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「家に帰りたくない」人の心理とは?
本来、家というのは、一番安心して過ごせる場所、寛げる場所であるはずです。ところが、最近、「家に帰りたくない」という人が増えているのはなぜなのでしょうか?
家に帰らない高校生がいる親などは、「悪い友達と付き合いがあるんじゃないか?」、「犯罪に巻き込まれるんじゃないか?」などと、心配でたまりませんよね。ですが、学生の頃は、一人で物事を考えたり、理由もなく一人になりたいお年頃で、成長過程にあるとも言えます。深刻な感じでなければ、少し離れて見守ってあげましょう。
「家に帰りたくない」というのは、学生だけに見られるものではありません。人それぞれ様々な理由や背景があり、多感な時期に限らず、最近では世代を問わず見られる現象です。
例えば一人暮らしだと、「家に帰っても一人なので寂しい」というのが理由で、毎日のように誰か相手を見つけて食事に行くことも。一方、実家暮らしだと、「親から干渉されるから、家に帰りたくない」と思うこともあるでしょう。
特に「家に帰りたくない」と思う割合が高いのが、妻帯者。あなたの会社にも、忙しくもないのにいつまでも会社に居残ったり、急ぎの仕事もないのに休日出勤をしている男性がいるのではないでしょうか。
パートナーが専業主婦だと、快適な暮らしができそうに思うのですが、実際のところそうでもないこともあるようです。深夜や休日の会社、駅や公園のベンチなどで、ただ座っているだけの男性たちは、「帰宅恐怖症」といわれ、中には離婚を考える人も。
ここからは、「家に帰りたくない」時にはどうしたらいいのか。また、夫が家に帰りたがらなくなった場合の対処法などをご紹介します。
「家に帰りたくない」時はどうしたらいい?
誰しも「家に帰りたくない」と思うことはあります。「家に帰りたくない」時はどうすればいいのか、どうすれば「家に帰りたい」ようになるのかを考えてみましょう。
1:家を快適にする
「家に帰りたくない」と思う気持ちを改善するには、帰りたくなるような家にするのが一番の近道です。自分好みのインテリアに模様替えしてみたり、アロマでリラックスできる空間作りをしたり、家を居心地のいい場所に変えてみるといいでしょう。
長時間を過ごす寝具を、思い切って新調し直すというのも、気分転換にもなり、寝心地もよく、おすすめですよ。
2:家で打ち込める趣味を見つける
「一人で寂しい」「家はつまらない」と思っているなら、家で楽しめるような趣味を見つけるのもおすすめです。自分の得意なことを趣味で動画配信していたら、いつのまにか副業として成り立っていたということも、今の世の中ではあり得る話です。
3:家族環境を見直す
自分を温かく迎えてくれる家庭でないと、帰りたくないのは当たり前。家族は、一日中働いて帰宅したあなたをいたわってくれていますか? 一度、家族でじっくりと話し合ってみるのがいいでしょう。