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2022.07.15

「日次」の意味は?「日次報告」などビジネスでの使い方を解説



業務記録を報告するときに使用する「日次報告」などで登場する「日次」という漢字ですが、実は読み方によってそれぞれ意味が異なります。今回はそんな「日次」の様々な読み方から意味、ビジネスでの使い方まで合わせて解説していきます!

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「日次」の読み方や意味とは?

職場などで「日次報告」などと使われる「日次」は、一般的には「にちじ」と読むことが多く、「事を行う日を選んで決める」という意味があります。

「日次」は、「にちじ」の他に、「ひなみ」、「ひつぎ」、「ひがら」と読むこともでき、それぞれの読み方によって意味が異なります。「ひなみ」や「ひつぎ」、「ひがら」と読む場合には、どのような意味があるのでしょうか。それぞれの意味をより明確に理解するために、辞書に記載されている意味も引用しながら解説します。

日次

・ひなみ

「ひなみ」と読む「日次」を辞書で引くと、以下のような説明です。

1 日のよしあし。その日の吉凶。日柄(ひがら)。「―がよい」2 毎日行うこと。日ごと。3 日取り。日付。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

・ひつぎ

「日次」を「ひつぎ」と読む場合は、意味は以下のようになります。

1 毎日。日ごと。また、日々のこと。2 毎日奉る貢ぎ物。3 日がら。日ついで。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

・ひがら

「日次」を「ひがら」と読むと、以下のような意味に変わります。

1 暦の上での、その日の吉凶。2 ひかず。日数。3 客が芸娼妓に、紋日に買い切ることを約束すること。日柄約束。4 祥月(しょうつき)命日。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

また、「にちじ」と耳にした場合には、「日次」よりも「日時」を思い浮かべる人も多いでしょう。「日次」は「事を行う日を選んで決める」ことで、「日時」は「日付と時刻」のことです。

「日次」だけではなく、「月次」や「年次」という言葉も存在し、「月次」は「げつじ」と読み、「年次」は「ねんじ」と読みます。これらは、経理関連の業務に携わっている人にはお馴染みの言葉です。経理用語では、「月次」は「月ごとの」、「年次」は「年ごとの」という意味を持ち、「月次決算」や「月次報告」、「年次決算」などと使われます。

日次

経理業務に全く関連のない部署の人には、馴染みがない言葉かもしれませんので、「月次決算」、「年次決算」がどのようなものかを、簡単に解説しておきましょう。

年に一度行われる「年次決算」は、法律によって義務付けられたもので、確定申告や、株主への報告などで必要なものです。ところが「月次決算」は、法律で義務付けられていません。つまり、法律の点だけでいうと、「月次決算」は行わなくても問題がないということです。ですが、企業の多くは「月次決算」を行います。なぜかというと、「月次決算」を行うことによって、「月ごと」の財務状況が把握でき、それをもとに経営判断を行うことができるからです。

また、銀行が企業に融資を行う際などには、多くの場合「年次決算」だけではなく、「月次決算」の提出も求めます。この点においても、企業にとっては「年次決算」だけではなく、「月次決算」も重要なものなのです。

経理業務に携わる担当者にとっては、「月次決算」を行っておくと、一年に一度の「年次決算」の業務が楽だという利点もあります。

使い方を例文でチェック!

ここからは、「日次」を使った例文を紹介します。

1:手元のインゴットを売却するために、日次金価格推移(にちじきんかかかくすいい)を見守っている

金やプラチナ、パラジウムなど貴金属の価格は、固定ではなく、変動します。金は、世界情勢が不安定になると価格が上昇するといわれています。将来の金価格の上昇を見込んで、安い時にインゴット(延べ棒)を購入して保有している人もいるでしょう。そのような人は、日次金価格推移を見守り、売却するタイミングを考えているかもしれません。

2:本日はお日次(おひがら)も良く…

日次

「日次」を「ひがら」と読む場合は、「暦の上での、その日の吉凶」という意味で、「日柄」と表されることも多い言葉です。「本日はお日次も良く…」というのは、結婚披露宴の決まり文句になっています。

3:日次処理を確実に行う

ビジネスシーンでは「日次報告」や「日次処理」という言葉が使われます。先に触れた「月次決算」や「年次決算」と同じように、「日次処理」も経理業務でよく登場する言葉。経理業務の「日次処理」は、伝票処理や仕分処理、帳簿処理、請求書や納品書の管理などが代表的なものです。

類語や言い換え表現とは?

「日次」の類語にはどのようなものがあるでしょうか。

1:六曜

「六曜」は、昔の中国で吉凶占いとされていたものです。暦注のうちの、先勝(せんしょう)、友引(ともびき)、先負(せんぶ、さきまけ)、仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっこう)のことを指し、「ひがら」、「ひなみ」と読む「日次」の類語といえます。

2:幸先

「幸先」は、「良いことが起こる前兆」のこと。その日の吉凶を意味する「ひがら」や「ひなみ」と読む「日次」の類語です。

英語表現とは?

「日次」に英語表現はあるのでしょうか。例えば、結婚式の披露宴でよく使われる「本日はお日次(日柄)も良く」というフレーズ。この「日次」は、暦の上でのその日の吉凶のことで、六曜に関するものです。結婚式に良く選ばれるのが「大安」ですが、英語圏の文化には「大安」、「六曜」などの考え方はありません。

あえて英語にするなら、「The most auspicious day of the old 6-day Japanese calendar」となります。さらに、この「六曜」を英語で説明するなら、「Good & Bad Days in The Japanese Calendar」となるでしょう。

最後に

「日次」は「にちじ」と読んでいた人が多いと思いますが、「ひがら」や「ひなみ」と読めるということがわかりました。ですが、ビジネスシーンでは「日次処理」や「日次報告」など、「にちじ」と読むことが多いということも覚えておきましょう。

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