結婚式の乾杯挨拶はどうする？ 挨拶のポイントや例文、注意点を紹介【専門家監修】

上司の乾杯挨拶の例文

職場の上司の場合、エピソードは会社でのものになると思いますが、主役は新郎新婦です。したがって、会社の紹介や宣伝にならないよう、意識してください。

「〇〇君は、〇年前に入社して以来、同じ部門で仕事をしてきました。新人の頃から、人一倍努力を重ね、最近では昇進も果たしました。自分のことだけでなく、常に周りへの配慮も忘れない〇〇君なら、よい家庭を築いていくことでしょう。本日はまた仕事のときとは違った、幸せなお顔が見られて嬉しく思います。

〇〇君、〇〇さん、これからは2人で楽しく、あたたかい幸せな家庭を築いてくださいね。それでは皆様、ご唱和ください。ご両家の更なる繁栄と、お二人の末長い幸せをお祈りいたしまして、乾杯！」

友人の乾杯挨拶の例文

友人の場合は、近しい間柄だからこそわかるエピソードを入れると喜ばれます。

「〇〇君とは、近所の幼馴染で、出会ってもう20年になります。子供の頃から一緒に遊び、成人してからは楽しい時間だけでなく、辛い時間も一緒に乗り越えてきました。

仲間内でも、いつも周りを楽しませる〇〇君が、〇〇さんという素敵な女性と出会い、今日という日を迎えたことを自分ごとのようにうれしく思っています。これからは家族同士で、仲良くお付き合いできるのを楽しみにしております。それでは、皆様、その場でご起立ください。お二人の幸せな未来をお祈りしまして、乾杯！」

結婚式の乾杯挨拶の注意点

ここでは乾杯挨拶の内容で注意したいポイントを紹介します。注意したいのは、以下の5点です。

・スピーチが長すぎる
・暴露話や、失敗談など新郎新婦を下げるような内容
・ふざけすぎている
・会社の紹介がほとんど
・ネガティブなワードが含まれる

乾杯するときに気をつけたいことは、乾杯の発声前にゲスト全員がグラスを持っているか確認すること。スタッフがグラスを配り終えていないのに「乾杯！」と言ってしまうと、バラバラの乾杯になってしまいますので注意してください。

最後に

結婚式での乾杯の挨拶のイメージはできましたか？ 新郎新婦との関係性に合った、自分らしい乾杯の挨拶ができるよう、応援しております。当日は、明るく堂々と、お祝いの気持ちを込めて乾杯の音頭を取ってください。