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ヘアアレンジが苦手な人もできちゃう!おしゃれひとつ結びテク
いつもなにげなくしている「ひとつ結び」。サッと結んだだけだと、ペタッとなってしまったり、疲れて見えてしまったり…なかなかおしゃれに見せるのは難しいですよね。
実は、ひとつ結びをあか抜けて見せるにはちょっとしたコツがあるんです。ひとつ結びをこなれて見せる、5つの「基本」を紹介します!
基本1:ボリュームと動きをもたらす“巻き”がひとつ結びの土台!
巻きは、髪にボリュームやニュアンスを出すための大切なポイント。巻きが全体の仕上がりを左右するといっても過言ではないので、普段ストレートの人でも必ず巻きましょう。
毛に動きが出るよう、全体が巻かれていればOK。毛束ごとに巻く方向を変えることを意識するのがポイントです。ダウンスタイルではやや華美と感じるくらい巻いても、結ぶとちょうどよいバランスになりますよ。
出典:シンプルなひとつ結びを極上に見せる“ひと手間”テクニック1
基本2:ひとつ結びにおいて、スタイリング剤はマストなひと手間
スタイリング剤は面倒…と思っている人でも、きれいなひとつ結びをつくるならこのひと手間は不可欠!スタイルキープやニュアンスを出すだけでなく、まとめやすくしてくれる効果もあります。
まず、巻いたあとの髪を何もつけずにくずします。指を首元から入れ込み、外側にふんわりとかし上げるようにするのがポイント。それから髪をクリップなどで上下段に分け、指になじませたワックスを下段→上段の順番でなじませていきます。べったりつけすぎないように注意。
出典:シンプルなひとつ結びを極上に見せる“ひと手間”テクニック1
基本3:“手ぐし”でひとつ結びに立体感を
今っぽいひとつ結びをつくるには、あえてクシではなく手ぐしを入れるのがポイント。ラフなボリューム感や、自然な凹凸感をつくり出せます。
はじめにトップに逆毛を立てておくことで、前やサイドからのシルエットに重要な、ふわっとしたボリュームをつくることができます。トップにボリュームが出たら、髪全体を手ぐしでかき上げるように集めて、後ろへまとめます。このとき、手のひらで表面をつぶしてしまわないように注意。トップはふんわり、サイドは凹凸感を残しつつキュッとタイトになるように調整して。
出典:シンプルなひとつ結びを極上に見せる“ひと手間”テクニック2
基本4:結ぶ位置は耳ライン、サイドはタイト、トップはふんわり
シンプルなひとつ結びは、結ぶ位置が高すぎても低すぎてもバランスが悪く見える原因に。また、全体のふんわり感とタイト感のバランスも重要です。
結ぶ位置は、頬骨と耳上の端を結んだ延長線上に。大人っぽく、涼しげな印象に仕上がります。また、全体をふんわりさせてしまうとくたびれた雰囲気になってしまうので、ふんわりとタイトのメリハリを意識しましょう。トップはふんわり、両サイドはキュッとタイトに抑えると、バランスがよくなりますよ。
出典:シンプルなひとつ結びを極上に見せる“ひと手間”テクニック2
基本5:ひとつ結びの仕上げは“引き出し”!
最後の仕上げに毛束を引き出すことで、全体の立体感を調整し、今っぽいこなれ感がつくれます。手ぐしでかき上げたときにできた表面の凹凸感が、全体に表れている感じが理想です。
一見ランダムに見えて、実は正面から見て等間隔に引き出すのがポイント。指先でひとつまみの髪の量を目安に、約1.5cm間隔で引き出していきます。続いて、毛先にも同様にゆるさをつくります。結んだ毛束を少しづつ分け取り、ひと束を裂くようにしてボリュームをもたせて。仕上げに、ワックスをつけた指先で引き出した部分をなぞってアウトラインを整え、全体にスプレーをふりかけたら、完成です。
出典:シンプルなひとつ結びを極上に見せる“ひと手間”テクニック2
ひとつ結びをこなれて見せる5つの基本、みなさんもぜひチャレンジしてみてください!
Domani8月号 別冊付録「ひとつ結び」見本帖より
本誌撮影時スタッフ 当瀬真衣(TRIVAL/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/河島 希(io) スタイリスト/城長さくら(kind) モデル/葛岡 碧 構成/たんろ・山梨智子(本誌)
再構成/竹村 史菜