オンラインの場合
現在では、オンライン型の家庭教師も一般的になりましたよね。オンラインの場合、プロ家庭教師であれば5,000 〜7,500円、学生家庭教師であれば3,400〜4,200円ほど。交通費などがかからないため、家に来てもらう場合よりも、相場は安くなります。ですが、プロ家庭教師はそこまで変動がありません。
家庭教師を選ぶときのおすすめの方法は?
では、家庭教師を選ぶときには、どんな点に気をつければいいのでしょうか? ここでは、家庭教師を選ぶときのポイントを紹介します。
体験授業で相性を見る
マンツーマン指導の家庭教師は、やはり子どもとの相性がいいかどうかが大事なポイント。家庭教師を選ぶ際には、必ず体験授業を受けるといいでしょう。無料で受けられるところや、有料で受けられるところ、1か月の体験料金があるところなど、家庭教師によってさまざまなシステムがあるので、事前にチェックしておきましょう。なお、体験授業を提供していないところもあります。
「難関中学合格実績多数」などといった実績よりも、子どもとの相性が大事なので、体験授業がないところは避けた方がいいかもしれません。なお、体験授業では、子どもに合ったコミュニケーションをとってくれるか、的確な指導ができるかといった点をしっかり見るようにしましょう。
費用で判断する
家庭教師の質は、費用に比例しているケースが多いです。つまり、費用が高ければ高いほど質の高い家庭教師で、反対に安ければ安いほど、それなりの家庭教師ということ。進学塾にも通い家庭教師をつけるとなると、費用がかさんでしまいますが、あまりに安い家庭教師は避けた方が無難でしょう。
口コミ評価をチェックする
例えば、「志望校合格率100%」と書かれていたとしても、確実に合格できる学校を受験させていたり、第一志望の学校に合格できる生徒のみを指導していたりすることも。そのため、こうした実績だけを見て家庭教師を選ぶのは避けましょう。実績よりも、実際に指導を受けた人たちの口コミを見た方が、よりリアルな声を知ることができますよ。
実績と合格率を確認する
家庭教師を選ぶ際は、過去の指導実績や合格率をしっかり確認することが大切です。特に、志望校への合格者を多数輩出している家庭教師は、よりクオリティの高い受験対策を期待できます。例えば、「〇〇中学に合格した生徒を○人担当した」といった具体的な実績を持つ教師は、安心して任せられますね。
教科の得意分野を聞く
家庭教師を選ぶ際には、教師がどの教科を得意としているか、専門分野を確認することが重要です。中学受験は教科ごとに異なる対策が必要となるため、特定の教科に強い家庭教師を選ぶことで、学習効果を最大限に引き出せるでしょう。
算数が苦手なら、算数に特化した家庭教師を選ぶことで、短期間で成績がアップするかもしれません。
塾と家庭教師の併用はあり?
中には、塾と家庭教師を併用している家庭もあり、「第一志望に合格させるには併用したほうがいいのか」と迷っている人もいるのではないでしょうか?
もし両方を併用する場合には、塾で基本的な知識を習得し、仲間と切磋琢磨しながら学習します。しかし、集団授業では個別の苦手をじっくりケアすることが難しい場面も多いもの。そこで家庭教師には、塾で学んだ内容のフォローや、志望校に特化した個別の対策を行い、欠けている部分を補強してもらいましょう。
塾と家庭教師、それぞれの利点をうまく活用することで、さらなる成績アップが望めると思いますよ。
最後に
中学受験は、お子さんの将来にとって重要なステップです。進学塾と家庭教師、どちらを選ぶにしても、最終的に大切なのはお子さんに合った学び方を見つけることですよね。本記事で紹介した、家庭教師を選ぶポイントなどを参考にしてみてください。お子さんと一緒に受験を乗り切ってくださいね!
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