【目次】
ファッションマニアが選ぶ偏愛アイウェア・ブランドとは?
突然ですが、みなさんにはこだわりのアイウェアはありますか? おしゃれの変遷をいくつも経験してきたドマーニ世代になると、「このアイテムはこのブランドでないと」というこだわりが生まれるもの。第2回のプレゼンターはDomanistずい一のファッションマニア・大橋りつこさん。168cmのすらっとした体型で、普段は広報としてメーカーに勤務する彼女が、アイウェアでおなじみの〝オリバーピープルズ〟への偏愛論を語ります。
私のツボは、女っぽい細身のテンプル
「私が持っている〝オリバーピープルズ〟のフレームはショップのなかでもオーソドックスなタイプ。主観ですが、日本人ならどんな輪郭の人でも似合う形ではないかと思います。また華奢なつくりのテンプル(つる)も女性らしく、またクラシックな感じがして大人っぽい。もはや私のなかでサングラス=〝オリバー〟以外に考えられません! 実は一度、紛失してしまったのですが、これ以外にしっくりくるものが見つからず…。まったく同じものをリピート買いしています」
▲表参道にある商業ビル「Ao」の〝オリバーピープルズ〟で購入。プライスも3万円程度でちょうどいい!
ファースト〝オリバー〟はレンズの色にこだわると良いですよ
「デザインと同じくレンズの色も悩むところだと思いますが、私は髪の色に合わせてブラウンに。ブラックという選択肢もありましたが、サングラスの印象が強くなり過ぎてしまうので難しいんですよね…。『どのような雰囲気に見せたいか』にもよりますが、初めて買うならなじみやすいブラウンが断然おすすめです! 」
相性抜群なのは王道のデニムスタイル!
「ファッションアイコンとして欠かせない〝オリバー〟。日差しが強いシーズン以外に、コーディネートが物足りないときに合わせることも。先ほど話したとおり『女性らしさ』を感じるデザインなので、デニムスタイルの日に加えることでカジュアル過ぎない大人のコーディネートに仕上がります。あとはリップやチークが薄めなナチュラルメークの日もおしゃれに盛れるので、本当に頼れるパートナーです」
▲デニムだけでなく、ジャケットやきれい色ニットとも好相性◎。シーズンレスで取り入れています。
良質なブランドほど飾らない「美」がある!
「サングラス自体はデザインも質も上級。なのにレンズケースはシンプルなロゴが控えめに入っているだけ…というところがまたいいんです! 飾らないブランドほどつくる物に自信がある、そんな空気が漂っている気がします。アメリカ生まれの〝オリバーピープルズ〟ですが、製品自体は日本でつくられていると聞きます。噂によると、ここだけの話、今後は日本でつくられなくなるとか…。ジャパンメイドというのも魅力のひとつだと思っているので、できればこのままでいてくれないかな〜(笑)」
大橋りつこさん
メーカー勤務・37歳
企業PRやブランディングに従事し、有名なCMや大きなプロジェクトに関わった経験をもつキャリアウーマン。
撮影/大橋りつこ イラスト/服巻佳奈
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