大人はブラウンミックスで彩度を下げたオレンジを。さらに光とキレを隠し味に、凛としてメリハリのある印象に
心も表情もパッと明るくなる夏の色といえばオレンジですが、彩度が高いと大人には浮いて見えることも。オレンジにブラウンをプラスしたアイメイクなら、ヘルシー感が漂いながらもしっとり大人の雰囲気を醸し出せます。また、下まぶたに入れたハイライトのツヤ感や、ネイビーのアイライン&マスカラでクールなキレを忍ばせると、キリリと涼やかな印象に。ヘルシー:クールのバランスを、半々よりも少しクールさを強めに効かせた「3.5辛」で、大人のかっこよさを目指しましょう。
ワンピース¥7,590(ビームス 公式オンラインショップ〈ビーミング by ビームス〉) ピアス¥37,950(シップス 神戸店〈アニカ イネズ〉)
しっとりヘルシーが叶うオレンジ×ブラウンのアイシャドウ
▲(右)きめ細かくしっとりした生質感のパウダーで、見たままの美発色をなめらかにまとえる。パルファン・クリスチャン・ディオール サンク クルール クチュール 439 ¥8,360(7月2日発売)
(左)コーラルがかったオレンジで、そこはかとなくフェミニンさが漂う。SUQQU シグニチャー カラー アイズ 02 ¥7,700
明るさと締め色を上下ともに効かせて【すっきりした目元】の土台をつくる
1.オレンジカラーはブラシでふわっと軽やかに
チップを使うと色がつきすぎる場合があるので、今回はブラシを使用して夏の空気感にマッチした軽さに。ディオールのパレット中央の色をブラシにとり、アイホール全体へ。そのあと、左下の色をチップにとり、目のキワから二重幅までグラデーションに。
2.下まぶたの締め色は目頭を抜くとナチュラルに見える
まず右上の色をブラシにとり、下まぶた全体にふわっと入れてツヤと明るさをプラス。そのあと、左下の色を細めのチップにとり、目頭3mm程度を抜いて下まぶたにラインっぽく入れます。オレンジが腫れぼったく見えるのを防げるうえ、しっとり落ち着いた仕上がりに!
オレンジシャドウはネイビーのペンシルアイライナーで涼しげに締めるのが正解
▲(右)クリーミーなペンシルでネイビーが沈まずクリアに発色。SHISEIDO マイクロライナーインク 04 ¥3,850
(左)ネイビーより深みを増したブルーブラック。アンプリチュード ロングラスティング アイライナー 02 ¥3,080
インラインを入れると、さりげなくもグッと引力のある目元になる
黒よりも軽やかで涼しげなニュアンスが漂うネイビーが、オレンジアイシャドウをさらに大人の雰囲気へと昇華。アイラインを入れるのは上のみで、目頭から目のフレームに沿って細く入れ、目尻は少し伸ばして。さらに 上のインラインも目頭から目尻まで引きます。
マスカラもネイビーで統一し、すっきりとまとめる
▲(右)深みのある発色でほんのりしたネイビーニュアンスを演出。セルヴォーク インラプチュア ラッシュ 01 ¥4,180
(左)黒を潜ませたブルーでいっそう涼しげに。ふさふさ感のあるボリュームも出せる。アンプリチュード エクストラボリューム カラーマスカラ 06 ¥4,840
ネイビーマスカラは上下ともつけて目のフォルムを強調させる
ネイビーのマスカラを上下のまつげに塗り、オレンジアイシャドウとの色のコントラストをつけることで目元がぼやけて見えるのを防ぎます。上下ともにまつげの根本から扇状に広げるように塗りましょう。
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)表記です。
撮影/岡本 俊(まきうらオフィス/人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリスト/柿原陽子 モデル/尾形沙耶香 構成/片山幸代