「独り言がうるさい」人の心理や特徴とは?
脈略のない呟きや、何かについての不平不満、会話未満の謎発言など、耳に入ると驚く誰かの「独り言」。職場や家庭で頻繁だと、声の大小に関わらず、なんだか気持ち悪いなぁと思ったり、不必要な情報がストレスにもなることもあります。本人に自覚がない場合もありますが、まず「独り言がうるさい」人の特徴を整理してみましょう。
突然どうでも良いことを言う
脈絡なし、急に関係のないことや、どうでも良いことを大きな声で言うのが一番周囲を驚かせるパターン。「独り言」を呟いた本人は頭の中で考えていたことやストーリーの一部が発言になっている場合もあります。
自分の行動に対しての弁明
自分の行動に対しての理由や言い訳を、ブツブツ呟いてしまう人もいるようです。深層心理の中に、自分の思いを理解して欲しいという気持ちが「独り言」に表れるケースも。
何かに対しての相づちが出る
パソコンに向かいながら、突然「あ!! そうか、これは○○○だから」「なるほどな〜」など何かに納得して出る発言だったり、テレビ番組を見ながらツッコミを入れる行為など。周囲は突然で驚きますが、本人にとっては当たり前になっているのかもしれません。
「独り言がうるさい」人の原因とは?
特徴的なことがわかりましたが、原因となる背景があるのでしょうか? いくつかピックアップしてみました。
かまってほしい
意識的に、あえて聞こえるように振る舞っているなら、周囲にいる誰かの気を引きたい場合も。疎外感を感じている時なども、「独り言」でちょっとアピールすることで、誰かにかまってほしいと思っているようです。
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情報の整理
無意識に頭の中の情報を整理している場合もあるようです。外出時に「カギ閉めOK〜! 火の消し忘れOK〜! 」など発言することで何かを再確認することも。またあえて発言することで脳へのインプットが強くなるということも実際に分かっています。
安心したい
言葉を発することで、安心するという効果もあるようですよ。「独り言」によって、自分を落ち着かせたり冷静な状況を保てることもあります。「大丈夫」「できるできる」など、人によっては自分に暗示をかける効果も。
ストレスの発散
「独り言」で声を発るすことにより溜まったストレスを発散。相手がリアクションしづらい発言でも、本人にとっては「独り言」でスッキリ解消していることもあります。
無意識、マイペース
本人がマイペースのため、周りを気にせずに思いのまま「独り言」が出てしまうこともあるようです。家族や気心知れた間柄なら不審には思いませんが、所構わずに「独り言がうるさい」状態は、周囲に気持ち悪いと思われてしまうこともあるので気をつけて。
精神的疾患の可能性も
精神的な疾患が原因となっている場合もあるので、違和感がある時には要注意。特にネガティブであったり被害妄想的、攻撃的な「独り言」が多いなら、周囲が気をつける必要があるでしょう。