肌への優しさは地球への優しさでもある
マスクが生活の必需品となりすでに1年以上が経過。肌荒れしやすくなったことで、スキンケアやメークアイテムの見直しをした人も多いことだと思います。
私自身日中マスクをずっとつけ始めたことで、ポツポツ、痒みや赤みなど、昨年1年は思いつく限りの肌トラブルに悩まされました。そしてわかったことは、とにかく肌を刺激しないことが最重要だということ。
マスクやタオルは肌に優しい素材のものを、ベースメークは石鹸で落ちるものを、そして洗顔はできるだけ手で擦る必要のない刺激の少ないものを。そうやって日常から可能な限り刺激を取り除いていったことで、ここ最近は慌てるほどの肌トラブルに悩まされることはなくなりました。
そして使うアイテムを選ぶとき「刺激が少ない」ということ以外に意識したこと、それは「環境に優しい」ものであるかということ。肌への優しさをいちばんにいろんなものを見ていると、やはり最終的には環境への負荷が少なく循環可能なものに辿り着くことが多いことがわかりました。
今回はそんなふたつのポイントをクリアした、私のおすすめ洗顔パウダーをご紹介いたします。
洗った後も自然に還る、発泡する泡でつるんと肌に
〝パパウォッシュ バブル〟
▲ USS by パパウォッシュ バブル 40g (約1か月分) ¥2,200、専用ボトル ¥330/定期購入 ¥1,980
こちらの「USS by パパウォッシュ バブル」は、炭酸と酵素、そして沖縄の海から採れた海泥と風化したサンゴ末入りの洗顔パウダー。水と混ぜるとすぐにシュワシュワと発泡ははじまり、あっという間に酵素がアクティブバブルと化していきます。
肌にのせ軽くマッサージするようにのび広げ、泡が弾けながら消え始めたら汚れが浮き上がったというサイン。1日の終わりにはすっきりしたいという思いから、つい肌をゴシゴシしてしまうこともありますが、個人的にはこの静かな発泡を最後まで肌の上で感じられることが、擦りすぎを防いでくれているような気がします。洗い上がりのつるんとした肌にも満足!
▲ 泡立てせずとも細かな泡がすぐに完成するというのはうれしいポイントです。
環境のことを考え、成分、ボトル、梱包材、そして販売の仕方にも工夫を
「USS by パパウォッシュ バブル」に使われているのは、海洋中にゴミとして残ることがない自然に還る成分のみ。化粧品でよく使われる一部の成分が、目に見えないゴミとして海の環境を脅かしているという現状を考えると、私たち消費者も製品を選ぶときは一度立ち止まり、自分たちが使用する製品が自然環境に与える影響ということをもう少し考える必要があるのかもしれません。
最小限に留めた梱包、紙素材のパウチでのリフィル、そして必要な分を予測しつくり過ぎを防ぐためのサブスクリプションという販売方法。使用感も満足ながら、その製品の在り方もこれからの時代に合ったアイテムだと共感しました。
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美容ライター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。