多いと思いますが、うまくカールがでなかったり、つけすぎてベタついたりとスタイリングに慣れるまでは難しいもの。そこでスタイリング剤としても優秀なのが泡タイプのトリートメントです。
そもそもパーマヘアでスタイリング剤をつけすぎてしまうのは、髪のパサつきが原因にありますから。トリートメントフォームで髪1本1本に栄養をあげることで、ナチュラルなツヤのあるウェーブに仕上がりますよ」(逢坂さん)
\おすすめはこれ!/
▲ルシケア トリートメントフォームF 280g ¥1,870(税込)
質感コントール成分、毛髪強化成分を配合したスタイリング剤。髪にうるおいを与えしっとりさせるので、濡らす手間が必要なく時短にもぴったり。パーマ部分にポンポンとのせ、その後下からウェーブを持ち上げるよう軽くにぎると、きれいな動きある髪が復活。仕上げにヘアオイルを重ね付けするとツヤも長持ち!
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