スマホとケース、ハンカチ、リップのみ
『Oggi』8月号には「スマホひとつでお出かけ」なる特集があって、「ほんとにできるのかなー」と疑っておりました。でも、財布の断捨離やキャッシュレスで旅行を実践し始めた今なら、ちょっとしたお出かけなら大丈夫な気もしてきて…。いざ、先週の土曜に決行!
まず大事なのが、スマホケース選び。好みはありますが、こんなふうにふたつ穴が空いていて、クロスボディ用の長いストラップがかけられるものをまず手に入れました。
スマホケースはシンプルな黒の手帳型。これに、スタッズ付きのストラップをつけてカスタマイズ。これを使い始めてから、「どこのストラップ?」と聞かれるのですが、ダブルスタンダードクロージングのネットショップで見つけたものです。まだ使いこなせていない今は、どんな長さがベストなのかわからないので、長さの調整ができるものが欲しくて、ようやく出合えました。
●支払いはモバイルsuicaメイン
キャッシュは持たず、クレジットカードは1枚。電車もタクシーも、買い物もスマホに入れたモバイルsuicaで。念のためにクレカをスマホケースに入れましたが、落とすと怖いので、表のポケットではなく、奥のポッケにしまいます。
●ストラップは120センチ台
私が付け替えた上の写真のスタッズ付きストラップは、104センチから138センチの間で長さ調整できるもの。110センチくらいだとポシェットと同じ感じで見た目にはいいけど、改札でスマホをかざすときに引っ張られる感があり。少し伸ばして120~125センチくらいで固定しておくことにしました。
実はもうひとセット購入しまして、アマゾンで見つけたシルバーグレーのスマホケースには、グレーの斜めがけストラップを。これもダブルスタンダードクロージングのもの(3,900円)。長さ調整はできませんが、ちょうどいい125センチ。パールがついてて、かわいい!
ほかにも海外ものやブランドもので、クロスボディタイプのスマホケースはありますが、ネット通販ではストラップの長さが書いてなくてわからない(さらに、長さの調整ができない)ものが多いとわかりました。また、海外ものは長さ130センチのものが多く、これだと日本人にはやや長め。コートを着た上からなら、大丈夫だと思いますが、まだ早いですしね。
●服はポケット付きが必須!
この土曜日の用事は、美容院と友達とのお茶。美容院の支払いはクレジットカードで、お茶代はsuicaが使えるスタバだったのでモバイルsuicaで支払い。荷物は、スマホを斜めがけにして、あとは汗拭き用のハンカチと、リップのみ。バッグがないので、ハンカチとリップを入れるポケットは絶対必要です。かなり身軽で、出かけるときはちょっと不安でしたが、慣れれば大丈夫。それどころか、両手があいて肩も軽く、とっても軽快。歩幅も大きくなるし、いつもはエレベーターでも階段を上っちゃおうという気にもなる。
それから、帰りに買い物をしたくなっても、「荷物になるからやめた」となって、ムダ使い予防にもなりました。これは予想外の効用です。
●スマホケースは鏡付きがベター!
そのほか、持ってたほうがよかったかなと思ったのは、リップを塗るときの手鏡ですが、スマホケースに鏡がついてるものなら、それで解決ですね。
●斜めがけストラップは、つけたままでもいいみたい
スマホだけのお出かけから戻ったら、長いストラップは外して通常ストラップに替えようかとも思いましたが、こんなふうにバッグに入れて少しストラップを出しておくと、取り出すときにすごい便利だと気づきました。バッグの中でスマホを探すこともなく、手に触れたストラップを引っ張ればいいから、ノールックですぐ取り出せる!
しばらくはこのまま使い続けてみようと思います。大きい荷物のときなんかは、そのまま斜めがけストラップを使い、大きいバッグとの2個持ち風にすれば便利ですね。
この斜めがけストラップ使い、あるスタイリストさんも同時期に始めていて、もっともっと流行るのではと思っていますが、どうでしょう…。一度やったら便利でやめられないことは、私がお約束します!
南 ゆかり
フリーエディター・ライター。Cancam.jpでは「インタビュー連載/ゆとり以上バリキャリ未満の女たち」、Oggi誌面では「お金に困らない女になる!」「この人に今、これが聞きたい!」など連載中。10/3発売・後藤真希エッセイ『今の私は』も担当したので、よろしければそちらも読んでくださいね。