「ヨックモックミュージアム」の注目したいポイント
2020年10月25日(日)東京・表参道に開館した『ヨックモックミュージアム』は、ピカソのセラミック作品などのヨックモック・コレクションを中心に美術品を展示する美術館です。
カフェ ヴァローリス
ミュージアムの1階には、「カフェ ヴァローリス」が併設されており、アートに触れた余韻に浸りながらゆっくりお茶したり、ふらりとカフェだけでも立ち寄れる憩いの場所となっています。そんな館内のカフェでいただけるスイーツは要チェックなラインアップ!
▲シェフ パティシエ 昆布智成氏
限定ミニャルディーズも含め、選べるプティガトーは全8種類で、すべてヨックモックグループのハイエンドブランド「アン グラン(UN GRAIN)」のシェフ パティシエ昆布智成氏が監修しています。
一推しは「ラ ぺ(La paix)」
▲「ラ ぺ(La paix)」590円
なかでもこのカフェでしかいただけない限定ミニャルディーズは必食の一品!
10月25日より開催されている展覧会「ピカソのセラミックーモダンに触れる」に合わせて、限定ミニャルディーズが新しくなり、秋冬の季節にピッタリな「ラ ぺ(La paix)」が登場しました。
「ラ ぺ(La paix)」とはフランス語で「平和」を意味しますが、ピカソは1949年に開催された「第1回世界平和擁護大会」の為に真っ白な鳩を描き、以後、白い鳩は平和の象徴となりました。
「人は皆、平等に平和を享受できる」という昆布シェフの思いが込められた「ラ ぺ」のトップには、紅茶のシャンティショコラを「イコール(=)」の形に絞り、その上に白鳩の羽を模したホワイトチョコが飾られています。
甘酸っぱくフルーティーな香りのある、コロンビア・シエラネバダ産カカオを使ったハイカカオミルクチョコレートに、高知産のベルガモットが香るアールグレイ風味のムースショコラの中に、ラベンダーのクレームブリュレと国産アプリコットのコンポートが二層に重なり、南仏を感じさせる一品。
一口味わってみると、アールグレイ、ベルガモット、ラベンダーと次々と変化する香りのレイヤーや、まろやかで風味良いショコラムースとアプリコットの甘酸っぱさが織りなすハーモニーに癒されます。
選べるドリンクと合わせて「ミニャルディーズ セット」もおすすめ
スイーツは単品でも楽しめますが、コーヒー、紅茶、ジュースからドリンクが選べる「ミニャルディーズ セット」も用意されています。
▲「art for latte」1,200円
ラテアートのエッチング体験ができる「art for latte」もチェック!
また、ミュージアムカフェならではの体験型アートメニューも用意されており、ラテアートの一つの技法であるエッチングを体験できる「art for latte」では、フリーポア(何も使わずにフリーハンドでミルクの泡を注ぎこむ技法)まで整えられた本格的なカフェラテに、ピックを使用して自由にデザインや文字が描ける、ラテアート体験が楽しめますよ!
▲なんだかよく分からないキャラクターの出来上がり(笑)
実際に絵心のない筆者が体験してみたのですが、適当に心赴くままにやってみたところ何とか形になりました(笑)。やるまでは特に興味のなかったラテアートですが、実際にやってみると楽しくて熱中してしまいましたよ!ぜひトライしてみて!
【カフェ ヴァローリス】
場所:ヨックモックミュージアム内
時間:10~17時(16時LO)※テイクアウト不可
休み:月曜・年末年始 ※月曜が祝日の場合は翌火曜休み
【ヨックモックミュージアム】
場所:東京都港区南青山6-15-1
時間:10~17時(入館は閉館の30分前まで)
休み:月曜・年末年始・展示替え期間 ※月曜が祝日の場合は翌火曜休み
料金:一般 1,200円/大学生・高校生・中学生 800円/小学生以下 無料
チョコレートアドバイザー
西村 裕子
幼少期の頃から大好きなお菓子は“チョコレート”。学生時代から海外のチョコレートを取り寄せるなど、本格的なチョコレート愛好家歴は約30年。2014年、チョコレート鑑定家クロエ・ドゥートレ・ルーセル氏が講師をつとめた、日本コネスール デュ ショコラ協会認定のシニアアドバイザーの資格を取得。現在はチョコレートアドバイザーとして、Web・雑誌・ラジオなどのメディアにてオススメや注目のチョコレートの紹介や記事を執筆中。インスタグラム:@365chocolats
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