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BEAUTY メイク

2024.08.26

大人に似合う「濃いメイク」! ケバく見せないためのポイントとパーツ別メイク術

 

ナチュラルメイクが定番化しているからこそ、濃いめのメイクでいつもと違った雰囲気を楽しみたいときもありますよね。今日は少し気合いを入れたい、写真映えを狙いたい、そんなときに試してみてほしい濃いメイクのやり方を紹介! ただケバいだけのメイクにならない、メリハリのあるメイク術をパーツ別で解説していきます。

大人が濃いメイクにトライするときのポイント

すべてのメイクを濃くすると威圧感を感じさせたり、痛すぎると思われたり…。大人の品格をキープしたまま、今っぽく「しっかりめの」「濃いメイク」をするには、どんなことを押さえておけばいいのでしょうか? ハレの日はもちろん、オフィスなど普段の日にも大人が似合うメイクのコツをマスターして!

すべてのパーツは盛らない

濃いメイクをしたいと言っても、アイメイクもチークもリップも、全部に気合を入れてしまってはケバいだけの印象に…。

ケバくならない「濃いメイク」をするときのルールとして、しっかり盛るパーツとそうでないパーツを分けて、メイクにメリハリをつけることが大切です。

例えばリップメイクをしっかり行うならチークはしない、まつげをしっかり上げるならアイシャドウは控えめにする、など、引き算を上手に取り入れることで、「ケバく見えない濃いメイク」に仕上がるはず!

肌は厚くしない。透明感を意識して

樋場早紀さん

濃いメイクでも、ベースメイクまで濃くしてしまうと、厚塗り感が出てケバい印象が強くなってしまいます。

かと言って軽やかな肌になるために、ただ薄く塗ったり、使うアイテム数を減らしたりすると、大人の肌悩みをカバーできませんし、ベースがくずれやすくなってしまいますよね。

軽やかに見せつつ、キレイでくずれにくい肌になるポイントは、「下地でしっかり肌を整え、ファンデーションは部分的に薄く塗る」「肌のアラは光と血色感でカモフラージュする」の2つ。

1.おでこ、頬、あごの4点にサッとのばしたら、スピーディになじませて

ステップ1
端正肌を作る時の下地は、毛穴やキメの凹凸をぼかしてカバーし、肌をフラットに整えるタイプがおすすめ。色補正効果が控えめのほうが、肌と一体化しやすく、この後にファンデーションなどを重ねても隠蔽感が出るのを防げます。

指のはらに下地をパール粒大(直径8mm程度)をとったら、ひとさし指・中指・薬指の指先から第2関節くらいまでのばし広げます。両頰・額・あごの4カ所にサッと置いたら、すぐに指のはらで顔全体にのばしてなじませます。

2.スポンジで下地を密着させる

ステップ1の2

下地をのばし終えたら、乾いた厚手のスポンジを軽くトントンとあてます。こうするとより下地が均一になり、密着感も高まります。このワンステップで厚塗り感を解消でき、化粧持ちがよくなるので忘れずに行って。

3.コンシーラーは肌に塗る前に手の甲でトントンし、余計な油分をオフする

ステップ2

コンシーラーを薬指の先でクルクルしながら取ります。指の体温で油分が溶けてゆるくなったコンシーラーを手の甲でトントンとなじませます。こうすると余計な油分が取れ、肌になじみやすくなるのでコンシーラーを塗った部分だけが目立つことがありません。

4.指先でトントンと軽く叩き込みながら塗布する

ステップ2の2

眉上と眉間の小さいTゾーンにトントンします。この部分が毛穴レス&なめらかになるだけできちんと感が高まるのでここは必ずカバーして。小鼻の脇の毛穴が目立つ場合は、そこもトントンします。いずれも一度でベタッとたくさん塗布せず、少量ずつ足しながらカバーするのがおすすめ。

5.リキッドファンデーションをフラットブラシで塗布する

ステップ3の2

ブラシでつける場合、ファンデーションを手の甲に出し、ブラシの断面にまんべんなくつけてから肌に塗布します。肌にファンデーションをのせてからブラシで広げる方法では、ムラになりやすいのでご注意を。

眼窩(目のまわりの骨がない部分)にファンデーションをしっかりのせると厚塗り印象のもとに。眼窩の下からブラシを垂直に肌にあて、そのまま横にすべらせます。カバー力がもう少し欲しい部分は、ファンデーションをブラシに少しつけ足し、垂直でトントンと軽く叩きます。

6.パウダーをブラシでなでるようにのせる

ステップ4
仕上げのフェイスパウダーを薄く均一にのせるため、ブラシを使います。ブラシは立てず、側面でなでるようにすべらせるのがコツ。端正肌の時は“みずみずしいツヤ肌”よりも、少しヴェールがかったような“しっとり感のあるツヤ肌”のほうがおすすめで、さらりと仕上がるプレストタイプを使います。

パウダーをブラシにとったら、手の甲でトントンとなじませてから肌へ。両頰→Tゾーン→フェイスラインの順に、肌をやさしくなでるようにブラシをすべらせて。

濃いメイク初心者はリップからトライ

濃いメイクの足し引きがわからない方は、まずはリップだけを濃くしてみる方法がおすすめ!

濃いメイク初心者はリップからトライ

目元はライト(いつも通り)に、リップの色をしっかりめに出していきます。リップは自分の肌に合わせた赤をセレクト。重たさが心配な方は透け感あるシアー発色の赤を選びましょう。

濃いメイク初心者はリップからトライ

直塗りだけでもよいですが、直塗り後指でトントンなじませることで濃くても柔らかな雰囲気を演出できます。口角はなじませなくてOK。ここは直塗りのままにしておくことで引き締まり、きちんと感をキープできます。

【アイメイク】大人に似合う濃いメイクのやり方

抜け感と遊び心を両立! おしゃれアイメイク

抜け感と遊び心を両立! おしゃれアイメイク

大人が濃いメイクにトライするときは、同時にどこかに抜け感も作りたいところ。目尻だけアイラインなら、目元の印象をキリッとさせつつも全体に引かないので抜け感が出て大人にぴったりです。黒のような濃いカラーではなく、肌なじみがよくそれでいてアクセントにもなる「カフェラテカラー」で、洒落感をグッとアップさせてみましょう。

【How to Make-up】

1. 目を開けて目尻にラインを引く

抜け感と遊び心を両立! おしゃれアイメイク

アイラインを描きはじめるのは目尻1/4あたりから。目を開けてフォルムに沿って少しずつ太さを出すようにして描きます。目尻から先は平行になるよう3〜4mmほど伸ばします。ここで目尻を上げすぎると強調されすぎて目だけ浮いてしまったり、逆に下げすぎると子どもっぽく見えてアンバランスになったりするので、あくまで平行を意識しましょう。

2. 目をつむってラインの隙間を埋めていく

抜け感と遊び心を両立! おしゃれアイメイク

反対の手で目尻を軽く引き上げた状態で行います。目をつむり、色がついていないところに色を足したり、太さが欲しいところに線をプラスしたりします。何度か目を開けてチェックしながら描いていくときれいに仕上がります。

セレモニーにも! 写真映えが叶うアイメイク

セレモニーにも! 写真映えが叶うアイメイク

上品なのにメリハリがある映える目元を作ります。アイシャドウはベージュを選び濃くしすぎず、アイラインやマスカラで目のフレームを際立てます。写真映えもばっちりだから、セレモニーにもぴったり!

【How to Make-up】

1. ベージュのアイシャドウを塗る

セレモニーにも! 写真映えが叶うアイメイク

まずはベージュのアイシャドウを太チップにとり、目のキワ〜二重幅より少し広めに入れます。色をのせたら矢印の方向に、縦にチップを動かしてぼかしましょう。

2. パールカラーを足して立体感と華やかさをオン

セレモニーにも! 写真映えが叶うアイメイク

パーリーなアイボリーカラーを薬指にとり、眉下からベージュアイシャドウまでの位置に、トントンと軽くのせていきます。ここにパール感があるだけで、ハイライト効果がアップし明るくはっきりとした目元に。

3. 下まぶたにもベージュをのせる

セレモニーにも! 写真映えが叶うアイメイク

ベージュカラーをチップにとったら手の甲で軽くなじませ、下まぶたの目尻から黒目まで色をのせます。次に目頭から黒目まで色をのせて。これにより自然な濃淡が出て、目元が柔らかく引き締まります。

4. アイライナーで目のフレームを強調する

セレモニーにも! 写真映えが叶うアイメイク

アイライナーはペンシルタイプのこげ茶をセレクト。左右にちょこちょこ動かしながら、まつ毛の隙間を埋めていきます。まつ毛の上までラインを入れると、大人にとって濃すぎる目元に仕上がる可能性があるので、まつ毛の間にとどめて。目尻は目の形に沿って2mm程延長します。

5. 黒マスカラをサラッとつける

セレモニーにも! 写真映えが叶うアイメイク

目元がカラーレスなので、マスカラは黒をセレクトししっかり際立てましょう。ポイントはたっぷり塗るのではなく、毛先が軽くなるようサラッと塗ること。まつ毛の根元にブラシを当てたら、上に向けスーッとすべらせる程度でOKです。下まつ毛も同様にサラッと塗布しましょう。

お仕事シーンにも! ほどよくハンサムなアイメイク

働く大人の女性として欠かせないのが、「凛々しい目元」。それを叶えるのが、ほんのりとピンクみを帯びた温もり感のあるブラウンアイシャドウです。そこにネイビーのアイラインをスッと繊細に引くことでしなやかな強さが加わり、程よくハンサムな”凛々しい目元”が仕上がるのです。

【How to Make-up】

1. 温もりブラウンのアイシャドウは、「少し深みが出る程度」にとどめる


シャネルのアイシャドウパレット・右上の繊細パールを上下のまぶたにのせ、ニュアンスとツヤをプラス。アイホール全体はブラシでのせ、下まぶたは目頭から目尻までチップで引きます。パレット・上の2色をチップでブレンドしたら、二重幅に引いて深みを加えます。最後にパレット・右下の輝度の高いコーラルパールを上まぶた中央に指でトントンとつけ、立体感とツヤを高めます。

■使用アイテム


▲シャネル レ キャトル オンブル #354 ¥8,800

大人の肌にやわらかくなじむブラウン。シーンを選ばず使える繊細パールで、ほんのり漂うツヤ感が目元を明るくトーンアップします。左上のしっとりマットなピンクブラウンは、40代の目元に軽やかでやさしい深みを添える絶妙な色合い。

2. 凛々しさのカギとなるネイビーラインは「細く、平行」に引く


目の輪郭をすっきりシャープに引き立てるのは、ネイビーのリキッドアイライナー。黒目の上から目のキワに沿って、幅1mm程度の細いラインを引きます。目尻まで引いたら、そのまま平行に3〜4mm伸ばして。目頭にラインを入れないことも抜け感をつくるコツです。もう少し目力が欲しい人や上まぶたの粘膜が目立つ人は、グレーのペンシルアイライナーでインラインをプラスしましょう。

メイクの社内規程が厳しい人は「目のキワはネイビー、目尻から先を黒」にしてみてください。周囲に気づかれず、ネイビーの利点を取り入れることができます。

3. ダークブラウンのマスカラを「目尻へ流すように」つける


マスカラブラシはあらかじめ軽くティッシュオフし、余分なマスカラ液を落とします。目頭〜黒目はまつげの根元にブラシをあて、左右に小さく動かしてマスカラ液を根元にしっかりつけたら、上へ持ち上げるようにして毛先までスッと塗ります。黒目の端〜目尻はまつげの根元で左右に動かしたあと、目尻側へ流すようにして毛先まで塗ります。何度も重ね塗りするとメイク感が強くなるので控えめを意識。下まつげはマスカラを塗らず、抜け感を出します。

マスカラは、アイライナーをバランスよくなじませる名脇役として投入するため、カラーは主張しすぎないダークブラウンがおすすめです。目尻へ流すようにつけることで涼しげな目元がに仕上がります。

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