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2024.02.07

「嫌悪感」とはどんな感情のこと?意味・種類・例文・言い換え表現などを解説

 

「嫌悪感」とは、人が特定の対象に対して抱く否定的な感情のことです。人間以外の生き物に対して感じることもありますが、人に抱くケースが多いといえるでしょう。言葉の意味・例文・言い換え表現とともに、「嫌悪感」を抱かれやすいタイプの特徴も解説します。

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嫌悪感とは?

嫌悪感とは、人やものに対する不快感や拒否感などの否定的な感情のことです。つまり、憎んだり、嫌ったりする感情を表しています。その対象は人であることが多いですが、動物・昆虫・は虫類などの生き物から、悪臭が漂うもの、見た目の気持ち悪いものなどまで、その対象はさまざまです。

嫌悪感を感じている女性 イラスト

(C)Adobe Stock

人の好みは千差万別であるため、嫌悪感を抱く対象もそれぞれ違うことを理解しておくといいでしょう。読み方は「けんおかん」で、「嫌悪感を抱く」「嫌悪感が湧いてくる」「嫌悪感を持つ」などの使い方をします。

けん‐お〔‐ヲ〕【嫌悪】
[名](スル)憎みきらうこと。強い不快感を持つこと。「不正を嫌悪する」「嫌悪感」「自己嫌悪」
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用

■嫌悪感には2種類ある

嫌悪感は、大きく2つに分けられます。1つ目は「原始的嫌悪感」と呼ばれるもので、蜘蛛や蛇を見た瞬間に、本能的・直感的に湧いてくる嫌悪感のことです。ニューヨーク大学神経科学センターのジョセフ・ルドゥー教授によると、脳の本能をつかさどる大脳基底核と扁桃核と呼ばれる部位が活性化することで起こると説明されています。

2つ目は、「思考系嫌悪感」と呼ばれている嫌悪感です。道徳感情や社会通念などと照らし合わせることによって生じる感情で、思考をつかさどっている前頭連合野と呼ばれる部位が活性化することで起こると説明されています。

外見に関して生じる感情は「原始的嫌悪感」、内面に関して生じる感情は「思考系嫌悪感」とおおよその区分けができるでしょう。

嫌悪感を抱かれやすい人の4つの特徴

嫌悪感を抱かれやすい人には、いくつかの特徴があります。おもなものは以下の4つです。

それぞれの特徴をくわしく解説します。

手で拒否を示す人たち イラスト

(C)Adobe Stock

清潔感がない

清潔感のない人は、嫌悪感を抱かれやすい傾向があります。清潔感のなさは多くの場合、身だしなみに対して無頓着である、衛生面で気を使っていないなどによってもたらされることが多いでしょう。

清潔感のないことへの嫌悪感の多くは生理的なもので、視覚的・聴覚的に許せないと感じてしまうのです。とくに潔癖症の人にとっては、不潔であることは許容しがたいケースもあるでしょう。

自己中心的である

自己中心的な人も、嫌悪感を抱かれやすいです。相手のことを考えず、自分の都合だけで行動する人は、周囲の人に迷惑をかけることが多くなります。そのため、嫌悪感を抱かれてしまう傾向です。

「嫌い」という感情は、相手に不快な行動を取られることによって芽生えることがあります。何度も繰り返し迷惑をかける相手に対して嫌悪感を抱くのは、自然な感情の流れでしょう。

マナーを守らない

マナーを守らない人は、嫌悪感を抱かれやすい傾向があるでしょう。たとえば、食事の席でのマナー違反は、生理的な嫌悪感につながるケースもあります。公共交通機関での騒音などのマナー違反、順番待ちの列の割り込みなど、公共の場でのマナー違反を許せないという人もいるでしょう。

この他にも、約束を守らない、時間にルーズであることなども、嫌悪感を抱かれる要因になる可能性があります。

すぐ感情的になる

すぐ感情的になる人も、嫌悪感を抱かれやすい傾向があります。感情的になることは、自分の感情のコントロールがうまくできないことを意味するでしょう。

ささいなことで怒ったり、怒鳴ったり、わめいたりすることによって、相手が恐怖心を感じることもあるかもしれません。困惑することも不安を感じることもありえます。そうした反応が嫌悪感を抱くことにつながるケースも考えられるでしょう。

嫌悪感の例文

嫌悪感という言葉は、日常会話でもよく使われています。ネガティブな意味を持った言葉であるため、誰かを形容する際に使う場合には、配慮が必要な言葉であることを認識しておく必要があるでしょう。

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