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WORK 雑学

2025.09.22

「独り言がうるさい」人の心理や特徴とは?【実際の体験談も紹介】

「独り言がうるさい」人への対処法

ときどきなら我慢できても、職場に毎日「独り言がうるさい」人がいるのは厄介ですね。穏便に解決する方法はあるのでしょうか?

頭を抱えて悩む女性のイラスト

(c)Adobe Stock

愛情をもち、やんわりと指摘する

自覚なく発言している人にとっては、指摘されることで意識を向けさせるチャンス。「独り言がうるさい」人に嫌悪感を与えない程度に、さりげなく伝えてみるのがいかがでしょう? もし夫や気心知れた相手であれば、治した方がいいことを、冷たく言い放つのではなく愛情を込めて指摘しましょう。

話を聞いてあげる。ただし一線を引いて

心配事やフラストレーションが「独り言」につながっている場合もあります。ストレスの原因を一緒に考えたり、解決することで改善されることもあるようです。あなたに聞く余裕があるのであれば、一度聞いてみることが解決に繋がるかもしれません。

ただし、相手があなたに依存してその繰り返しになってしまうのは、あなたにとって不利益。ケースバイケースではありますが、やんわり指摘することとセットで伝えられたらいいかもしれません。ただしポジティブに接することがポイントです。

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上司にこっそり相談

職場で角を立てたくないなら、上司に相談するのも一つ。しかし上司が「独り言がうるさい」人だと厄介ですね。その場合は、やはり自己防衛すること、自分の心が乱されない環境を自ら作ることを心がけて。

自己防衛。可能なら耳栓をしたり距離をとる

「独り言がうるさい」ことへの改善が望めない時には、自分の集中力を保つための環境改善を最優先に。耳栓で「独り言」を強制的にシャットダウンしたり距離を取るなど、不必要な雑音が入ってこないように防御し、トラブルを回避しましょう。ただし、気づかれないように注意して! 距離を取っていることを悟られると、かえって関係が悪化してしまいます。

職場でリラックスしている女性の写真

(c)Adobe Stock

無意識に「独り言」が出てしまう…治す方法とは?

自分自身、無意識に「独り言」が出てしまう場合、治す方法はあるのでしょうか?

「独り言」が出ることを自覚する

治すには、まず自覚が第一です。誰かに指摘された場合にはネガティブに捉えず、意識することで不必要な発言数を抑制しましょう。悪気はなくても、職場でハラスメントに取られることもあるので、自分自身を客観視してみることが必要です。

人と実際に話す

「独り言」が多い時には、無意識にストレスを溜めていたり、言葉を発することで安心感を求めているケースもあるようです。人と会話する機会が減っているのが原因の場合もあるので、気を許せる友達や家族とリラックスして話す機会を意識的に作ってみましょう。

自己分析

「独り言」は心のシグナルでもあります。心静かに思考を整理してみたり、カウンセラーに相談するなどして改善することもあるようです。

【実際の体験談】独り言が多いのをどうやって治しましたか?

独り言が多いことを自覚・指摘されたりして治そうとした経験がある人は、具体的にどんな行動を取り入れたのでしょうか。独り言がなかなか治らないという方は、ぜひ参考にしてください。

無意識の独り言を「声に出して相談する」に変えた話

元々、考え事を声に出す癖がありました。「これ、どうすればいいんだっけ…」「あ、ここが違う」など、無意識のうちに独り言が漏れていたんです。ある時、同僚から「独り言が多いよ」と指摘され、初めて自分の癖を自覚しました。そこから、独り言が出そうになったら「今から声に出して考えるけど、いいかな?」と周りに一声かけてから、実際に人と話すように意識しました。すると、自分の中で完結していた思考が整理され、より良い解決策が生まれることも。また、自己分析してみると、独り言は思考を整理する手段だと気づきました。今では、独り言を「相談」という建設的なコミュニケーションに変えることができています。(33歳・女性)

「独り言ノート」で思考を整理、心にゆとりを

昔から、何か作業をするたびに「あれこれどうするんだっけ?」「ああ、面倒くさい…」と独り言が多く、周りに不快感を与えていないか心配でした。そこで、まずは自分の独り言を自覚するため、スマホのメモ機能に独り言が出た状況を記録して、自己分析してみました。すると、「疲れているとき」「時間に追われているとき」に独り言が増えることに気づいたんです。原因は心に余裕がないことだとわかり、それからは「独り言ノート」として、声に出しそうなことをひたすらメモする習慣をつけました。このノートのおかげで頭の中が整理されて独り言が減り、周囲に与える印象も変わってきたと思います。(40歳・女性)

イライラせず寛容な気持ちで対処を

  1. 独り言は脈絡のない発言や弁明、相づちとして現れることがあり、周囲は驚きや不快感を抱く
  2. 職場で独り言に悩んだら、上司に相談したり、耳栓で集中できる環境を整えるなどの自己防衛策も有効である
  3. 自身の独り言を改善するには、それが心のサインだと捉え、ノートに書き出すなどして原因を探ることが大切

「独り言がうるさい」人の心を理解しようという余裕があれば、イライラせず寛大な気持ちで向き合えることもあるでしょう。しかし仕事の妨げになる場合など、自分にとってストレスになるときは、我慢をしすぎず対処法を試してみてください。また、自分自身の「独り言」が多いと気づいたのなら、メンタル面で満たされているかを今一度振り返ってみることで、改善策が見えてくるかもしれません。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。https://domani.shogakukan.co.jp/

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