大人に似合う“耳かけボブ”の魅力!
お手入れも楽で大人世代にも人気のボブスタイル。耳かけボブは、重さが気になるときにも片側だけ耳にかけるだけで顔周りをすっきりさせ、洗練された印象に仕上げてくれます。きっちりとした雰囲気にもなるのでセレモニーにもおすすめ。シーンによって変化を楽しめます。
「前髪あり」×耳かけボブ【6選】
ラフなワンカールで抜け感のあるショートボブ
ショートボブはトップがペタンとしていると老けて見えやすいため、グラデーションカットで立体感を演出。髪の根元からふんわりとしたワンカールのパーマで大人かわいい雰囲気のひし形シルエットに。
前髪は眉毛が隠れるギリギリの長さに設定。少しおでこが透けてみえるようにつくることで今っぽくカジュアルに。マスクをつけても明るい雰囲気に仕上がります。
後頭部に丸みを持たせ、襟足をすっきりとまとめることで首が細く見えるうえ小顔効果も期待できます。顔まわりの毛束を耳にかけるとショート風のアレンジも楽しめる一石二鳥のヘアスタイル。
スタイリング
髪を軽く濡らた後、クリームをパール2粒分の量をとり、手のひらによく伸ばしてから全体によくなじませてからドライヤーで乾かす。顔まわり→襟足→トップの順でつけて、まとまり感と毛先の動きを。
●Use it
スタイルクラブ ライトワックス
このモデルの顔型や髪質
個性的になりすぎない大人の短め前髪のボブヘア
いつの時代も人気のショートボブは、顔まわりで差をつけるのがおすすめです。特に前髪は簡単に印象を変えられるのでイメチェンに打ってつけ!
眉上でカットした短め前髪にトライするなら、サイドに長めの前髪をつくって“つながり”をつくるのがコツ。前髪とサイドのなじみがよくなり、個性的になりすぎずきれいめファッションにもマッチします。
グラデーションカットでつくるふんわりシルエットのショートボブ。エイジングヘアの髪悩みに多いうねりやチリつきを抑えてくれる『ストカール(縮毛矯正とカールを同時にできるパーマ)』で、軽やかな毛先の動きをプラス。
カラーリングは7レベルのナチュラルなラベンダーグレージュ。黄色みを打ち消す絶妙なカラーだから、やわらかな毛流れを演出。肌を明るくきれいに見せる効果も期待できます。
スタイリング
髪を軽く濡らした後、クリームをパール3粒分くらいをとり、毛先→顔まわり→中間→トップの順で、もみ込む。前髪は指先でつまむようにして束感をつくり、軽く流しておでこをのぞかせて抜け感をつくりましょう。
●Use it
UTAU ソフトコンデンス
▲60g ¥3,080
このモデルの顔型や髪質
切りっぱなしラインのおしゃれボブ
切りっぱなしラインボブは外ハネのスタイリングが主流の中、あえて毛先に自然な丸みを出すことで大人でも似合う落ち着いた雰囲気に。顔側が短くなっている前上がりでカットしているので、ストレートボブでもシャープになりすぎることなく、柔らかさを残しています。顔周りにレイヤーを入れているため重さが軽減され、こなれた印象をプラス。耳かけをするとピタッとタイトなフォルムになり、フォーマルなシーンにも対応できます。
カット
全体は肩よりやや上の位置でプツッとなるようにワンレングスにし、顔周りは前上がりになるように毛束を引き出してカット。前髪は眉ラインで直線的に作る。
カラー
地毛のようでありながら、光が当たると透明感たっぷりのスモーキーアッシュに。地毛よりまろやかな印象。
スタイリング
ストレートアイロンで自然な丸みになるように整え、前髪はおでこに沿う程度の内巻きに。全体にオイルを手ぐしでなじませ、前髪は毛先のみにつけてコームで整えて。
このモデルの顔型や髪質
※クセが強い人は、縮毛矯正パーマをかけておくと扱いやすくなる。髪が少ないとペタッとしやすいので、分け目がつかないように乾かして根元をふんわりさせると、バランスが取りやすくなる。
骨格カバーが叶う“ひし形ボブ”でマスク美人に!
レイヤーカットでひし形シルエットをつくるのがカギ。耳横あたりに横幅をつくることで錯視効果が生まれ、小顔に見せることが可能。目にかかるギリギリの長さでカットした前髪、頬にはらりとかかる後れ毛で顔の幅も小さく見せられます。
おでこが見えるシースルーバングで抜け感を演出。カラーリングはツヤのあるパールベージュで透明感のある若々しい印象も手に入ります。
スタイリング
全体を濡らした後、ヘアセラム1プッシュを毛先になじませておく。毛先が内側にながれるようにドライヤーを当てる。このとき下を向いて根元から乾かすときれいにまとまりやすい。しっかりと乾かしたら、ストレートアイロンで毛先を内巻きにワンカールさせて。
●Use it
オージュア リペアリティ スーペリアエッセンス
▲100mL ¥4,180
このモデルの顔型や髪質
インナーカラー×ボブで大人カジュアルに
そもそもインナーカラーとは髪の内側のみを染めるヘアカラーのこと。幅広い世代に人気を集めているトレンドヘアのため、一歩間違うとイタく見えてしまうこともあるので注意が必要です。ここで大人世代におすすめするインナーカラーは、なじみのいいミルクティーベージュ。9レベルの透明感あるベージュのベースカラーとのさりげないコントラストでおしゃれに仕上がります。
肩上ラインで毛先をパツッと切り揃えたボブヘア。表面にほんのりレイヤーを入れることで、髪に自然な動きがうまれて大人っぽく見えます。顔まわりを後ろに流してラフに。
あえて、あいまいに耳掛けすることでニュアンスを演出できます。全体の毛先は軽く外ハネにすることで明るい雰囲気に。仕上げにオイルでセミウェットな質感にすることで大人の女性らしさも手に入ります。
スタイリング
髪にクセがある人はストレートアイロンでクセを伸ばし、毛先を軽く外ハネに。オイルを10円玉大の量をとり、手のひらに伸ばしてから髪の内側からなじませる。手に残ったオイルで毛先や顔まわりの毛束を整えて、軽く耳掛けして完成です。
●Use it
N. ポリッシュオイル
このモデルの顔型や髪質
顔型悩みもカバーする軽やかパーマボブ
華やかなカールが若々しさを後押し!
カット
襟足3cmからあご下5cmの前下がりのボブベース。ニュアンスが出やすいよう、表面に軽くレイヤーを。前髪は眉下でラウンドカットして、中央の毛先だけ薄くする。
似合う顔型や髪質
「前髪なし」×耳かけボブ【4選】
ストレートタッチのシンプルボブ
あえて丸みを出さずに縦のラインを強調したストレートボブは、クールな魅力たっぷり。長く残したフロントの髪で、顔の横幅や気になるエラをカバーして小顔に見せてくれます。髪が広がらずタイトなため、頭がコンパクトに見えるのもうれしい。結べる長さを残しているので、サイドに少し後れ毛を残しつつざっくりとひとつ結びにしてもいい感じ。
カット
あごラインのワンレングスボブ。内側にグラデーションを入れて、襟足のおさまりがよくなるように調整。
カラー
明るめのオリーブグレージュ。スモーキーな寒色は、初夏にぴったり。
スタイリング
ストレートアイロンで表面を軽く整えてから、少量のオイルを全体にもみ込むようにつけて束感を出す。髪が細い人や少ない場合は、オイルではなくシアバターを使うと髪がペタンとなりにくい。
似合う顔型や髪質
ストレートアイロン&オイルでつくる“大人のタイトボブ”
今、トレンドのタイトシルエットの髪型。短めから長めまで、さまざまなレングスで楽しめるスタイルですが、どんな方にも似合いやすくて扱いやすいのがボブスタイル。
あご下4cmの長さで前下がりになるようにカットして、直線的なラインでスタイリッシュに。程よく重量感がありまとまりやすくなっています。カラーリングは10トーンの軽やかなシアーベージュをセレクト。
おでこが隠れていると甘くなりやすいため、ナチュラルなかきあげ風前髪で洗練された大人の雰囲気を。このとき分け目をふんわりと作ることで老け見え防止もできます。片側だけ耳かけしてフェイスラインをだすことも顔を明るくきれいに見せるポイント。
毛先は軽く外ハネにして、軽やかな動きをつけることで今っぽくおしゃれに決まります。後ろ姿も美人見えすること間違いなし! また首のラインがすっきりするため、頭を小さく見せる効果も期待できます。
スタイリング
ストレートアイロンで毛先全体を外ハネになるようにワンカールさせる。このとき温度設定は低温にして、ハネすぎないナチュラルなカールをつくるのがコツ。オイルを500円玉大をとり、まんべんなくなじませる。真ん中から少しずらして前髪を分けたら、多い方の前髪を後ろに流してかきあげ風に。反対側の前髪は耳にかけて。
●Use it
ウタウ リッチオイルセラム
▲30mL ¥4,840
このモデルの顔型や髪質
ざっくりセンターパートがゆるっと色っぽいこなれボブ
今っぽいセンターパートは、カットでしっかり毛流れを作っているためアイロンで巻きすぎなくてもいい感じになるのが特徴。前髪を厚くしていないので、センターパートでざっくりとかき上げても軽やかな束っぽさができ、それが顔にかかって大人っぽくおしゃれなムードを作れます。
カット
全体のスタイルは顎下でパツッとカットした切りっぱなしボブ。前髪は鼻ラインに設定し、なじむように顔周りにつなげてひし形シルエットを作りやすくする。
カラー
明るめのアッシュベージュをセレクトし、透明感とツヤを出す。
スタイリング
ストレートアイロンで毛先は外ハネ、前髪は軽く内巻きワンカールに。ざっくりとほぐしてから書き上げるようにし、オイルかバームで濡れ感をプラス
このモデルの顔型や髪質
輪郭カバーできる“前下がりボブ”も片耳にかけて抜け感も
年齢とともにもたつきが気になってくるフェイスラインをうまくカバーしてくれるのが、あごラインのボブ。顔側から後頭部に向けて上がるようにカットしているため(前が下がっている)、スッキリ見せもばっちり。この長さで前髪があると野暮ったく見えてしまうことがあるので、前髪はなしがベター。前髪がないと顔が縦長に見え、丸顔でもキュッと小顔に! 前髪が長いため、顔周りの髪が邪魔に感じる仕事の時などは耳にかけておくとストレスフリー。
カット
あごラインで前下がりにカット。グラデーションカットを施して、自然な丸みが出るようにする。前髪はワンレングスに。
カラー
9レベルのブルーアッシュ。赤みを抑え、暗めのトーンでも透け感が出て知的な印象に。
パーマ
なし。
スタイリング
26mmのカールアイロンで毛先だけ軽く内巻きにする。オイルをワンプッシュして手に広げ、手ぐしを通しながら毛流れを整えて。
似合う顔型や髪質
耳かけボブにおすすめのアレンジ
理想のゆるふわ感を作るランダム巻き【動画あり】
毛先を内巻きにするとちょっと古く見えてしまうため、毛先は必ず外巻きに。表面はうねりを出したいので、リバース巻き(後頭部の方に向けて巻く)とフォワード巻き(顔の方に向けて巻く)のミックスが基本です。
Before
肩上のボブレイヤー。ギリギリ結べる長さを残しておくと、アレンジ幅が広がる。巻かずにアレンジをするとこなれ感がなく、特にフォーマルシーンではさびしく見えてしまうことも。
HOW TO
①まずは毛先を外巻きに
髪が短い場合は、やや細め(この場合は26mm)のアイロンを使用。毛先だけ全てワンカールの外巻きにする。巻いたら長く時間をおかず、少しキープしてスルー。毛先にハーフカールのハネができるくらいでOK。
②表面は縦のミックス巻き
表面の髪は、アイロンを縦に使って巻く。まず顔に一番近い毛束はリバース巻き(後ろ向きに巻く)にして、その後ろの毛束はフォワード巻き(顔方向に巻く)に。これを交互に巻いていく。ポイントは、両サイドのフェイスラインの毛束は必ずフォワードにすること。ちなみに写真はリバース巻き。
全て巻き終わったら、ヘアバームをひとすくいして手のひらによーく広げ、巻いたカールを崩しながらなじませる。毛先をつけてから全体につけて。ヘアバームはつけすぎるとベタつくので、少しずつつけ、足りないと思ったらまた少し足すようにするといい。
After
アレンジ前のランダム巻き/ボブ編
うまく巻けなくても大丈夫! このひと手間、5分プラスするだけで、アレンジの仕上がりが見違えます。巻きすぎたとしてもしっかり崩せば大丈夫。慣れてくればもっと手早くできるようになります。ぜひトライしてみてくださいね。
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