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2024.03.02

「親和性」とは物事を組み合わせたときの相性のよさのこと!使い方を例文でご紹介

 

親和性とは、物事を組み合わせたときの相性のよさのことです。物理や化学でも使われる言葉ですが、ビジネスや日常会話でも使われます。どのように使うのか、具体的な例文を通してご紹介します。また、類似する意味の言葉や、言い換えに使える表現も解説します。

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親和性とは?意味をご紹介

「親和性(しんわせい)」とは、物事を組み合わせたときの相性のよさのことです。また、結びつきやすい性質があるときにも使われます

肩を組む人たち イラスト

(c)Adobe Stock

【親和性】しんわせい
1.ある物質が他の物質と容易に結合する性質や傾向。染色色素が特定の生体組織に結合しやすい傾向や、細菌・ウイルスが特定の細胞や臓器で増殖しやすい傾向など。
2.物事を組み合わせたときの、相性のよさ。結びつきやすい性質。「オリンピック中継とSNSは―が高い」

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

物理・化学分野での「親和性」

親和性は、物理や化学分野でも使われる言葉です。ある物質が他の物質と容易に結合する性質や傾向があるという意味で、物質が特定の生体組織などに結合しやすいときに、「親和性が高い」と表現することがあります。

・この色素はアルコールと親和性が高く、スポイトで落とすと一瞬で液体の色が変わった。
・発見された新ウイルスは肝臓との親和性が高いとされている。

ビジネス・日常会話での「親和性」

親和性は、ビジネスシーンや日常生活でも使われることがある言葉です。物事を組み合わせたときに好相性を見せるものや、とりわけ結びつきやすい性質があるものなどを表現する場合に使用されます。

・スイーツとSNSは親和性が高い組み合わせだ。見栄えのするスイーツは、すぐに拡散される。
・機能性が高いことは認めるが、現場のニーズとの親和性が低いのではないだろうか。

親和性の言い換えに使える言葉

親和性と言い換えられる言葉としては、次のものが挙げられます。それぞれの使い方やニュアンスについて、例文を通して解説します。

親和性の言い換えに使える言葉
  1. 融合
  2. 融和
  3. 相性
  4. シナジー
  5. マッチング

化学実験中の男性 イラスト

(c)Adobe Stock

融合

「融合(ゆうごう)」とは、融け合うことや融け合って一つのものになることです。親和性は相性のよさを示しますが、あくまでも組み合わせたときに馴染むものであって一つになるわけではありません。

一方、融合は組み合わせてから一つになるため、お互いが分離できない状態になることを指します。

・A社の開発力と我が社のリサーチ力が融合され、今回のヒットにつながったといえるだろう。
・東西の文化が融合し、独自の文化となって昇華されたと考えられる。

融和

「融和(ゆうわ)」とは、融けて混じり合うこと、また、融け込んで調和することです。親和性とは異なり、お互いがお互いの一部になることを意味します。

・ペンキを塗った部分が周囲の色と融和し、見事に融け込んだ。
・コーヒーとクリームが融和し、温かみのあるやさしいベージュ色になった。

また、融和には打ち解けて親しくなるという意味もあります。

・部族間の争いを回避するためにも、まずは個人が融和を図る必要がある。
・新しいクラスメイトと融和し、何でも話し合える仲になった。

相性

「相性(あいしょう)」とは、互いの性格・調子などの合い方のことです。次のように使います。

・上司と相性が悪く、反りが合わない。
・今回の対戦相手とは相性がよいため、まず勝てるだろう。

なお、相性はよい・悪いと表現します。「相性が合う」や「相性が合わない」とはいわない点に注意しましょう。

シナジー

「シナジー(synergy)」とは、経営戦略において、各部門の相乗作用を活用した効果として利益を生み出すことを指す言葉です。企業や事業が協力するときに、1+1=2以上の効果が生まれることも「シナジー」と呼ぶことがあります。

・A社と協力するなら、シナジーを得られるだろう。
・売上が1.5倍に伸びたのは、テレビコマーシャルによるシナジーと考えられる。

マッチング

「マッチング(matching)」とは、種類の異なったものを組み合わせることです。親和性とは異なり、相性がよいかどうかは関係ありません。

・いくつかのフルーツをマッチングしてみて、オリジナルのミックスジュースを作った。
・彼のジャケットもパンツもおしゃれだが、マッチングがよくないのか全体的におしゃれには見えない。

親和性と相反する意味を持つ言葉

親和性とは相反する意味で使われる言葉としては、次のものが挙げられます。それぞれの使い方やニュアンスを例文を通して解説します。

親和性と相反する意味を持つ言葉
  1. 閉鎖性・閉鎖的
  2. 排他性・排他的
  3. 阻害

閉店の看板 イラスト

(c)Adobe Stock

閉鎖性・閉鎖的

「閉鎖(へいさ)」とは、出入り口を閉ざすころや、組織体がその活動や機能を停止すること、内にこもって他のものの立ち入りを許さないことを指す言葉です。

閉鎖する性質や傾向があるときは「閉鎖性」、自分自身や仲間内の殻に閉じこもって外部のものを受け入れようとしない様子は「閉鎖的」と表現します。

・この村は閉鎖性がある。村以外の人ともコミュニケーションを取るが、一線を引いている感じがする。
・彼女の閉鎖的な性格は、友人の少なさからもうかがえる。

排他性・排他的

「排他(はいた)」とは、自分の仲間以外のものすべてをしりぞけて受け入れないことです。排他の傾向がある様子を、「排他性」や「排他的」と表現します。

・この細胞には排他性があり、異物が侵入しても短時間で排出するようだ。
・排他的な土地柄で育ったからか、新しいものを受け入れるのに抵抗を感じる。

阻害

「阻害(そがい)」とは、妨げることや邪魔することです。打ち解けようとする親和性とは異なり、打ち解けるのを邪魔するときに使う言葉です。

・雑草が急激に成長し、庭で育てていたマリーゴールドの生育を阻害した。
・弟はわたしが勉強していると、遊んでほしそうに阻害する。

普段の会話に使ってみよう

仲の良さそうな人たち イラスト

(c)Adobe Stock

親和性は、物理や化学で使われる言葉ですが、日常生活やビジネスの場面でも使われることが少なくありません。「相性がよい」や「結びつきやすい」とも言い換えられるため、意識的に使ってみてはいかがでしょうか。

親和性は「高い」や「低い」だけでなく、「ある」や「ない」とも表現できます。馴染みやすい組み合わせに対しては「親和性がある」、反対に馴染みにくいマッチングには「親和性がない」「親和性に乏しい」と表現できるかもしれません。

状況にもよりますが、親和性が低いときは「閉鎖的」や「排他的」とも言い換えられます。ぜひ語彙を増やして、表現力アップに活かしてください。

メイン・アイキャッチ画像:(C)Adobe Stock

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