忙しいワーキングマザー、自分のための時間作っていますか?
著者もドマーニ読者さんたちと世代が一緒で子どもがいて働いており、いわゆるワーママです。
本当に毎日忙しい!
早朝に起き、朝食を作り、子どもに食べさせ、着替えさせ、歯磨きさせ、学校に向かわせる。朝はまるで戦争です。夫もしかり。大した会話もできないまま、足早に家を出ていきます。
会社が終わったあと、急いで買い物をし、夕飯の支度、子供の宿題や提出物をチェックし、洗濯機を回し、お風呂に入り、歯磨きをさせ、眠りにつく。あっという間に1日が終わる。気付けば朝。夫と会話をしない日々が繰り返される。
日本中のほとんどのワーママが大なり小なり似たような日々を過ごしているのではないでしょうか? 前回、前々回と、セックスレス解消は夫のことを知ることだと書きました。でもこのような生活を送っているワーママは、“夫のことを考える”時間などない、のが現実。
そうなのです。夫はもちろんワーママも本当に疲れている。だから、夫へのねぎらいの言葉なんか出ないし、夫と心の距離も離れたまま、に陥ってしまいます。
物理的にも心理的にもセックスレスになってしまう環境なのです。
では、どうすればいいのか?というと、夫もそうですが、自分のことももっと知ること!ここまで忙しい自分に、簡単なご褒美をあげるのです。自分がどうしたらうれしいか?どうしたら、夫に不満をぶつけずにすむか?
考えてみてください。
自分が満たされていないから、夫に対して不満が募るのです。でも自分の機嫌はまず、自分でとるのです。1日に、10分でもいいから、自分がしたいことをする。『Domani』を読んで、次に買いたい服にめぼしをつけるでもいいし、次の休みの旅行を計画するなど、自分ひとりでできる、ワクワク、うきうきすることを毎日必ずするようにしましょう。10分も時間がとれないなら、家事代行サービスや、シッターサービスなども検討しましょう。
自分のご機嫌がとれれば、満たされていけば、余裕ができてきます。夫にも優しくできます。
セックスレス解消のカギは、あなた自身が握っているのです。
次回へ続く
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夫婦仲研究家・フリーエディター
白根千鈴
(しらねせんり)/1979生まれ。新婚当初から結婚生活に悩み、独自に夫婦仲の研究を始める。紆余曲折を経て、結婚12年目にして、今がいちばん夫婦関係が良好な日々を送っている。