「剣道」のデメリットは?
・防具のにおい
剣道を習い事にする際、におい対策は切っても切れません。最近では道着だけでなく、防具も洗濯機で洗えるものが販売されています。そうしたものを上手く使うとよいでしょう。また、手間はかかりますが、こまめに防具を日陰干しするとにおい対策として効果が期待できます。
・青あざができる
2人1組の稽古が始まると、竹刀が当たることであざができることがあります。
・竹刀や床のささくれによるケガ
竹刀や床のささくれによって、ケガをするケースも。日頃から道具の手入れや道場の掃除・整備をしていても、起こり得ることです。「そういうこともある」と、まずは心得ておきましょう。
・親の送迎負担
ピアノや習字のような習い事とは異なり、剣道はとにかく大荷物! 子どもが小さいうちは、道具や防具一式を親が一緒に持っていくこともあるでしょう。親の送迎負担も考えて、剣道を習うか、教室をどこにするかなどは考えることをおすすめします。
「剣道」の習い事にかかる費用はいくらくらい?
「道具や防具は必要だけど、いくらぐらいかかるの? 月謝は?」など、気になるポイントを紹介します。
月謝はいくらくらい?
剣道の月謝は習う場所によっても異なりますが、週1回の場合、およそ2,000円~10,000円ほどが月謝の相場です。
「剣道」の習い事で必要な道具は?
最低限そろえる必要があるものが以下です。
・道着・袴:3,000円~5,000円ほど(素材による)
・竹刀:1,200円~3,000円ほど
・防具(面、胴、小手、垂れ、垂れ名札):すべて合わせて30,000円〜
・面タオルなど小物類:2,000円ほど
・防具や竹刀を入れる袋:7,000円~8,000円ほど
習い事で剣道を始める際には5万円ほどかかると考えておくとよいでしょう。
子どもの成長を考え、「長く使えるように」と大きすぎるサイズを選ぶと、思わぬケガに繋がることも。そのため、できるだけサイズの合う道具を揃えましょう。道場によっては、道具や防具が借りられるところもあります。剣道の道具をそろえる際には、道具の選び方も含めて道場にあらかじめ相談することをおすすめします。
「剣道」教室の選び方は?
剣道を学べる場所は様々あります。「剣道教室」のような場所、地元の有志が小学校などの場所を利用して行う教室、警察署の職員が指導する教室も。剣道だけでなくどの習い事にもいえることですが、指導者や一緒に学ぶ人達との相性は大切です。相性や雰囲気を確認するためにも体験会などに参加するといいでしょう。
目的別に選ぶ
剣道を習う目的を、明確にしておくことも大切です。なぜなら「段位をとる目的」と「試合に出る目的」では指導内容も変わるからです。もし途中で目的が変わったら、目的に合った教室に変えることも検討しましょう。
自宅からの通いやすさ
親が送迎する場合だけでなく、子どもが自分で通う際にも通いやすさは重要です。大荷物を持って道場に向かい、みっちり稽古をして疲れた後、また大荷物を持って帰宅。剣道は他の習い事以上に、自宅からの通いやすさも大切なポイントといえるでしょう。
最後に
体力だけでなく精神力も鍛えられる魅力的な習い事「剣道」。まずは体験会などに参加して、剣道そのものに触れたり、情報収集をしてからスタートできるとよいでしょう。
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