〝一人で刀を持って敵に切り込む〟が言葉の由来
「たん刀直入に言うと~」のように、普段の会話の中でよく使われるこちらの四字熟語。
細かいところを省いて、伝いたいことをストレートに話すときに使用される言葉です。
スマートフォンなどで文字を打つと自動変換されますが、みなさんは正しく書けますか??
言葉の由来は“一人で刀を持って敵に切り込む„という意味から。推理してみると答えにたどり着けるかも?!
気になる答えはいったい?
正解は…
【単】刀直入
でした!
【単刀直入:たんとうちょくにゅう】
《一人で刀を持って敵に切り込む意から》
直接に要点を突くこと。遠回しでなく、すぐに本題に入ること。また、そのさま。
「―な言い方」
上記の解説にもある通り、【単刀直入】の言葉の由来は“一人で刀を持って敵に切り込む„ということからできた四字熟語。
【単】には、“ただ一つ„や“ひとり„の意味があります。
「単」=「一人で」から「単刀直入」の漢字表記になっている、というのが正解でした!
~この四字熟語知ってますか?気まぐれ紹介~
その1:苦節十年
【苦節十年:くせつじゅうねん】
どんなに長い間逆境におかれても、信念を守りとおすことのたとえ。
「―の末、ついに成功をおさめた」
その2:春風駘蕩
【春風駘蕩:しゅんぷうたいとう】
1.春風がのどかに吹くさま。
「―たる穏やかな日和」
2.物事に動じないで余裕のあるさま。ゆったりとのんびりしているさま。
「―たる大人」
その3:百花斉放
【百花斉放:ひゃっかせいほう】
《いろいろの花が一斉に咲き開く意》
文学・芸術において、多くの人々が活発に運動を展開すること。
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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