お花屋さんが教える、”卒入学シーズン”に贈るべき花束
3月は卒園、卒業。4月は入園、入学と春はお花を贈るシーズンですよね。特に、役員になっているママたちはお花を頼むのにどんな花を選べばいいのか、悩んでる人も多いのではないでしょうか? 今回は贈るシーン別に、オススメのお花を紹介したいと思います。
【園児】
✔︎子どもが見てわかる花
✔︎持ち帰りが楽な花
卒園、入園は何かと荷物が増えますよね。園児は自分の荷物をすべて持ってはくれません。となるとママ的には少しでもかさばらない花がうれしいと思う花です。そして、子どもたちはいただいた花をまじまじと見ると思います。となると、子どもが分かる花で、このシーズンらしい花材は「チューリップ1輪」になります。昔から定番ではありますが、やはりこれがベストofベスト。余談ではありますが私の息子は卒園時にサイネリアの鉢をいただいたのですが、卒園証書はあるし、記念品はあるし、上履きはあるし…と大荷物の中、土の入った鉢物を持ち帰るのはとても大変だった思い出があります。
【小、中、高校生】
✔︎逆にチューリップ以外の花
✔︎小さめなら鉢物もOK
小学生以上になると園児のように贈られた花への興味は少し薄れるかもしれません。逆に園児に最適だったチューリップだと少し幼い印象。せっかく贈るなら、切り花よりその先も育てられる小さな鉢物もアリではないでしょうか。長く育てることができますし、記念的なものにもなりますよね。
ただし、お花屋さん的な話をすると切り花は大量でも対応できますが、鉢物は揃えるまでに時間がかかるので早めのご相談が好ましいです。そしてこれまた余談ですが、私の息子は小学校入学時に町内会から桜の鉢をいただきました。これは本人も喜んでいましたし、花屋の私も粋なプレゼントだなぁと感動しました。
上記は役員ママ目線でのお話をしましたが、個人的な贈り物にも応用できると思います。園児には分かりやすいチューリップやヒヤシンスなどがオススメ。小学生以上は香りが楽しめるスイトピーやスイセン、色が綺麗なラナンキュラスやアネモネなどちょっと変わり種がオススメ。
春は一気に花の種類が増える時期です。卒入学のプレゼントに困ったら、ぜひお花屋さんに相談してみてください。
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