「この書類の提出期限は、明明後日の10月9日です」
この例文では、「明明後日」と言った後に、具体的な日にちを示しています。特に、期限が設けられている場合、期日に関して認識のズレが生じると、後にトラブルを引き起こしてしまうことも。期日がある場合はもちろん、ビジネスシーンでは、この例文のように日にちを明確に示すようにしましょう。
「明明後日から5日間、北海道旅行に行ってきます」
例文1はビジネスシーンを想定したものでしたが、こちらの例文は家族間での会話を想定したもの。「明明後日」は地域によって読み方や示す日にちが異なると説明しましたが、家族であれば、「明明後日」が示す日にちに違いはないでしょう。
「明明後日」の英語表現とは?
日本語特有の表現「明明後日」を英語で言いたい場合には、どのような表現が適しているのでしょうか。「明明後日」そのものを表す英語はないので、「3日後」という意味の英語をうまく使いましょう。それぞれ例文もあわせて解説します。
1three days from today
3日後のことを指す「明明後日」を表現したい場合には、「three days from today」を使いましょう。直訳すると「今日から3日後」という意味になります。なお、「today」を「now」に置き換えて、「three days from now」でも同様の意味合いで使えます。
例文:My boss will be in Tokyo three days from now.(上司は明明後日、東京にいます)
2in three days
より簡潔に表現したいなら、「in three days」を使ってみましょう。「in three days」は、「3日後に」「3日で」という意味です。
例文:My daughter has a test in three days.(娘は3日後にテストがある)
3in three days’ time
「in three days’ time」も「3日後に」という意味の英語です。こちらの表現を使う際には、「days」の後に、「’」をつけるのを忘れないようにしましょう。
例文:I’m going on holiday in three days’ time.(3日後に休暇旅行に行きます)
最後に
明後日の翌日、今日から3日後のことを表す「明明後日」。地域によってさまざまな読み方があることや、示す日にちが異なるとは驚きです。つまり、自分の考える「明明後日」と、相手の考える「明明後日」が違う可能性があるということ。この点を考慮して、「明明後日」を使う場合には、明確な日にちもあわせて示すようにしましょう。
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