毎年、度肝を抜くクオリティで〝すごいで賞〟を5年連続受賞中!
コスプレって、お金をかければかけるほど完成度は高くなりますが、ママ友でヘアメイクの山ちゃんこと、山下美紀さんがつくるオリジナルコスプレが低コストなのにハイクオリティと話題なんです!たとえば、昨年の衣装がこちら。
劇団四季CATSのマンカストラップ。ほ、本物ですよね?と見間違えるような衣装(ポーズも決まってます)。でもね、実はこれぜーんぶ、プチプラなんですよ。
衣装は〝ユニクロ〟の白いロンTとネットで購入した白いレギンスにアクリルガッシュ(アマゾンで購入)で自らペイントしたんだとか。山ちゃんいわく、「油性ペンは油性と書いてあっても、洗濯すると模様が消えてしまうから注意して」と。色々勉強になりますよね。ちなみにこの首輪は〝ダイソー〟で売っていたワンちゃん用で¥110! これだけでもじゅーぶん、すごいんですがほかのパーツも100均をフル活用しているんです。たとえば
尻尾や襟元はお風呂場に必ずある、アレを代用!
CATSの特徴でもある長ーい尻尾、襟元やレッグウォーマーは何でできていると思いますか? ざらっとした質感。よーく見るとわかるかも。正解は……
なんと〝ダイソー〟の浴用ボディタオル(110円)。ハロウィンパーティー当日まで、何回かフィッテングしてもらい、バランスを見ながら足していくんだそう。
腕と脚部分は〝ダイソー〟で仕入れたアームカバー(もちろん、110円!)というから驚きです。
カツラは〝ダイソー〟のフェルトと羊毛フェルトで忠実に再現!
そして、CATSに欠かせないのがあの頭! ここが人間の髪の毛だと急に安っぽくなってしまうんですが、山ちゃんはそこも妥協しない。なんと、手芸コーナーにあるフェルト4枚で帽子の土台をつくり、そこにぬいぐるみをつくる時に使用する羊毛フェルトを丁寧に接着したんだそう。ここまでいくと、もはや、職人!というか、仲間内では「コレ、売れるんじゃないの?」なんて話になってます(笑)。
さすがはプロ!子どもの肌に負担のかからないメイクで劇団四季CATSを完コピ!
所要時間30分以上を要するCATSメイクにもプロらしいこだわりが。
ただ顔を白塗りしたんじゃバカ殿になってしまう。そこで、まず自然派化粧品として有名な〝江原道〟のカラーベース(ホワイト・モイスチャーファンデーション001)を顔全体に塗ります。その上から舞台用化粧品〝三善〟(東急ハンズの公式ネット通販でも購入可能)の白いドーランを塗り、最後に〝江原道〟のフェイスパウダーをONしているのだそう。なんでも、土台にファンデーションをのせてからドーランをつけると、メイクオフがラクになって、肌の負担が減るのだとか。どーりで白浮きしてないわけです。
CATS特有のアイメイクはリキッドライナーで!
ポイントメイクにおすすめなのは〝CAROME〟のリキッドアイライナー(ブラック)。ほかのブランドと比べて、ドーランの上からでも描きやすく、黒が深いのでくっきりとしたラインが描けるのだとか。飲み食いしてもメイクはまったく崩れ知らず。アッパレ!
プロのヘアメイクさんのワザをすべてマネすることは難しいかもしれませんが、100均アイテムやユニクロをじょうずにつかうアイディアは、私たちも見習いたいですよね。
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写真・文/川口ゆかり
エディター
川口ゆかり
女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラムも話題。