“ご縁”はひとつひとつ大切に磨いて育てるもの
「“縁起”という言葉がすごく好きなんです。一般的には縁起をかつぐなどという使われ方をすることが多いですが、以前、お寺のご住職かどなたかに“人は縁があって出会うもの。縁を磨くと良いことが起きる”と教えていただいたことがあるんです。せっかく出会った縁をそのままにしないで、ひとつひとつ自分なりに大切に磨いて、縁を起こして盛り上げていく。それが縁起。そうした小さな心がけをしていくと、たとえばそのご縁が、今回のステイホーム中だと、一緒に面白いリモートドラマをつくることにつながったり、何かしらの新しい活動に展開していったりするんですよね。
たとえば、今日こうやってインタビューしてくださるのもご縁です。一期一会でもやっぱり意味があるというか。親しい友人なら、もちろんすごく自分とご縁があるから今、大切な存在になっているんだなと。“出会ったということは、自分とご縁がある人なんだ”と、そのたびに思って認識するようにしています。
▲忙しく過ごした1日の終わりには、少しでも自分時間をもつよう心がけているのだとか。
芸能界って、ご縁を大事にする“贈り物文化”があるんですよね。でもそれってすごく素敵なことだなと思っていて。自分が大切だと思う人の誕生日や、何かお祝いごとがあったら、忘れずにLINEや手紙を送るようにしています。ご縁をきちんとつなげて大切にしていく。そんなふうにいつもささやかなギフトができるような、心のゆとりをもてる自分でいたいなと思っています」(MEGUMIさん)
あわせて読みたい
▶Domani最新号「女の時間割」連載にご自宅からMEGUMIさんが登場!
俳優、タレント
MEGUMI
めぐみ/1981年、岡山県倉敷市生まれ。20歳でデビュー。持ち前のキャラクターを活かして、テレビや雑誌などで活躍。27歳でDragon Ashの降谷建志氏と結婚、28歳で長男を出産。俳優としての目標を掲げて活躍の場をドラマや映画、舞台にも広げる。10年後の今年、映画『台風家族』と『ひとよ』の2作品で第62回ブルーリボン賞助演女優賞に輝く。近年は金沢の古民家パンケーキカフェ「Cafe たもん」の経営やコスメ「Gemmy blossoms」のプロデュースも手掛けるなどマルチに活動。毎日更新のボイスメディア「Voicy」では女性に向けたラジオ番組『Present time』を配信中。
IG:https://www.instagram.com/megumi1818/
Present time:https://voicy.jp/channel/1109
構成/文
谷畑まゆみ
フリーエディター・ライター。『Domani』連載「女の時間割。」等、働く女性のライフストーリー・インタビュー企画を担当しています。カウンセラーやキャリアコンサルタントのスキルを活かして、YeLLのクラウドサポーターや転職フェアでキャリアアドバイザーとしても活動中。