【目次】
純喜くんは、聞いてなくてもずっと喋ってくるので放置が一番です(笑)
映画『バジーノイズ』では、桜田ひよりさんが演じる“潮”がフライパンで窓を割って、僕が演じる“清澄”の部屋に乗り込んでくるシーンがあるんです。ものすごい勢いですよね。JO1でも、それくらい強引な河野純喜というメンバーがいるんです。彼は人の話はほとんど聞いていないのに、自分の話したいことは「聞いて!」「聞いてや!」って言ってくるんですよ。たとえこちらが聞いていなくても、ずっと喋ってくるので放置が一番です(笑)。
逆に、どんな時でも話をじっくり聞いてくれるのはリーダー(與那城奨)ですね。奨くんは、本当に小さな話から悩みまでじっくり聞いてくれますし、ちょっとしたボケにもちゃんと反応してくれるんです。優しくて好きですね。この純喜くんと奨くんがJO1を代表するボーカルだと考えると、本当に対照的だなって思っています(笑)。
写真をもっと見る誰よりもJO1を引っ張ってくれるのは純喜くんなんです
今作では、清澄が殻に閉じこもっているときに、潮(桜田ひより)と音楽仲間の航太郎(井之脇海)と陸(栁俊太郎)が、無理にでも引っ張り出そうとするんです。あんな感じで、「とにかく行こう!」と言い出すのも、河野純喜です(笑)。直感で動くのか、他のことをやっているのに「こっちに行こう!」って言い出すんですよ。でも、なぜかみんながその波に乗っちゃうんですよね(笑)。メンバーも全員が「まぁ、行くか」って空気になるのも、あらためて考えると面白いですよね。とはいえ、ライブだと純喜くんが引っ張って円陣をやってくれたり、声を出して気合いを入れてくれるので、純喜くんがいてくれて本当に良かったなと思っています。
さらに、映画では潮がフラッといなくなってしまうんですが、JO1でもそういうメンバーがいるんです。それが、大平祥生です! 集合場所に急にいなくなったり、気づくと違う場所に行っていたりするんです。ただ、僕たちに言わないだけで、スタッフさんにはちゃんと行く場所を言ってから行くので、問題はないんですけどね(笑)。
ちなみに、清澄はひとりで部屋に閉じこもって黙々と音楽を作っていますが、(木全)翔也もそのタイプです。楽器もやっていますし、曲作りも決めたら突き進んでやり遂げているので、尊敬します。まだこの映画の主題歌になっている僕のソロ曲『surge』は聴かせていないので、反応が楽しみです。
写真をもっと見る一番マンションの管理人に向いているのは瑠姫くんで、うるさくてクレームを入れるのは純喜くんだと思います
清澄はマンションの管理人をしているんですが、このお仕事は1日で本当に誰とも会話をしないくらいなんですよ。そのお仕事に向いているのは、白岩瑠姫くんだと思います。ひとりでいることも好きですし、細やかなところにこだわったりするタイプなので、適性があると思います。住人のおじいちゃんやおばあちゃんとのコミュニケーションも上手そうですしね。頭の回転も速いので、会話のボキャブラリーも多いし、みんなから愛される管理人になりそうです。逆に、向いていないと思うのは純喜くんです! たぶん、声がでかすぎてうるさいってクレームがくると思うんですよね(笑)。純喜くんの声は、みなさんが思っているその倍、うるさいです! ……そこが愛されポイントでもあるんですけどね(笑)。
写真をもっと見るそれでは映画『バジーノイズ』、ぜひ劇場でご覧ください!
Information
映画『バジーノイズ』
マンションで管理人を務める清澄(川西拓実)は、DTMを使って音楽を創作し、ひとりで演奏に没頭する日々を過ごしていた。友達も恋人も必要ない、自分の内なる音を形にすることだけがすべてだった。そんな清澄の前に、同じビルに住む潮(桜田ひより)が現れる。自分の好きなことを見つけられずに、他人の承認を求めて生活していた潮だったが、清澄の部屋から漏れ聞こえた音楽に心を動かされ、この音楽をもっと多くの人に届けたいと願うようになる。清澄は自らの音楽を人に聴かせることに興味がなかったが、潮の行動がきっかけで人生が一変するー。むつき潤の原作コミックを、ドラマ『silent』の監督である風間太樹が映画化した実写作品。
©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
原作:むつき潤「バジーノイズ」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)監督:風間太樹
出演:川西拓実(JO1)、桜田ひより、井之脇 海、栁 俊太郎 ほか
5月3日、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
▶︎公式URL
ジャケット ¥83,600、パンツ ¥52,800(共にターク/ジョワイユ)、〈シンヤコズカ〉のベスト ¥35,200、〈ジュスティーヌ クランケ〉のイヤーカフ ¥8,250(共にザ・ウォール ショールーム)、イヤークリップ ¥7,700(ナラティブ・プラトゥーン/ロール)、その他スタイリスト私物
撮影/新田君彦 スタイリスト/斎藤良介 ヘアメイク/西尾さゆり 文/吉田可奈
※この記事は2024年4月30日にOggi. jpに掲載した記事内容と同一です。
JO1
川西拓実
1999年6月23日生まれ。兵庫県出身。2019年に韓国発のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に参加。2020年3月にJO1のメンバーとしてデビュー。2023年には『クールドジ男子』で地上波連続ドラマ初主演を務めた。
ジャケット ¥83,600、パンツ ¥52,800(共にターク/ジョワイユ)、〈シンヤコズカ〉のベスト ¥35,200、〈ジュスティーヌ クランケ〉のイヤーカフ ¥8,250(共にザ・ウォール ショールーム)、イヤークリップ ¥7,700(ナラティブ・プラトゥーン/ロール)、その他スタイリスト私物
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