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EDUCATION 子供の習い事

2024.10.01

「剣道」の魅力とは? 始める時期や費用、教室の選び方まで【子供の習い事】

「剣道」のデメリットは?

・防具のにおい
剣道を習い事にする際、におい対策は切っても切れないものになるでしょう。最近では道着だけでなく、防具も洗濯機で洗えるものが販売されています。そうしたものを上手く使うといいですね。また、手間はかかりますが、こまめに防具を日陰干しするとにおい対策として効果が期待できます。

・青あざができる
2人1組の稽古が始まると、竹刀が体に当たることで、あちこちにあざができることがあります。

・竹刀や床のささくれによるケガ
竹刀や床のささくれによって、ケガをするケースもあります。日頃から道具の手入れや道場の掃除・整備をしていても、起こり得ることです。「そういうこともある」と、心得ておきましょう。

・親の送迎負担
ピアノや習字のような習い事とは異なり、剣道はとにかく大荷物! 子どもが小さいうちは、道具や防具一式を親が一緒に持っていくこともあるでしょう。剣道を習う前に、親の送迎負担があることは考慮に入れておきたいですね。

「剣道」に必要な道具

剣道を始めたいと思った時に気になるのが、揃える道具ではないでしょうか? 必要となる道具と選ぶときのポイントをチェックしていきましょう。

剣道の道具

(c) Adobe Stock

道着と袴(はかま)

剣道の練習や試合に欠かせない道着と袴は、体型や動きやすさを考慮して選びましょう。道着は着やすさを重視し、袴は動きをサポートする素材とサイズが重要です。価格は素材やブランドによって異なるため、購入前に道場の先輩や師範に相談して、自分に合ったものを選んでみてください。

竹刀

子ども用の竹刀は成長に合わせたサイズを選ぶことが大切で、扱いやすさと耐久性を兼ね備えた竹刀を選びましょう。もし、竹刀が練習中に割れてしまったら、すぐに交換することをお勧めします。

防具

剣道の防具一式(面、胴、小手、垂)は高価ですが、長期間使用可能です。サイズ選びは慎重に行い、体にぴったり合ったものを選ぶことで怪我のリスクを減少させることができます。初めて購入する際は、道場での試着やアドバイスを受けるといいでしょう。

「剣道」を習わせる注意点

実際に子どもを剣道に通わせる時に、知っておきたい注意点をまとめました。

防具や道具の管理

剣道の道具は高価で、正しい手入れが必要です。防具や竹刀は、使用後にきちんと乾燥させ、汚れを拭き取ることで長持ちします。親が定期的に点検し、修理や交換を行うことも必要でしょう。道具の管理をサポートすることで、子どもが安心して練習に集中できる環境を整えてあげてくださいね。

体力と集中力の必要性

剣道は体力だけでなく、集中力も必要です。練習は長時間に及ぶことがあり、特に始めたばかりの子どもにはハードに感じることも…。体力に自信がない子どもには、徐々に慣れさせることが大切ですね。

モチベーションの維持

剣道の練習は厳しく、時には辛く感じるときも出てくるでしょう。子どものモチベーションを保つためには、成功体験を積ませたり、目標を設定することが大切です。稽古についていけないと感じた時には、親が励まし、練習の意味や成果を伝えることで、続ける意欲を引き出す手助けをしてあげられるといいですね。

「剣道」の習い事にかかる費用はいくらくらい?

「道具や防具は必要だけど、いくらぐらいかかるの? 月謝は?」など、気になるポイントを紹介します。

月謝はいくらくらい?

剣道の月謝は習う場所によっても異なりますが、週1回の場合、およそ2,000円~10,000円ほどが月謝の相場です。

「剣道」の習い事で必要な道具は?

最低限そろえる必要があるものをチェックしてみましょう。
・道着・袴:3,000円~5,000円ほど(素材による)
・竹刀:1,200円~3,000円ほど
・防具(面、胴、小手、垂れ、垂れ名札):すべて合わせて30,000円〜
・面タオルなど小物類:2,000円ほど
・防具や竹刀を入れる袋:7,000円~8,000円ほど

習い事で剣道を始める際には、5万円ほどかかると考えておくとよいでしょう。

子どもの成長を考え、「長く使えるように」と大きすぎるサイズを選ぶと、思わぬケガに繋がることも。そのため、できるだけサイズの合う道具を揃えましょう。道場によっては、道具や防具などを貸してくれるところもあります。剣道の道具をそろえる前に、道具の選び方も含めて道場にあらかじめ相談することをおすすめします。

「剣道」教室の選び方は?

剣道を学べる場所は様々あります。「剣道教室」のような場所、地元の有志が小学校などの場所を利用して行う教室、警察署の職員が指導する教室もあるようです。剣道だけでなくどの習い事にもいえることですが、指導者や一緒に学ぶ人達との相性は大切ですね。相性や雰囲気を確認するためにも体験会などに参加するといいでしょう。

「剣道」教室の選び方
  1. 目的別に選ぶ
  2. 自宅からの通いやすさ

目的別に選ぶ

剣道を習う目的を、明確にしておくことも大切です。なぜなら「段位をとる目的」と「試合に出る目的」では指導内容も変わるからです。もし途中で目的が変わったら、目的に合った教室に変えることも検討しましょう。

自宅からの通いやすさ

親が送迎する場合だけでなく、子どもが自分で通う際にも通いやすさは重要です。大荷物を持って道場に向かい、みっちり稽古をして疲れた後、また大荷物を持って帰宅。剣道は他の習い事以上に、自宅からの通いやすさも大切なポイントといえるでしょう。

最後に

剣道は、体力と精神力を鍛える習い事です。子どもだけでなく親にとっても、子どもの成長を見守る貴重な機会となるでしょう。まずは、近くの道場の体験会に参加して、剣道の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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