1:まつ毛エクステンション×キラキラアイシャドウ
「うちの義母は、とにかく地味。都会的なセンスに嫌悪感を抱いているようで、華やかな女性を目の敵にするようなところもあります。そんな義母の前では、できるだけ地味な見た目に努めているのですが、一度だけ“まつ毛エクステンション”をしたばかりで、さらにラメがキラッと光るアイシャドウをして会ったことがあり…。すると、案の定『ずいぶんとケバいお化粧ねぇ』とため息をつかれました(苦笑)。
後にも先にも、義母の前で華やかなメイクをしていたのはその日だけなのですが、それ以降、会うたびに『あのお化粧にはびっくりしたわ!』としつこく言われて疲れます(泣)」(39歳女性/IT)
2:ツヤ肌ベース
「法事だったのに肌まで気が回らなかった私もいけないのですが、親戚が集まる行事の際に、うっかりツヤ感の強いベースメイクで出席してしまいました。すると、普段から口うるさい義母が、私の肌が『派手だ』と怒り出す事態に…。今よりももっとツヤ肌が流行っていた頃だったので、わりとツヤ感強めに仕上げてしまったので、それが気に入らなかったみたい。
アイメイクや口紅は控え目にしていたのですが、肌だけでも派手さは出てしまうらしく、TPOって大事だなと思いました。それ以降、親戚が集まる行事の前には、義母から必ず『お化粧は地味にしてね』と釘を刺されるように…(涙)」(41歳女性/サービス)
3:ピンクを主張したポイントメイク
「うちの義母は、“ピンクのメイク=男性の目線を気にしている”という先入観があるみたい。何度かピンクの口紅やピンクのアイシャドウをして義母と会ったことがあるのですが、そのたびに『結婚しているのに、異性の目をひきたいの?』とチクリとやられています(泣)。
私自身は、まったくそのつもりはなく、単にトレンドだし華やかになるし…と気に入っているだけなのですが、義母の目から見ると『はしたないメイク』と言われました。私のメイクの仕方が悪いのかもしれないけれど、下品な言い方をされてこちらのほうが気分が悪いです…」(38歳女性/WEB関係)
■義母の前ではコンサバメイクが無難!?
トレンドメイクによっては、義母世代には理解されにくいものもあるのは確かでしょう。見慣れない色味や、盛っているように見えやすいメイクほど「派手」などと言い出す義母も、決して少なくはありません。
本来、どんなメイクをしようが本人の自由であるのは間違いありませんが、無用なゴタゴタを避けるならば、義母の前では「コンサバメイク」一択が無難なのも現実。使う色を抑え、ナチュラルを追求したメイクのほうが安心感を覚える義母も多いようです。トレンドメイクはプライベートな時間に、思いっきり楽しんじゃいましょう!
取材・文/並木まき(時短美容家)
画像:photoAC