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2021.04.30

「小心者」の特徴とは?言葉の意味や言い換え表現・英語表現と克服方法も解説

「小心者」という言葉を耳にすることがありますが、どんな人のことを言うのでしょう。ネガティブなイメージが強い印象を持つ人も多いかもしれません。ここでは「小心者」の特徴、言葉の意味や言い換え表現と克服方法もご紹介します。言葉の意味を誤解せず、きちんと使えるようにしましょう。

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「小心者」の言葉の意味

「小心者」という言葉にネガティブなイメージを持っている方も少なくないはず。実際のところ、「小心者」はどんな意味なのでしょうか?

小心者 特徴

(C)Shutterstock.com

<「小心者」の言葉の意味とは>

「小心者」とは、「気が小さく臆病で、人目を気にする人」「思い切って行動することも苦手な人」「細かいことまで気にしすぎる人」を意味する言葉です。小心者はネガティブな意味合いで使われることが多いですが、「小心」という言葉のみだと「細かいところまで注意が行き届く」という、ポジティブな意味合いもあります。

実際、小心者とされる方の場合、仕事を途中で投げ出すことなく最後までやり遂げようとする責任感があり、ミスがないように丁寧に仕事をする傾向があるため、職場で信頼されていることが多いのではないでしょうか。このように、小心者だからこその長所もあることを覚えておくとよいでしょう。

「小心者」の5つの特徴とは?

人目を気にしたり、思い切った行動に出られなかったりする人を「小心者」と呼ぶことがありますが、そのような人の特徴にはどういったものがあるのでしょうか?ここでは5つの特徴をご紹介します。

1.消極的

「小心者」は新しいことに挑戦するのが苦手で、消極的な傾向があります。したがって、自ら何かを始めたり、行ったことがない場所に行くことを好みません。また、友達と遊びたいときや好きな人とデートしたいとき、自分から誘うのを苦手とする場合が多いでしょう。

なぜなら、「自分から誘って相手は迷惑じゃないだろうか、忙しいんじゃないだろうか」と気にしたり、断られるかもしれないと思ったり、ネガティブなことを考えてためらってしまうためです。

2.失敗を引きずりやすい

「小心者」は一度失敗すると、その失敗をいつまでも引きずってしまいがちです。それは、失敗を一つの経験としてポジティブに捉えることができず、ネガティブなものとして捉えてしまうため。

一度失敗すると、「やっぱり自分はダメなんだ」という気持ちに取り憑かれてしまい、なかなか前に進めないだけでなく、「また失敗するかも」という不安もあるので、失敗をより引きずりやすいのです。

3.心配性

小心者 特徴

(C)Shutterstock.com

「小心者」は「失敗したくない」「嫌われたくない」という思いが強いため、慎重に行動します。心配性で、気にしなくてもいい些細なことまで気になってしまうのが小心者の特徴といえるでしょう。

恋愛でも心配性な面が出ることが多く、何かにつけて「相手に嫌われてしまったかも」「あんなこと言わなければよかった」と、様々なことを心配します。

4.人目を気にする

「小心者」の場合、人からどう思われるかを気にするため、自分の気持ちをあまり表に出しません。また、他者から否定されたり批判されたりすることを怖がる傾向があるので、自分の意見を主張することが苦手です。

物事を穏便に済ませたいという思いも強く、人の意見に対してNOを言うのが苦手な人が多いでしょう。人目を気にするあまり、人の意見に合わせてしまいがちなのも小心者の特徴です。

5.怒りが爆発しやすい

「小心者」だと、嫌なことや不満があっても人前では滅多に自分の気持ちを出せません。嫌なことや不満を心の中にどんどんため込んでしまうので、突然怒りを爆発させてしまう場合があります。

おおらかに物事を考えるのが難しく、細かいことにこだわりすぎるところもあるので、ストレスが溜まった際に心に余裕を持てなくなる場合があるようです。

「小心者」の類語

「小心者」の類語である「臆病者」と「怖がり」には、どんな意味があるのでしょうか?ここでは小心者との意味の違いについても考えてみましょう。

小心者 特徴

(C)Shutterstock.com

類語1.「臆病者」

「臆病者」は、「失敗や精神的ダメージを恐れて、行動するのをためらう人」を意味します。失敗したときや怒られたときなどネガティブな結果ばかり想像することが多く、その結果一歩踏み出すことができないことが多いです。

気が小さく、一歩をなかなか踏み出せないところは「小心者」と共通していますが、小心者のように気が小さい・自信がないゆえに行動できないわけではありません。「臆病者」の場合、自分が傷つくのを恐れて行動できないのが特徴です。

類語2.「怖がり」

次は、「小心者」と「怖がり」の違いについてご紹介します。「怖がり」は「些細なことでも怖気づく人」を意味し、類語に「弱虫」や「意気地なし」「腰抜け」などがあります。

新しいことを始めることが怖いゆえに行動することができないのが「怖がり」で、小心者のように失敗を引きずりやすい、感情が爆発しやすいということはありません。「思い切って行動するのが苦手」「気が小さい」という点は、「小心者」と共通しています。

「小心者」の対義語

「小心者」の対義語には「大胆」「豪胆」などがありますが、見ての通り、「小心者」のように「~者」という表現ではありません。それはなぜでしょうか?「~者」という表現には、相手を見下すというニュアンスのネガティブな意味合いがあるからです。

それに対して、対義語の「大胆」「豪胆」には、相手を称える、ほめるというニュアンスのポジティブな意味合いがあります。それでは、対義語の「大胆」「豪胆」には具体的にどんな意味があるのか見てみましょう。

対義語1.大胆

「大胆」という言葉には、「物を恐れない度胸がある、思い切りやってのけること」という意味があります。また、「難関にぶつかってもそれを避けることなく取り組む」という意味でも使われます。他の人からみたら無謀だと思えることでも挑戦できるのが、大胆な人といえるでしょう。

このように基本的にはポジティブな意味合いで使われますが、「大胆な犯行を行った」というように時にネガティブな行為に対する意味合いでも使われることもあります。 そして、「大胆」という言葉は人の特徴を表わすだけでなく、「大胆なデザイン(構図・発想)」というように行動や考え方を表現する際にも用いられます。

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