「家事はできるだけ自分でやりたいからこそ、時短家電に頼る」
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▲Domani2/3月号「女の時間割」より 撮影/ 真板由起(NOSTY)
ワーキングマザーの強い味方の時短家電。あなたはどんな観点で選んでいますか?
株式会社サイバーエージェントで執行役員を務める石田裕子さんは、「家事はできるだけ自分でやりたいからこそ、時短家電に頼っています」と話します。
「家事にも達成感を感じるタイプなのか、“イヤだな。大変だな”とはとらえていなくて、意外と無心でやっているかもしれません。仕事でちょっと想定外なことがあってももくもくと家事にとりくむうち、いつのまにか忘れていたりすることも(笑)。自分の手を動かしつつ時短家電に頼りながら、効率よく“雑”にとりくんでいます」
そんな石田さんの多忙な毎日を助ける相棒たちとは…?
その1
アイロンがけのいらないドラム式洗濯乾燥機
「大容量かつ、洗濯プラスアルファの機能があるところが気に入って、日立のドラム式洗濯乾燥機を愛用してます。“風アイロン機能”がついていて、夫のワイシャツなど“そのままハンガーにかけて終わり!”でいいのがうれしいですね。今まで自分でかけていたアイロンがけの時間が大幅に短縮できて助かっています」
その2
予約調理してくれるオーブン
「夕食のおかずはいつも週末にまとめてつくりおきしています。日曜日に子供たちが遊んでいる間など、1〜2時間でだいたい10品前後つくっています。肉や魚を焼いたり、野菜を炒めたり煮たりするだけのシンプルなものをつくって冷凍しておき、食べるときにはチンするだけ。つくるときも食べるときも、シャープヘルシオホットクックが役立ちます。予約調理できるところが便利なんです」
その3
カフェなみのドリンクが瞬時に出せるマシン
「お客さまが大勢いらしたとき、何人分ものお茶をいれるのって意外と時間がかかりますよね。ネスカフェのドルチェグストを使い出してから、お茶出しの時間も時短が実現。ひとつながりの動作で素早く出せるので重宝してます。コーヒーやカプチーノが入っている専用カプセルをマシンにセットしてボタンを押すだけ。ホームパーティでも、おしゃべりに参加しながらパッと出せるので好評です」
時短家電を活用しながら、家でもさらにすきま時間を捻出。自分の時間を見つけることも欠かさないようにしているのだそう。
「たとえば子どもたちが寝たあとに家事を終えたら、ネットショッピングで自分の服を見つけたり、寝る前にベッドにタブレットをもち込んで洋画を少しだけ見たりとか。追われるばかりの日々の中でふとしたすきまに“自分時間”をもつことができると、また明日を頑張ろうというエネルギーがチャージされます」
テキスト
谷畑まゆみ
フリーエディター・ライター。『Domani』連載「女の時間割。」、日本財団パラリンピックサポートセンターWEBマガジン連載「パラアスリートを支える女性たち」等、働く女性のライフストーリー・インタビュー企画を担当しています。
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