Profile
ユリさん(38歳・仮名)既婚・子どもひとり
職業/人材紹介会社のエグゼクティブヘッドハンティング
趣味/地ビールめぐり
住まい/東京都北区(2LDK、家賃19万円)
story1 エリート男との豪華挙式をドタキャン!
「結婚願望度が高まったのは、20代後半のときです。そう、表のこのあたりですが、まあ本当によく合コンに行っておりました、私。週に2~3回はあたりまえ、その後にまた会社に戻って深夜まで仕事をして。10年前は、そういうことも、まあよくあったんですよ。上司が、『おいユリ、恋愛がおろそかになってないか!? 合コン行ってこい!』と。今だったら、セクハラになりかねませんけど」そう語るユリさんが、年収1500万のエリート銀行マンとお付き合い。プロポーズされ、いよいよ挙式!と思いきや…。直前になって彼の素顔があらわになる!?
▶︎年収1500万の銀行マンとの豪華挙式をドタキャンして800万が消えました
story2 「教えて」作戦でエリート男の心をくすぐる
30歳直前で結婚をドタキャンし、1年間の廃人生活を経て、ようやく体を動かし始めたユリ。とはいっても、婚活に役立つお稽古ごとで毎日の予定を埋めて、なんとか寂しさを紛らわせていただけだったのだが。そんな時、ふと先輩から聞いたビジネススクールの話に興味をもち、入学。そこで出会った男性たちと、授業を通して仲が深まって行くのだが…。
story3 平成年下男子を“育てる”恋愛
ユリの強みは、仕事が好きなこと、いつもポジティブなこと。弱みは、負けず嫌いなために男性に意見を言いすぎてしまうこと。それに対して、クラスメートは、「じゃあ、どういう男性がユリのターゲットになるか、考えてみよう」と議論を展開していく。MBAのクラスメートと分析してみたところ、自分には、年下の家庭的な男性のほうが向いている!という結論に。その後、何気ないきっかけで出会った年下男性、翔太に次第に惹かれていき…。
story4 育児に疲れたら仕事が癒しになる
翔太と付き合い始めたユリは、ずっとコンビニ弁当暮らしだった中で家庭的な彼に胃袋をつかまれる。ただし、ユリの言う「家庭的」は、相手に頼って生きることを指すのではない。将来の家庭プランをきちんと立てることができて、そのためのお互いの役割を実践できること。その点は、翔太も一致していた。彼に提案されて、将来の”家庭経営”について話し合い。家庭のマネジメントに、自分のマネジメント。MBA取得のおかげで、自分の将来設計に対してポジティブになれたかも…?
インタビュー
南 ゆかり
フリーエディター・ライター。『Domani』2/3月号ではワーママ10人にインタビュー。十人十色の生き方、ぜひ読んでください! ほかに、 Cancam.jpでは「インタビュー連載/ゆとり以上バリキャリ未満の女たち」、Oggi誌面では「お金に困らない女になる!」「この人に今、これが聞きたい!」など連載中。