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LIFESTYLE 雑学

2023.09.10

「バイブス」とはどういう意味?ビジネスシーンでの使い方も紹介

 

「バイブス」という言葉について、何となくイメージできても明確な意味は分からない人も少なくありません。一般的に使用されるバイブスという言葉の意味・語源について、詳しく解説します。また、一般的なケースとビジネスシーンでの使い方も例文で紹介します。

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バイブスってどんな意味の言葉?

バイブスという言葉は、主に音楽業界で使われていたのが一般的にも認知されてきた背景があります。言葉の意味や由来、認知された背景を解説します。

互いにハイタッチしている人々のイラスト

ノリやフィーリングなどを表す言葉

バイブスとは、その場の雰囲気や感じた気持ちを表現するときに使われる言葉です。もともとはヒップホップやレゲエミュージックなどで、気持ちや感じていることを表現する際に使われており「いいバイブス(ノリのいい音楽)」や「バイブスやばい(歌詞の内容に感動している)」などの意味合いで使用されています。

一般社会で使用される際は、表現したいことが抽象的で具体性はないものの、漠然とした気持ちや雰囲気、ノリやテンションを表現する場合にバイブスという言葉が使われます。明確な意味はありませんが、基本的にはよい感情や前向きな感情を表現する際に使われることが多いのが特徴です。

詳細は後述しますが、バイブスはスラング英語でもあるため、英語圏でも同じような言葉の使い方になります。例えば、ある人に対していい雰囲気などを感じる場合に「She gives me good vibes.(彼女からはいいオーラを感じる)」などのように使われます。

2010年代の流行語

バイブスという言葉が一般的に認知されるようになったきっかけは2010年代前半、人気恋愛リアリティー番組「TERRACE HOUSE」(フジテレビ系列)に出演したモデル・今井華さんの発言といわれています。ブレークを果たした後に出演したバラエティー番組内で、バイブスという言葉を発信したことから、ギャルや若い世代を中心に流行しました。

近年では、バイブスという言葉はほぼ使われないという見方もありますが、SNS上では「バイブス上げるためにコスメ買った」「探していた限定商品を見つけて、マジバイブス上がった」など、日常的に使用されている様子が散見されます。

また、オタク用語としても使われるほか、お笑いコンビ・EXITが「バイブスいと上がりけり~」とネタ中で使用していることから、パリピ語(パーティーが好きな人が使う言葉)としても認知されるようになりました。

元は「vibration」から派生したスラング英語

もともと、バイブスは英語の「vibration」が省略された「vibe」の複数形「vibes」が、スラング英語として使用されるようになったものです。まず、英語の「vibration」は振動を意味する名詞で、そこから派生して人の感情や心の動きといった意味を持つようになりました。

「vibration」から生まれた「vibe」という英単語は、人・場所・音楽などに対して感じる雰囲気・オーラや、感情・気分を意味するスラングとして定着しています。英語では主に複数形「vibes」が使われるため、そのままカタカナにしたものが日本でも同じ意味で使用されています。

バイブスとvibesは使い方もよく似ている

英語で「vibes」という言葉を使用する場合、人・場所・音楽によってニュアンスがやや異なる点も、日本語で用いる場合とよく似ています。例えば、場所に対しては雰囲気や空気などを表現するのにvibesが使われます。お化け屋敷や不気味な建物・場所に対しては「This building has some bad vibes.(この建物、なんか嫌な雰囲気だな)」と表現が可能です。

人に対して使うときの「vibes」が持つニュアンスは、気分や雰囲気のことです。人からよい影響をもらったときに「get good vibes」、人によい影響や気持ちを伝えるときに「send good vibes」などと表現します。

音楽に対しては、雰囲気のよさやリラックスできる音楽に対して使われることが多く、「I love this music that has some relaxing vibes.(リラックスした雰囲気があってこの曲好きだな)」などと表現します。

バイブスの使い方を例文でチェック

バイブスという言葉には明確な意味がありません。感覚的に使用されることが多いため、使い方を例文でつかみましょう。

ハイタッチしている人のイラスト

「バイブス上がる」「バイブス高まる」

テンションが上がったり、ノリが高まったりする場面では、それぞれバイブスという言葉に置き換えて気持ちを表現できます。

・「仕事帰りに限定スイーツをギリギリ買えたからバイブス上がってる」
・「今日は好きな野球チームの試合を最前列で観戦するから、バイブス上がりまくり」
・「高校の同級生と久々に会ったけど、やっぱりバイブス高まるわ」

「バイブスが合う」

自分以外の相手がいる状況で、ノリが合うと感じたときや、相性のよさを感じたときにもバイブスという言葉が用いられます。

・「○○さんとは初対面なのに、バイブス合うなあ」
・「○○君はバイブスが合うと感じることが多い」

軽い印象を受ける言葉なので、友達やプライベートで知り合った人など、フランクな関係性の場合に使いましょう。

「バイブスがいい」

バイブスという言葉は、場所の雰囲気や状況に対しての感情を表現する場合に使用されるのも特徴です。

・「ここのカフェ、バイブスいいよね」
・「うわ、この曲バイブスやばい」

「バイブスがいい」よりもさらに強い感情を表すには、「バイブスやばい」という言い方が適しているでしょう。

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