出産報告はいつ、誰にする?
赤ちゃんが生まれたら、無事に生まれたことを周囲に報告します。どんなタイミングで、誰に対してすればよいのでしょうか? 相手との関係によって報告の仕方や内容も異なるので、詳しく解説します。
お互いの両親へは当日に連絡
お互いの両親へは、出産当日のなるべく早いうちに報告しましょう。無事に赤ちゃんが生まれてからでもよいですが、陣痛がきて入院した段階で連絡してもいいでしょう。
双方の親にはなるべく同じタイミングで連絡し、どちらかだけが遅れることがないように注意が必要です。両親が遠方で駆け付けられない場合は、母子ともに無事なことを出産後早めに報告して、安心させてあげましょう。
会社へは遅くても3日以内に
出産したら、会社への報告も必要です。育児休業の手続きにも影響するため、遅くても出産後3日以内には報告しましょう。出産予定日から遅れている場合は、会社側も気にしている可能性があるため、早めに連絡する必要があります。
会社には関わりがある人がたくさんいますが、まずは直属の上司に連絡しましょう。その後、人事や総務など手続きに関する担当者に連絡します。最後に、先輩や同僚などに報告するなど、順番を守ることも大切です。同僚に先に報告してしまい、そこから上司に伝わるようなことがないように気を付けましょう。
友人、親戚は関係性を考慮して
友人や親戚への報告は、それまでの関係性や妊娠を知っていたかどうかがポイントです。妊娠を知っている親しい友人や親戚なら、早めに連絡しましょう。特に妊娠を知らせていなかった場合は、急いで連絡する必要はありません。
相手がどのような状況にあるかを、少し考えてから連絡するのも大切です。相手の身内に不幸があったり、体調を崩していたりする場合には、少し時間をおいた方がよいケースもあります。また、つながりのある友人が多い場合、一部にだけ知らせると、後々トラブルになるかもしれません。どこまで直接知らせるかは、仲良くしているグループの状況などを見て決めましょう。
親戚の場合は直接ではなく、それぞれの両親から必要な相手に連絡してもらう方法もあります。
出産報告をする方法
誰かに出産報告の連絡をするときには、電話やメールなどさまざまなツールがあります。出産報告をするときには、どのような方法で伝えればよいのでしょうか? 出産報告のツールについて、それぞれの活用の仕方を紹介します。
◆電話
近い関係性の人には、電話で報告するのがおすすめです。両親などには、なるべく自分の口で早く伝えたいと考えて、電話を選ぶ人も多いのではないでしょうか。
直属の上司に伝えるときにも、電話を選ぶケースがあります。これは、「目上の人に対しての報告は電話にした方が良い」という考えによるものでしょう。電話の場合、相手の都合のよい時間を見計らってかける必要があるため、その点には注意が必要です。
◆メールやLINE
最近は、メールやLINEなどで出産報告をすることも増えています。電話と違い、相手の都合に合わせたタイミングで読んでもらえるため、あまり時間などを気にせず報告できるのがメリットです。
普段からLINEなどでやりとりしている親しい友人や同僚であれば、電話よりも日頃使っているツールの方が使いやすいでしょう。グループごとに一斉送信もできるため、報告の手間もかかりません。ただし、あまりにまとめすぎると失礼になるケースもあるため気を付けてください。
なおメールで送る場合には「出産のご報告」など、分かりやすいタイトルにするのがおすすめです。