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2024.02.01

バレンタインは英語で気持ちを伝えよう|大切な人から義理まで使える表現

いつもと違うバレンタインの雰囲気を楽しみたい人は、英語のメッセージを添えてみては。贈る相手別に使えるフレーズを紹介します。バレンタインの由来や欧米での風習についても触れるので、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

そもそもバレンタインとは

バレンタインは人気のイベントの1つですが、どのようにして始まったのか知らない人もいるのでは。そこで、バレンタインの由来や欧米での風習について紹介します。

プレゼントを持った男性を後ろから目隠しする女性

ローマに実在した人物の名前

バレンタインは、3世紀ごろローマに実在したイタリア人司教の名前「ウァレンティヌス」が由来とされています。

当時は、ローマ皇帝によって遠征兵士の結婚が禁じられていました。愛する人の存在が兵士の士気に悪影響を与えるのではないかと懸念されたことが、理由の1つと考えられています。結婚できないことを不憫に思ったウァレンティヌスは、密かに兵士の結婚をサポートしていたのですが、それが知られることとなり、結婚禁止令に反した罪で処刑されてしまいます。実はバレンタインデーは、もともとはウァレンティヌスが処刑された日、つまり殉教記念日なのです。

のちに人々はウァレンティヌスの勇気ある行動を讃え、愛の守護聖神「聖バレンタイン」として崇拝するようになりました。その後14世紀ごろには宗教とは関係なく、2月14日は恋人達がプレゼントなどを交換する日に変わっていったのです。

チョコを渡すのは日本独自の文化

バレンタインというと、真っ先にチョコレートを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、チョコレートをプレゼントするのは日本独自の文化です。

諸説ありますが、1930年代に神戸の洋菓子店「モロゾフ」が、当時としてはおしゃれなハート型のバレンタインチョコレートを販売したのがきっかけとされています。その後も洋菓子メーカーの「メリーチョコレート」が、バレンタインのキャンペーンを開催したり、ハート型のチョコレートに名前を入れたりと斬新なアイデアを用い、徐々に日本中に広まったと考えられています。

ただし当時は、女性から男性に贈るという決まりはなく、家族や友人同士での交換が一般的だったようです。

欧米ではカードやプレゼントが主流

欧米でもバレンタインデーは「愛の日」や「恋人たちの日」という認識ですが、日本と違ってカードやプレゼントを贈るのが主流です。バラなどの花束を贈る人も多いです。もう1つ日本と異なる点が、必ずしも女性から男性に贈るわけではないということ。むしろ、男性から女性に贈るケースが多いようです。

この時期は、店頭にバレンタイン用のギフトがたくさん並びます。カードや花束と一緒にアクセサリーや香水などを贈る人も多いようです。また、すてきなレストランを予約して、食事を楽しむカップルもいます。

▼あわせて読みたい

「Valentine」を使った英語のメッセージ

普段は恥ずかしくて伝えられないことも、英語だと伝えやすいこともあります。定番の挨拶や気持ちを伝えるフレーズを紹介するので使ってみましょう。

黒板の前で英語の授業をする女性

定番の挨拶

バレンタインの日に使われる定番の挨拶が、以下の3つです。年齢や性別に関係なく、誰に対しても使える定番のフレーズのため、一般的な差し障りのない内容にしたいときにおすすめです。

・Happy Valentine’s day!(ハッピーバレンタインデー!/すてきなバレンタインを!)
・Have a happy Valentine’s Day!(すてきなバレンタインになりますように!)
・Wishing you a happy Valentine’s Day!(すてきなバレンタインになりますように!)

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