結婚式は欠席しても良い?
人生のうちに、何度かは経験するであろう「結婚式」。多くは、友人の結婚式に参加するパターンかと思います。時には会社の付き合いとして参加するケースもあるでしょう。しかし、事情があって欠席を選ばざるを得ない場合も。
友人や知人から結婚式の招待がきたとき、欠席することは失礼にあたるのでは、断ると招待してくれた友人との縁が切れてしまうのでは、と不安に思う人もいるかもしれません。そもそも欠席してよいのか、欠席する場合はどのような配慮が必要かなどについて解説します。
結婚式は欠席して良いのか?
結論、「結婚式は欠席しても問題ない」です。もちろん出席できることに越したことはありません。しかし、出席するかどうかは、招待された人の自由。やむを得ない理由で欠席しなければならない場合もあるでしょう。
ただ、欠席となり悲しく思うのは、招待してくれた友人です。欠席の理由や伝え方などに注意する必要があります。
欠席する理由として多いもの
結婚式を欠席する際に、どのような理由が多いのかいくつか例を紹介します。
1:当日に仕事があり、日程調整できない
結婚式は、大抵休日に行われます。しかし、仕事によっては平日が休みであったり、土日休みの方でも多忙なタイミングがあったりしますよね。このような場合、休日を調整することは難しいでしょう。やむを得ず欠席となっても仕方がない理由となります。
2:他の結婚式の予定が先に決まっている
意外と多いのが、すでに他の結婚式の予定が決まっているパターンです。結婚式に適した時期がありますし、同年代の友人の結婚式ともなれば同時期に重なりやすいもの。先に連絡が来た結婚式の返事をしてしまっている場合などが考えられます。
3:体調不良や家庭の事情
持病があり体調が不安定な場合、また妊娠中などの場合は状況的に参加が難しいでしょう。このような場合は、理由をしっかりと伝えることで納得してもらえるため、連絡が来た段階で伝えることがおすすめです。
結婚式を欠席する際に気をつけたいこと
実際に欠席するとなった場合に、気をつけるべきポイントがいくつかあります。招待してくれた相手に配慮し、新郎新婦を不快にさせないことが大切です。
1:お祝いの気持ちを伝える
まずは、「おめでとう!」とお祝いの気持ちを伝えましょう。招待状での返答、LINEや電話で直接伝えるなど連絡方法はさまざまありますが、まずは祝福の気持ちを伝えることが大切です。その上で、欠席の旨と事情を伝えるとベストでしょう。
2:招待が届いてから返答までの期間を気をつける
メールなどで出欠連絡を受ける場合は、可能な限り早めに返信することがマナーだといわれています。一方で、結婚式の招待状で出欠連絡を受けた場合は、少し時間を置いてから返信するようにしましょう。目安としては7日〜10日ほどです。
すぐに欠席の連絡をしてしまうと「初めから来るつもりがなかったのか」と誤解されかねないためです。考える、または調整する期間として間隔をあけるとよいでしょう。
3:欠席の伝え方を気をつける
結婚式に参加したくない理由の大半が以下のようなものではないでしょうか。
・経済的に厳しくお金がない
・招待してくれた友人との付き合いが浅い
・招待客に知り合いがいない
これらは「自分都合」の理由となってしまいます。相手からすれば、「あまり祝われていないのかな?」と嫌な思いをさせてしまう可能性も。そのため、欠席する理由としては控えるようにしましょう。
4:お祝いやメッセージカードなどを贈る
欠席する場合でも、ご祝儀やメッセージを贈ることはできます。このような対応によって、欠席しながらも祝福の気持ちを伝えることは可能。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
結婚式を欠席する際のメッセージカード
結婚式を欠席する場合、お祝いの言葉を書いたメッセージカードを渡すとよいでしょう。その際、欠席に対するお詫びの気持ちも添えます。ここでは、書き方や例文について紹介します。
メッセージカードの書き方
メッセージカードを書く際のポイントは、あまり具体的に書きすぎないことです。伝えたい気持ちや祝福の言葉は、ぜひ電話などで直接伝えてあげましょう。
一例ですが、下記のような構成を意識し作成することをおすすめします。
・お祝いの言葉
・結婚式の招待に対するお礼
・欠席する旨とその理由
・挙式の成功を祝う言葉