最近、老けて見える…疲れて見える…の原因はバストにあった!
くすみやたるみを防ぎ、美肌を目指すため、日々顔のスキンケアを念入りにする人は多いと思います。しかし、どれだけ顔に透明感やハリがあっても、バストが削げ、デコルテがくすんでいると老けて見えてしまうもの。バスト&デコルテは、見た目年齢を左右する重要なパーツなのです。
”バストから美を唱えるオッパニスト”として活動する新Domanist中野祐子が、自身のサロンで培った多くの施術経験をもとに、アラフォー女性のためのバスト美容について、情報をお届けします!
バストが整うと顔まで明るく見える!
実は体の癖や肩こり、首こりの影響を受けやすいバスト。デコルテが削げているなど、バストのコンディションが悪いと老け見えの原因になります。くすんでいるバストは全体的に冷え、ゴワゴワしていますが、バストが整うことでほんわり温かく、ふわっとした触感に。見た目にも透明感がアップし、血色がよくなります。すると不思議と顔の血色まで明るくなり、表情までも柔らかくなるんです。バストのコンディションは顔映りにも大きく影響します。
顔だけでなく、デコルテのケアも日常的にすべし!
顔とひじ、かかとの皮膚の硬さや触感が違うように、パーツごとに皮膚の水分量や皮脂量、角質の厚さは異なります。水分保持力や保湿力は顔の方が優れ、デコルテは皮膚が薄く、顔と比べて皮脂腺も少ないため、乾燥しやすいのです。
特に夏は紫外線ダメージから肌を守るため、肌自体を強くすることが大切。水分保持力の高い肌はバリア機能も高く、強い肌になります。肌の露出が増える季節は、顔と同じくらいデコルテも日を浴びているので、日頃から顔だけでなく、バスト&デコルテのケアもしっかり行いましょう。
肩や首と同じようにバストにも疲労はたまる!
また、肩こりや首こりが影響して顔が疲れて見えるのと同じように、バストにも疲労がたまります。自覚がないだけで、実際に触ってみると痛かったり、痛気持ちいいと感じるなど、触ることで滞っているな…と実感するはず。
バスト&デコルテは形やサイズは気になるけれど、肩や首など、体のこりや疲労の解消、顔のケアへの意識ほど重きを置かない女性が多く見受けられます。日々丁寧にケアをしてきた顔と、ケアを怠りがちなバスト&デコルテとのギャップは、年月が経つにつれ深刻化。どんなに顔を美しく整えても、顔から下がくすんでいたり削げてしまうともったいない!
自分でできる簡単3ステップバストケア
1:手をグーの形にして内側から外側に向かって円を描くようにほぐします。
2:脇の下に4指を入れ込みしっかり掴んだら息を吐きながら内側に寄せる。戻しながら息を吸い、吐きながらさらに内側へ。これを5回繰り返す。
3:片手でバストを支え上に押し上げながら、もう片方の手でまあるく円を描くように形を整える。
バストケアはクリームやオイルを使って滑りやすい状態で行います。できればお風呂上りに、バスト専用のクリームを使用して行うことがおすすめ。
バストへのアプローチは人それぞれ、悩みや身体の癖、コリの状態で回数や方法が異なります。リンパの詰まりやコリで痛いと感じるところはとくに念入りに。ご自身のバストに触れ、バストのコンデションを知ることが大切です。
バストケアでさらに魅力アップ!姿勢改善にも効果的
最初にお伝えしたように、きちんとケアをするとふわっと柔らかく、温もりを感じるバストになり、血色がよくなります。身体も軽く、姿勢まで整う効果も。バスト&デコルテは、女性の魅力を上げるビューティパーツです。顔に光を当て、明るく見せるレフ板のような役割もあるんです。
バストは愛でるもの。日頃から顔と同様にデコルテ&バストも丁寧にお手入れをし、いつまでも美しく、今だからこそ出せる大人の女性の魅力を高めていきたいですね。
Domanist
中野祐子
30歳を機に小顔矯正サロンをオープンし、〝オッパニスト〟として日々バスト美容を広める活動をしている。コラムの執筆やセミナーなども精力的に行い、独自のバストケア技術には定評あり。
IG:https://www.instagram.com/petit.yuko/