【目次】
・生理中のにおいがきつい!考えられる原因とは?
・生理のにおいが気になる人はどんな対策をするべき?
生理中のにおいがきつい!考えられる原因とは?
経血が酸化している
生理中のにおいは一般的に、「経血が酸化し雑菌が繁殖することで発せられる」と言われているよう。
基本的に排出してすぐの経血は無臭と言われていますが、時間が経過するとこの経血が酸化。そこに雑菌が繁殖し嫌なにおいを発しているのだそう。
長時間同じナプキンをつけていると、余計ににおいが気になってしまうかもしれませんね。
ムレや恥垢の酸化も原因になっているかも
植物療法士の森田敦子さんによると、デリケートゾーンはアンダーヘアに汗や尿がついたり、大陰唇や小陰唇の溝の部分に溜まる恥垢が酸化したりすることで、ムレやにおいなどを発生してしまうのだそう。
これらの汚れは、専用の洗浄剤で洗うことが大切なよう。
「ムレやかゆみ、においは、アンダーヘアについた汗や尿、大陰唇や小陰唇の溝の部分に溜まる恥垢といったものが酸化することで起こります。それらの汚れを落とすとき、洗浄力の強いボディソープや石けんを使うと膣の中を守っている大切な粘液まで洗い落とされてしまうリスクが高まります。粘液を守るには、膣の中に洗浄成分が少し入ってしまったとしても大丈夫なように設計されている、専用洗浄剤で洗いましょう」(森田さん)
生理中のにおいは経血による部分が大きいと言われますが、普段からデリケートゾーンを清潔に保つことも必要なのかもしれませんね。
生理のにおいが気になる人はどんな対策をするべき?
ナプキンをこまめに変える
(左)サロン ド ナナデェコール ナナデェコール ライラックショーツ
(中)コスメキッチン ナトラケア ウルトラパッド スーパー(ふつうの日〜多い日用)10個入り
(右)パノコトレーディング シシフィーユ サニタリーパッド 多い日用(羽つき)16個入り
経血は時間が経つことで酸化して雑菌が繁殖しやすくなると言われているので、ナプキンはこまめに変えることが推奨されています。
ただ森田先生曰く、デリケートゾーンは非常に繊細で敏感。できるだけオーガニックコットンで作られた生理用品を使用するのがいいのだそう。
「膣周りはデリケートゾーンと呼ばれているとおり、繊細で敏感。特に膣の中は、角質層がないため、触れたもの、塗ったものをダイレクトに吸収してしまいます。膣への影響を最優先に考えると、生理用品はオーガニックコットンでつくられているものがおすすめです」(森田先生)
こまめに変えられないときはサニタリーショーツがおすすめ
ベア シグネチャー ショーツ
ナプキンをこまめに変えられないときは、長時間履いていてもムレや漏れ、不快なにおいを抑えてくれるというサニタリーショーツがおすすめ。
この超吸収型サニタリーショーツ「ベア シグネチャー ショーツ」の吸収量は、一般的に多いと言われる2日目の量30〜50mlを超える、なんと120ml!
お腹をすっぽり覆ってくれ、体勢を変えても漏れの心配がないのだそう!
快適に使える上環境にも優しいので、普段からこちらのショーツを使ってみてもいいかもしれませんね。
お手洗い時ににおいケアをする
THREE ピュリファイングインティメイトミスト 30ml
外出先でにおいが気になった場合は、ナプキンをこまめに変えることにプラスしてにおいケアも同時に行ってみてはいかがでしょうか。
例えばこの、ポーチに入る天然由来成分99%のフレグランスミスト。ティッシュに2〜3プッシュ吹きかけお手洗い時に気になる部分を拭き取るだけで、不快なにおいを抑えてくれます。
外出先でも手軽にケアできるのも嬉しいですよね。
アンダーヘアを処理する
パナソニック VIOフェリエ ES-WV60-S
生理中は、経血がアンダーヘアに付着した状態が続くことで嫌なにおいを発生させている可能性もあると言われるので、アンダーヘアを処理することも推奨されているそう。
実際、Domani読者50人を対象に行った “ワーママの性にまつわる実態” についてのアンケートでは、「VIOケアでニオイやかゆみなどの不快感が解消した」との声が多かったようです。
「いきなり脱毛はちょっと…」という人は、優しくかつスピーディに毛を処理できる、防水シェーバーを使ってみてはいかがでしょうか?まるごと洗えるので、お手入れも楽ちんです。
専用の洗浄剤で洗って清潔にする
アンティーム フェミニンウォッシュ FF [無香料] 120ml
デリケートゾーンの粘膜は、他の部分の皮膚と比べると経皮吸収率が約42倍も高いと言われています。
そのため専用の洗浄剤を使って、常在菌やうるおいを残しながら気になるニオイやかゆみの元のみを落とすことが大切。
ボディーソープでそのまま洗うのではなく、こういった専用の洗浄剤を使用して優しく洗い、清潔な状態を保ってみてはいかがでしょうか。