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2022.03.03

目指せ!バイリンガルキッズへの道〜英会話スクール編〜

世界中で、英語を話す人口は約17.5億人、全人口の1/4にあたります。英語を話すことができれば、それだけ多くの人々とコミュニケーションをとることができるということですね。コロナ禍で海外旅行に行く機会こそ減ってしまいましたが、その分場所に囚われず、日本にいながら容易に海外とつながることができるようになりました。幼少期の英語学習のコツや注意点・子どもの英語力を伸ばすための場所やサービスを紹介します。今回は、イーオンキッズのレッスンを体験してみました。

Text:
岡 のぞみ
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英語は学習するのではなく、経験すること

幼少期の英語学習のコツや注意点について、英語のプリスクール(認可外保育施設)と英会話クラス「英会話フレンズ&プリスクール」を経営するフォルカーソン・愛さんにお話を聞きました。

「英語は学習することではなく、経験するものだと考えています。大切なのは、とにかく楽しむこと。それが英語に興味をもち、どれだけ吸収できるかにつながります。発音について心配される方もいらっしゃいますが、ご家族以外で英語に触れる機会(歌や映画など)があるのなら気にしなくても大丈夫。人は1歳になる頃には色々な言語を識別できると言われているので、ネイティブの英語でも日本人の英語でも聞き分けられますし、たった1人の発音をそのまま吸収するということはありません。発音を気にして英語を話さないのはもったいないので、楽しく英語に触れる時間をつくってみましょう」(フォルカーソン・愛さん)

声がけにも注意が必要だと言います。学校や習い事から帰ってきた子どもに聞きがちなのが、「今日は何を学んだの?」。何かを習いに行っているとしても、授業の中でコミュニケーションや聞く力など、さまざまなことを経験しています。その中から何を学んだかを選択するのも大変ですし、「何かを覚えなくてはいけない」と、義務感になり楽しめなくなってしまいまうそうです。ぜひ、「今日は何が楽しかった?」と声をかけてみましょう。

英語を始めるタイミングは?

「私が経営するプリスクールの生徒を見ていても、2歳児の吸収力や真似る力はすごいなと感じることが多いです。3〜4歳になると知識や知恵がつき、『どんな意味なんだろう?』と考えて言葉を“使いこなす”ようになります。2歳児は意味が分からなくてもすぐに真似るので『gonna(going to)』や『wanna(want to)』といった言葉も自然と使っていますね。とは言っても、小学生でも中学生でも、大人でも、好きで楽しむことができれば、英語を学ぶのに遅いということはありません。

楽しむこと。これは英語に限らず、どんな学習でも言えることです。何かを学ぶ・取り組むための土台を作るためには、子育て自体を楽しんでいただきたいですね」(フォルカーソン・愛さん)

好きなこと×英語

英会話レッスン、海外留学、キャラクター教材など英語の学習方法はさまざまですが、どのように選べば良いのでしょうか。

「それぞれ個性があるので、子どもが興味を持っていることにことに英語をかけ合わせるのが良いと思います。例えば、家族みんなで英語で映画を見たり音楽を聞いたり。サッカーが好きなら中継を英語で聞いてみるのもいいですね。例え英語が分からなくても、映像で理解することができます。英語に触れる時間を増やすのは良いですが、動画を流しっぱなしにするのはあまりオススメしません。一方的なコミュニケーションになり、2歳以上は飽きてしまいます。親御さんも一緒に動画を見ながら踊ったり歌ってみるなど一緒に楽しめるといいですね」(フォルカーソン・愛さん)

そこで、親子で楽しみながら英語に触れることのできるサービスやツールを体験し、内容や子どもの反応などについてレポートします。今回は、こども向け英会話を体験するため、イーオンキッズにお邪魔しました。

年齢に合わせた細かなクラス分け・教材

大人向けの英会話教室では、レベルごとにクラスが分けられていることが多いですが、イーオンキッズでは、 下記のように年齢に合わせて8つのクラスを設けています。
・1〜2歳
・3歳
・4〜5歳
・6歳
・小学1〜2年生
・小学3〜4年生
・小学5〜6年生
・中学1〜3年生
※開講状況はスクールでご確認ください。

年齢や学齢の発達段階に合わせたベストなテキストや指導法で英語のスキルを伸ばします。
息子は4歳半なので、4〜5歳クラスに入りました。レッスンをしてくれたのはアメリカ出身のTodd(トッド)先生。イーオンキッズの教師は、英語力だけではなく、「子どもの性格に合わせて教えるスキル」をかね揃えています。心強い!

息子はというと、初めての場所、初めてのお友達と先生の前で、最初の10分はもじもじ。「あ、これダメなやつかも」と不安がよぎりましたが、さすが児童教育のプロフェッショナル。笑顔で息子の手を取り、さりげなく円の中に入れてくれました。お友達も声をかけてくれ、その後はクラスに馴染むことができました。

最初のレッスンでは、すぐに馴染む子もいれば、最後まで緊張している子も、時に泣いてしまう子もいるそうです。「うちの子大丈夫かしら」と不安になることもあるかもしれませんが、先生もスタッフも慣れているので、お任せしてしまいましょう!

ダンスやジェスチャーなど、動作とセットで覚えやすい

挨拶の歌から始まり、天気や曜日の歌をみんなで歌います。毎回のお馴染みソングのようで、みんな楽しそうに大きな声で歌っているので、息子もつられて「Sunday Monday♪」と口ずさんでいました。

この日メインで学んだのは5つの単語。
・MONSTER
・ROCKET
・UFO
・TRAIN
・AIRPLANE

モンスターや飛行機など、単語に合わせてポーズをしながらみんなで発音します。イラストや動きとセットで学ぶので意味を理解し覚えやすいように感じました。子どもたちの発音がネイティブのようでびっくり!

歌に合わせて単語とイラストが書いてあるカードをタッチしたり、カードをピンに見立ててボーリングなども行いました。
一人ずつボールを投げて、倒れたカードの単語をみんなで読みあげます。ゲーム感覚で、大盛り上がり。この頃には息子の緊張もすっかりとけました。ボールがカードに命中すると「やったー!」と、隣にいた子と一緒に大喜び。さすがみんな年齢が近いので、仲良くなるのも早い!

「長く通っている子たちのクラスに急に入って、授業に追いつけるのかな」と不安でしたが、単語がわからなくても、他の子が教えてくれたり、先生のジェスチャーですぐに理解できるので安心。

英語だけでなくて振る舞い方も学ぶことができる

レッスンの最後は「put away♪ put away♪」と歌いながらお片付け。子どもたちは、自分で使ったテキストやカードなどをカバンの中にしまい、背負ってあっという間に帰りの準備が終了。

イーオンキッズでは、英語の習得だけでなく、片付けや挨拶などの振る舞い方、問題解決やコミュニケーションの能力、チームワーク力などの「時代を生き抜く力」を高めることを目指しています。日本語の場合は主語が省略されることが多いですが、英語の場合は「I do ○○」と言ったように、主語が必要になります。責任の所在がはっきりするので、自然と意思表示する力が身につくそうです。

幼児過程コース(3歳~6歳)終了時には、約850語(!)の語彙を習得し、クラスメイト同士で質問したり答えたりできるようになっている想定なので、簡単なコミュニケーションは取れちゃいます。

友達と一緒に楽しく学ぶ

※撮影のためマスクを一時的に外しています。レッスン時は教師も生徒もマスク着用しています。

レッスン後には、「One Little Finger」と「Hello Song」を口ずさみご機嫌な息子。数日後には「R」を見れば「Rocket!」、「U」を見れば「UFO!」とアルファベットと単語がスルッと出てくるように。「次の月曜日、また行きたい!」というほど楽しかったようです。
(他の親御さんからも「看板やアルファベットを自然と読むようになった」「エレベーターで乗り合わせた外国人の方に自己紹介し始めた」といった声が多いそう。)

これまでは英会話スクールに対して、「子どもは集中してレッスン受けられないのでは」「週1〜2回で英語力って伸びるの?」など不安や疑問がありました。今回レッスンを受けてみて、子どもが楽しく学ぶことのできる工夫や、英語だけでなく生きる力にアプローチするなど考え込まれたレッスン内容に、これは自己流で学ぶのとは大違いだと確信。他の生徒さんが英語で挨拶をしている様子を見て、英語力アップへの期待も高まりました。

特に今はコロナ禍で休園・休校、オンライン授業の導入など、友だちと一緒に何かをする時間が減っているため、「友だちと一緒に英語を学べる」のが子どもにとっては嬉しいようです。もちろん教室は消毒や検温などの衛生対策も徹底されているので安心です。気になる方は無料体験もできるので、ぜひ利用してみてください。

【取材協力】

◆フォルカーソン・愛さん
富山県にある英語で生活を送るプリスクール(認可外保育施設)と少人数制クラスの英会話クラス「英会話フレンズ&プリスクール」代表。幼稚園教諭と保育士経験のある3児の母親。
英会話フレンズ&プリスクール
富山市中老田799
076-413-2343

◆イーオンキッズ 金沢八景校(神奈川県)
※イーオンキッズに関する情報はコチラ

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ライター

岡 のぞみ

広報・ライター。4歳の息子と夫の3人暮らし。営業、留学カウンセラー、コンビニの広報を経て独立。現在は、横浜と湘南を拠点に活動。

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