【目次】
・タブレットとは?知っておきたい大事な特長
・選ぶときに基準にしたいポイント
・それぞれのOSの特色
・サイズ別おすすめタブレット
・特長別のおすすめタブレット
タブレットとは?知っておきたい大事な特長
「タブレット」は元来、「板状のもの」や「文字板」を表す英単語です。板のように薄く、携帯性に優れた「タブレット型端末」は、まさに現代の「文字板」と言っても良いでしょう。はじめにタブレットの主な特長を紹介します。
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タッチパネル式の電子機器
タブレットは、指やペンで、画面に直接絵や文字を入力できる、タッチパネル式の電子機器です。2010年にApple社の「iPad」が発売されたのをきっかけに、一気に注目度が高まりました。
画面が小さなスマートフォンよりも見やすく、パソコンよりも簡単に使えることから、子どもからお年寄りまで、幅広い世代に人気です。また、最近では学校教材や電子カルテなど、さまざまなシーンで利用されています。
スマートフォンやパソコンとの違い
スマートフォンやパソコンにはない、さまざまな特長も、タブレットの普及を後押ししています。タブレットには電話番号がないので、スマートフォンのように普通の通話はできません。しかし「LINE通話」や「Skype」などの、インターネット回線を使った通話は可能です。
電話会議や、遠くにいる実家の両親と話すときなどは、大きな画面のタブレットが役立つでしょう。画面が大きいことで、長時間読書やゲームをしても目が疲れにくく、何より快適です。また、パソコンと違って、マウスやキーボードが必要ないため「省スペース」で、どこにいても使えます。起動時間が短く、思い立ったらすぐに使えるのもメリットです。
選ぶときに基準にしたいポイント
タブレットの選択基準は、「OS」「サイズ」「通信方式」の3点です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
使用用途にあったOSにする
OSは、オペレーティングシステム(Operating System)の略です。パソコンの「Windows」と同じで、本体に最初から組み込まれており、アプリの操作やシステムの管理を行います。
現在販売中のタブレットのOSには、主に「iOS(アイオーエス)」「Android(アンドロイド)」「Windows(ウィンドウズ)」の3種類があり、それぞれアプリケーションや、スマートフォンとの連携など、使える機能が異なります。
お持ちのスマートフォンと連携させたいなら、「iOS」または「Android」、パソコンと連携させたいなら「Windows」がおすすめです。タブレット単体で使う場合は、使いたいアプリや機能で選ぶと良いでしょう。
使いやすいサイズを選ぶ
タブレットでは、画面のサイズも大事なポイントです。ただ、タブレットに限らず、パソコンもテレビも、画面のサイズは対角線の長さで表されます。
単位も、日本人には馴染みの薄い「インチ(1インチ=2.54cm)」が使われます。また、枠や操作ボタンがあるため、本体のサイズは画面サイズよりも一回りほど大きくなります。このためサイズを聞いただけでは、具体的な大きさが分かりにくいのが現状です。
大きさの目安として、「小型タイプ(7~8インチ)」ならハガキや文庫本、「スタンダードタイプ(10~11インチ)」ならB5サイズのノートよりやや小さめと考えておくと良いでしょう。自宅でノートパソコン代わりに使うなら、12インチ以上の大型タイプもおすすめです。
通信方式をチェックする
タブレットはインターネットに接続しないと使えないため、「通信方式」も必ずチェックしておきましょう。通信方式には「Wi-Fi」と「LTE」があり、自宅や外出先のネット環境によって決めるのが基本です。
LTEとは、通信事業者の電波を使ってインターネットに接続することで、スマートフォンと同じように、月々の通信料金がかかります。
また、Wi-Fiはどのタブレットでも使えますが、LTEの場合は契約情報を認識するためのSIMカードを挿すので、LTE非対応のタブレットは使えません。自宅や勤務先でWi-Fiが使える方や、ポケットWi-Fiを持ち歩いている方は、Wi-Fi専用モデルで十分でしょう。
それぞれのOSの特色
続いて、タブレットに使われている3種類のOSについて、それぞれの特色を解説します。
Google社のAndroid
Google社が開発した「Android」は、世界で最も普及している、スマートフォン・タブレット用のOSです。なんと8割近くの人が、Android端末を使っていると言われています。
Androidは、Google社からメーカーやアプリの開発者に無償で提供されているため、製造コストが抑えられ、販売価格も安くなります。機能や価格のバリエーションが豊富で、1万円以下で買える「格安」タブレットもあり、選択肢が広いのがメリットです。
Microsoft社のWindows
AndroidやiOSはどちらもスマートフォン・タブレット用に開発されており、パソコンとの互換性はそれほどありません。
しかし「Windows」搭載のタブレットなら、パソコンと同じような感覚で操作でき、「Office」などのMicrosoft社製パソコンアプリが使えます。ただし、ほかのOSに比べてアプリの種類が少ないので、人気のゲームアプリなどを楽しみたい方には物足りないでしょう。外出先で資料を編集するなど、仕事メインで使う方におすすめです。
Apple社のiOS
「iPhone」や「iPad」には、Apple社製のiOSが搭載されています。iOSは、誰もが直感的に操作できる、独特のユーザーインターフェイスが特徴です。イラスト作成や写真加工用のアプリが豊富で、クリエイターにも人気があります。スマートフォンからパソコンまで、同じApple製品同士の連携がしやすいのもポイントです。
サイズ別おすすめタブレット
ここからは、おすすめのタブレットを具体的に見ていきましょう。まずは小型サイズとスタンダードサイズから、1点ずつ紹介します。
8インチ以下 Apple「iPad mini」
8インチ以下の小型サイズで最もおすすめの機種は、Appleの「iPad mini」です。iPhoneと変わらない薄さで片手でも持ちやすく、バッグの中にもすっきり収まります。約300gと、小型のペットボトル並みの軽さも魅力です。別売の「Apple Pencil」を使えば、手帳やスケッチブックの代わりにもなります。1台で、ミュージックプレイヤー、本、手帳、カメラなど、何役もこなせる万能タブレットです。
商品名:Apple iPad mini Wi-Fi 64GB
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10インチ Microsoft「Surface Go」
ビジネスシーン向けの10インチタブレットなら、Microsoftの「Surface Go」がおすすめです。「Windows 10」を搭載し、別売のキーボードやマウスを接続して、ノートパソコンのようにも使えます。
少し厚めのB5判ノートほどの大きさで、重さも522gしかないので、バッグに入れても邪魔になりません。最新版の「Office」が入っているので、買ってすぐにWordやExcelが使えるのも嬉しいですね。「USB Type-C」対応ポートとSDカードリーダーが付いて、外部機器とのデータのやり取りも簡単です。
商品名:Microsoft Surface Go
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特長別のおすすめタブレット
タブレットの選び方は、予算や使用目的によっても変わってきます。ゲームが得意なモデルからとにかく安いモデルまで、特長別のおすすめを紹介します。
ゲームやエンタメに HUAWEI「MediaPad M3 Lite 10 wp」
HUAWEI(ファーウェイ)の「MediaPad M3 Lite 10 wp」は、主にゲームや映画、音楽を楽しみたい方におすすめのAndroidタブレットです。
データの処理を担うCPUの性能が高く、高精細ディスプレイを採用しているので、グラフィックが自慢のゲームや、3Dゲームも快適にプレイできます。テレビ放送を視聴できる「地デジチューナー」や、4基のステレオスピーカー、防水機能まで搭載され、お風呂に入りながらテレビを観ることも可能です。
商品名:HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp 10.1インチ
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SIMフリーでパッと使える HP「ENVY12 x2」
外回り中に、メールチェックや調べ物をすることが多い方には、SIMカード対応のWindowsタブレット、HPの「ENVY12 x2」がおすすめです。通信事業者と契約してSIMカードを挿しておけば、Wi-Fiが使えない場所でも接続できます。バッテリー駆動時間が「最長17時間」と長く、1日くらいなら充電器を持ち歩く必要がありません。「12.3インチ」の大画面で、標準でキーボードが付いているので、パソコンと同じ感覚で使える上に、起動時間が短く、必要な時にパッと使えるのもポイントです。
商品名:HP ENVY12 x2
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コスパ優秀で安い SSA「7 タブレット PC Android」
コスパの良さで選ぶなら、SSAの「7 タブレット PC Android」はいかがでしょうか。1万円を大きく下回る価格で、基本的な機能が揃ったタブレットが手に入ります。液晶画面の視野角が広く、どの角度からも見やすいので、家族一緒に楽しめます。「microSDカード対応」で、写真や動画の保存も可能です。
商品名:SSA 7 タブレット PC Android
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