顔まわりがキーポイント！ コテでつくる長めボブの外ハネスタイル
顎下くらいまでの長さで、洒落感抜群と根強く人気のボブヘア。シルエットや毛先のカットスタイルで雰囲気を変えられるのも魅力のひとつ。
しかしその絶妙な長さゆえ、セルフアレンジが難しいという声も。簡単だけどこなれて見え、ハーフアップやひとつ結びをしたときもこなれて見えるボブヘアの巻き方を紹介します。
Before
最近ボブの長さにカットしたばかりというDomani Labメンバーの杉本緑さん。杉本さんの髪タイプは〈毛量多め〉〈硬め〉〈やや太め〉〈内側にややクセあり〉。顎とからの間くらいの長さで、毛先がそろった重めのカットです。
「髪の量が多く、ボリューミーに見えてしまうことが悩み。巻いてもうまくバランスが取れず、広がりがちな中心部分を押さえるようにヘアアイロンを通しつつ、毛先を軽く内巻きにするスタイルが定番化しています」（杉本さん）
1：顔まわりの髪をリバース巻きする
プレートが自身に向くようにコテを持つ。顔まわりの髪の中間部分くらいをはさみ、毛先まですべらせるようにリバース巻き（後ろ向きに巻く）する。カールをつけたい部分でやや力をかけるようにすると、立体感のあるきれいな巻きに。
2：耳前の髪を外巻きにする
耳前の髪を分けとり、外巻きにする。しっかり巻くよりも〝J〟の字のようなハーフカールくらいが今っぽい仕上がりに。このとき、後ろの髪をブロッキングしておくと巻き込まずに済むのでおすすめ。
3：耳後ろの髪も外巻きにする
耳後ろの髪も同様、外巻きにする。毛量にもよるものの、だいたい2〜3束に分けて巻いていく。毛量が多い人や髪が広がりやすい人は、コテを髪の中間からすべらせて毛先を巻くようにするとボリュームが落ち着いて見える。
ヘアオイルをつけたら完成！
反対側も同様に巻いたら、ヘアオイルをつけて仕上げを。毛量が多い人は100円玉くらいを手のひらに取って両手にのばし、髪の中間くらいからヘアオイルを塗布する。顔まわりは手に残ったヘアオイルでとかすように塗布したら、完成！
使用したのはこちら
▲エヌドット｜N. ポリッシュオイル 150ml
特に毛量が多い人は、外ハネスタイルだとボリューム感が収まって見えます。最近はナチュラル寄りのスタイルが人気なので、ボブであれば強めのカールや全体を巻くよりもハネているくらいのカールがこなれ感のカギに。ぜひトライしてみてください。
撮影／黒石あみ ヘア＆メイク／土田美沙子（SUNVALLEY） 取材・文／近藤亜衣子
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