「鹿」の仲間!今まさに大忙しなあの動物
【馴鹿】と書いてとある動物を表すこの漢字、なんと読むか知っていますか?「じゅんろく」とも読みますが(そう読める人も少ないと思います)、もう一つの読み方があります。
ちょっと過ぎてしまいましたが、今のシーズン皆さんのおうちや街に訪れているかも?
ヒントは【馴鹿】の鹿。
迫力のある角と、大きいひづめが特徴です。
分かりましたでしょうか??
正解は…
【となかい】
でした!
【トナカイ】
《アイヌ語から》シカ科の哺乳類。北極地方のツンドラ地帯に群をなしてすみ、体高1~1.4メートル。雌雄ともに角をもち、ひづめが大きい。北ヨーロッパでは古くから家畜化され、そり引きなどに使われる。カリブー。
〔補説〕
「馴鹿」とも書く。〈小学館 デジタル大辞泉〉より
~さまざまな種類の鹿を紹介~
その1:蝦夷鹿
【蝦夷鹿:えぞ‐しか】
シカの一種。北海道の森林や原野に生息し、やや大形で、体高約1メートル。ニホンジカの亜種とされることもある。
その2:本州鹿
【本州鹿:ほんしゅう‐じか】
ニホンジカの一亜種。本州の森林や草原などに分布。奈良公園に生息するものは国の天然記念物。
その3:九州鹿
【九州鹿:きゅうしゅう‐じか】
ニホンジカの一亜種。やや小形で、四国・九州の森林や山野などに分布。
その4:麝香鹿
【麝香鹿:じゃこう‐じか】
偶蹄目ジャコウジカ科の哺乳類。小形のシカで、雌雄とも角がない。雄は上あごの犬歯が長く、口の外から見える。下腹部に麝香腺がある。ネパール地方から中国・朝鮮半島にかけての森林にすむ。
その5:赤鹿
【赤鹿:あか‐しか】
シカの一種。大形で体高1.2~1.5メートル。全体に赤褐色。広くユーラシア大陸の森林に分布。おおじか。
その6:尾白鹿
【尾白鹿:おじろ‐じか】
シカ科の一種。体は冬毛では暗灰褐色、夏毛は赤褐色。雄は角をもつ。走るときに尾を立て、下面の白色を見せる。南北アメリカの森林に分布。しらおじか。
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