【目次】
・ランドセル収納の決め方?
・ランドセルの収納はどこにあると便利?
・見える場所に収納する場合
・省スペースのランドセル収納アイデア
ランドセル収納の決め方
毎日子どもが学校から帰ってくると、ランドセルをそのまま放置していて、家が片付かないと悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか?
しかし、ランドセルの収納場所があれば、片付くというわけではありません。置き場所や子どもの性格に合わせてランドセル収納を決めることがポイントです。
定位置を作って片付けを楽に
ランドセルは毎日子どもが使う教科書やノートなどを出し入れするため、本人が使いやすい場所を定位置にすることが大切です。また成長に合わせて置き場所を変えてあげれば、より便利に使えます。
身長が低い低学年のうちは、床に置いたボックスや収納棚の下段などを収納場所にすれば、自分で出し入れしやすいです。
また、勉強科目や宿題など教材が増える中学年以降は、勉強スペースの近くを収納場所にすれば、翌日の用意がしやすくなり、宿題の入れ忘れも起きにくいのでおすすめです。
子どもの性格に合った方法を選ぼう
せっかく収納スペースを確保しても、使用してくれない場合は子どもの性格や習慣に合っていない場所なのかもしれません。
帰宅後にすぐ、公園など外へ遊びに行くような活発な子どもには、床へ投げ出すことなく収納できる場所を選ぶと片付けやすいでしょう。
宿題や勉強を先に済ませる慎重な性格の子どもには、勉強スペースの近くがおすすめです。ランドセルの中身の出し入れがしやすいため、翌日の準備も勉強も1カ所で済みます。
廊下など、家族がよく使うエリアに収納場所を設けるのは避けるのがベターです。ランドセルの出し入れの際に、子どもが教科書などを広げることで散らかって、邪魔になってしまいます。
ランドセルの収納はどこにあると便利?
ランドセルの収納場所は、子どもの性格や生活パターンに合わせて選べば失敗しません。ここでは子どもにとって便利な収納場所を3パターン紹介します。
定番は「子ども部屋」
リビングや玄関などの共有スペースをすっきりと使いたい家庭では、子ども部屋が収納場所の定番です。子ども部屋にランドセル置き場を設ければ、洋服や本、おもちゃなど子どもが使うものをすべて1カ所にまとめられます。
また、学習机の近くを定位置にすれば、移動することなく勉強や学校の準備ができるので、忘れ物の防止にもつながります。自分で自分の持ち物を片付ける習慣をつけ、部屋の管理を覚えてもらうのにも、よい経験になるかもしれません。
必ず通る「玄関」
帰宅後すぐに遊びに行きたい活発な性格の子どもには、玄関が便利です。登校・帰宅のとき必ず通る玄関に置けば、ランドセルが出しっぱなしになりにくく、部屋も片付きます。
ただし自宅のレイアウトによっては、リビングや子ども部屋から玄関までが遠い場合もあります。そのため、勉強や翌日の準備をする際には、少し面倒に感じるかもしれません。
親も管理しやすい「リビング」
低学年のうちは、自分の部屋で勉強をするのがむずかしいものです。また近年は、高学年になっても、リビングで勉強をする子どもも増えています。
親の目が届く場所にあるため管理しやすいのはメリットですが、ランドセルをソファーや床に置くと、教材や筆記用具などが散らばって乱雑に見えてしまいます。
リビングを定位置にして収納する場合には、自分で整理整頓ができるように工夫することが大切です。
例えば、ランドセルを入れる場所とは別の段に、配布されたプリント類と教材を収納できるものなどです。また、目隠し用の扉が付いていれば、来客時も慌てて片付ける必要がありません。
見える場所に収納する場合
ランドセルは子どもが普段使うものだからこそ、使い勝手のよい場所に置かなければ意味がありません。
ただし、リビングや玄関、子ども部屋など見える場所に収納すると、散らかって見えやすいので注意が必要です。
ここではすっきりと見せる収納アイデアを3パターン紹介します。
学習机に引っ掛ける
学習机を購入する際に、ランドセルが引っ掛けられるフック付きのものを購入すれば、収納に悩む必要がありません。さらに、座ったままランドセルの中身が取り出せるので便利です。
引き出しや棚など、学校で必要な道具を収納できるスペースがあれば、子ども部屋が散らかりにくくなります。見た目もすっきりとして、整理整頓が自然と身に付くはずです。
・商品名:moca company Peanuts コンパクト シンプルデスク 引き出し 付き コンセント付き 幅90
学校用具をまとめて収納
学校用具をまとめて収納したい場合には、ラックがおすすめです。おもちゃを収納していた棚など、使わなくなった棚を再利用すれば、新たに収納を買う必要はありません。
また、上段・中段・下段など複数段のワゴンならば、学校道具がひとまとめにできます。
上段には、置いたまま蓋を開けて出し入れしやすいようにランドセルを置き、中段には学校に必要な教材や筆記用具、下段は着ていく洋服を入れておけば、翌朝の登校準備もスムーズです。
段の高さが変更できるタイプならば、より使いやすさがアップするでしょう。
・商品名:アイリスオーヤマ キッチンワゴン KW-L001
おしゃれなカゴに入れる
おしゃれなカゴに入れて収納すれば、ランドセル自体がインテリアの一つになります。大きさやデザイン、素材などさまざまなタイプのカゴが販売されているので、置く部屋のインテリアに合わせて自由に選べる点も魅力です。
もともとランドセルは長く使えるよう丈夫に作られているため、重さがあります。近年は、軽量タイプの商品も展開されていますが、教材などが入ると低学年のうちは、ランドセルを持ち上げるのも一苦労です。
カゴを床に置いておけば、帰宅後すぐにそのまま入れられるため、体が小さくても問題ありません。子どもが自ら片付けやすい点もメリットといえます。棚や学習机の下に入るサイズならば、すっきりと片付いて見えるでしょう。
・商品名:アストロ ランドセル収納ケース
省スペースのランドセル収納アイデア
自宅にスペースがあまりない人など、ランドセル収納のために棚など新たに家具を増やしたくない場合には、どうすればいいのでしょうか?
スペースをなるべく取らずに収納できるアイデアを、2パターン紹介します。
ハンガーラックやポールに引っ掛ける
通常コートや帽子を掛けるハンガーラックやポールにランドセルを引っ掛けて収納すれば、床に散らばることなく収納可能です。
ただし、あまり高さがあるものだと手が届きにくいので、子ども用のサイズやランドセル専用のハンガーラックがおすすめです。
夏休みなどの長期間ランドセルを使用しないときには、ランドセルを子ども部屋などに収納しておけば、来客用のハンガーラックとしても活用できます。
ラックにスペースがある場合には、ランドセルのほか通学に必要な用具を引っ掛ければ、登校時にドタバタすることもありません。
また、帰宅後はリビングなどで勉強をして、翌日の準備が終わったらラックに戻せば、忘れ物対策にもなるでしょう。
・商品名:山崎実業 ランドセルスタンド スマート
フックを活用
100円ショップなどで販売されているフックを使っても、ランドセルは収納できます。とくに子どもの人数が多い家庭におすすめです。
必要な数だけフックを購入し、収納したい場所に取り付けます。玄関近くならば、帰宅後すぐに準備がしやすくなります。
ランドセル以外に、絵の具や体操着なども引っ掛けておけば、忘れ物防止や荷物整理が簡単です。
ただしフックを利用する際は、必ず耐荷重を確認してからにしましょう。粘着タイプのフックでは、重量オーバーとなる可能性が高いため、ネジで固定するタイプがおすすめです。
・商品名:山崎実業(Yamazaki) ランドセル&リュックハンガー