【目次】
・「化粧が濃い」と思われる基準はどこから?
・濃いめの化粧を卒業するにはどこを変えればいい?
・引き算メイクをするだけでグッと印象的に!
「化粧が濃い」と思われる基準はどこから?
ファンデーションを全顔塗りしている
ファンデーションを顔全体にきっちり塗っていませんか?
ファンデーションの全顔塗りは、厚塗り感が出るだけ出なく、のっぺり大顔に見えがちです!化粧崩れの原因になるとも言われているのです。
え?まだファンデ全顔に塗ってるの?小顔に見せないならそれやっちゃダメ!
締め色や跳ね上げアイラインを入れている
大人になると目力が弱まってくるもの。これはまぶたがゆるんでいる証拠です。しかし、だからと言って目力を出そうとむやみに締め色やアイラインをしっかり入れてしまうと、その強さが目元から浮いて不自然に見えてしまうのです…!
目力出しすぎると逆に老け見え【アラフォーメイクのやってはいけない】
チークをこってり入れすぎている
甘くピンクのこってりチークをしっかり入れていませんか?顔から浮くほどのこってりチークは「あの人、化粧が濃い」と思われる原因に…!
すべてのパーツに気合いが入っている
ヘア&メークアップアーティストの木部明美さんと広瀬あつこさん曰く、「だいたいみんな塗りすぎです!」とのこと。
木部 ズバリいいますが、みんな「メークしすぎ」かな。アイメークもリップもチークもあたりまえにやるものと決めてかかっているけれど、本当はフルメークを常にやる必要ないんですよ。いつも100のメークをしていると、〝抜け〟がなさすぎて、それが古見えの原因になってしまいます。これまで100のメークをしていたとしたら、70くらいにするだけでも、顔ってすごく変わりますよ。
広瀬 そのとおりですね。今メークは潔くシンプルがオシャレですよね。
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濃いめの化粧を卒業するにはどこを変えればいい?
ファンデーションは「美肌ゾーン」にだけ
ファンデーションは、目の下~頰の高い部分を中心に塗り、他の部分は余ったものをごく薄くのばすだけの、「美肌ゾーン塗り」を!
1. まずは下地でくすみと凸凹をカバー
下地は淡いピンク色のものを、顔全体に。毛穴が気になる部分には、毛穴用の部分下地を少量重ねて、肌をなめらかに整えて。
2. 頬の高い部分を中心にファンデーションをのせる
ファンデーションは頬の高い部分を厚めに、スポンジを使ってなじませて。その他の部分は、スポンジに余ったものを薄くなじませる程度でOK。最後はパウダーを全体に薄く塗って。
抜け感があって小顔にも見えるメイクの完成!
え?まだファンデ全顔に塗ってるの?小顔に見せないならそれやっちゃダメ!
アイメイクはアイシャドウとマスカラだけ
大人の目元は、ライトカラーのアイシャドウとマスカラだけでも十分目力が出ます。
1. 上まつげの根元から毛先へマスカラをつける
まずアイホールにライトベージュのアイシャドウを塗ったら、マスカラを上まつげ中央の根元に差し込み、毛先へ動かしていきます。目頭側、目尻側も同様に根元からしっかりとつけて。
2. 目尻と目頭は強調してつける
目尻と目頭はマスカラを縦にしてつけ、強調して。
アイラインがないくても、目力のある優しげな目元が完成!
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アイラインをするなら点打ちラインに
アイシャドウやアイライナーをしっかり入れると濃くなってしまうけど、使わないとなると目力に不安があるという人は、アイライナーを点打ちラインにして自然な目元を作ってみて。
線でラインを引かずに、まつげの隙間をつつくイメージで目頭から目尻まで置いていきましょう。
これだけで清潔感と優しい雰囲気がありながら、目力もしっかりあるメイクに!
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リップとチークのバランスを考える
ヘア&メークアップアーティストの木部さんと広瀬さんが言うには、強い色のリップを使うときはチークは入れなくてもいいのだそう。
木部 たとえば、リップ。この秋は、チョコレートのようなダークブラウンが、気になる。直塗りしたら指でトントンして、あえてのムラづきもOK。こういう強い色を使うときは、チークは入れないか、入れてもベージュをごくごく薄く。リップ50+チーク20で70くらいのメークにするのがベスト。そのくらい振り切った引き算で顔は劇的に変わりますよ。だいたいチークが濃い人が多すぎますよ~。
広瀬 チークが濃いとそれだけで化粧感が出てしまいますからね。
木部 ホントにキケンなんですよ。顔が古く見える人はたいていチークが濃いんです。逆に、チークをうんと薄くするだけで今どき見えしますよ。
常にフルメークをする必要はない! それってホント?【美容のために今すぐやめること】
引き算メイクをするだけでグッと印象的に!
アイラインをやめただけでこんなにフレッシュ!
締め色の濃いアイライナーを止めるだけで、こんなにフレッシュな目元に!
ただし、ただの手抜きメイクにならないように、まぶたにはツヤを与えまつげはしっかり上げ、目元に透明感と立体感を作って。
目元は縁取らない!優しげ顔を狙うならアイライナーは引きません
チークを止めればこんなに色っぽい!
ついつい塗りすぎてしまうチーク…
思い切ってやめると甘さがなくなり、グンと色っぽくエレガントな雰囲気に!
「ただし血色が悪くならないよう、リップにしっかり色を差して」(ヘア&メークアップ アーティスト長井かおりさん)