Q:子どもが家にいる時間でも、仕事に集中するには?
答える人/武藤友木子(Uber Japan 執行役員、Uber Eats 日本代表)
A:いったん子どもを受け入れたうえで、環境づくりを
ステイホームの期間を経験し、私なりの結論は「ありのままを受け入れる」ということです。家で仕事をしていれば、子どもはどうしても甘えてくるし、からまりついてくるものです。追い払いたくなるのもわかりますが、私はそれを受け入れてしまって、膝に乗せたまま仕事を続けたりします。
リモート会議であれば、たまに娘も入ってきて、、英語で「Hi !(ハーイ!)」と仕事仲間に挨拶したりも。すると相手も状況を理解してくれるようになりますし、「いい子にしてる?」といったやりとりも生まれます。やがて、家からの仕事もあたりまえになってきて、今ではだんだん子どもの興味も薄れてきたのか、あまりからみついてこなくなりました。
親が仕事をしている様子を見せられるのは、こうした状況がなければ実現しなかったこと。それをポジティブにとらえ、ママの働いている姿を見せるいいチャンスととらえればいいと思います。
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Uber Japan 執行役員、Uber Eats 日本代表
武藤友木子(むとう ゆきこ)
Uber Eats日本代表。アクセンチュア(元アンダーセンコンサルティング)、楽天、OpenTableなどを経て、2017年グーグル合同会社の新規顧客開発 日本代表に就任。2018年より現職。4歳の娘をもつ。