近年、注目が集まる「ロボット教室」で学べることとは!?
小学校でのプログラミング教育必修化にともない、授業が始まる前に子供にプログラミングの知識を身につけさせたいという保護者が増えています。そこで、人気が高まる「ロボット教室」について、ヒューマンアカデミー 児童教育事業部の広告担当・岡崎 宏さんにお話をうかがいました。
今後、『ロボットが扱える』『プログラミングして動かせる』というスキルが求められる
近年、ロボット教室に注目が集まっていますが、なぜでしょうか?
「ロボット市場は2030年には10兆円を超えると言われるほどの成長産業で、近い将来、『英語が話せる』と同じくらい『ロボットが扱える』『プログラミングして動かせる』というスキルが求められるようになります。
そういった背景から、2020年度から学習指導要領が改訂され、小学校でプログラミング教育が必修化されています。『プログラミング的思考』を育み、プログラミングを使って身近な問題を解決する力を身に付けることを、国も推奨していると言えますね」(岡崎 宏さん 以下同)
習い事を決めるにあたり、ロボット教室とプログラミング教室で迷われる方が多いようですが、2つの教室の違いを教えてください。
「ロボット教室ではロボット制作とプログラミングの両方を学びます。ロボットを思い通り動かすためには、プログラミングの知識が必要だからです。一方、プログラミング教室では主にプログラミングでゲームやアニメーションをつくります。このため、プログラミング教室の教材は基本パソコンやタブレットだけですが、ロボット教室はそこにブロックや歯車、モーターなどのロボットパーツが教材として加わります。子供にも人気のロボットを題材にすることで、プログラミングに対する興味を引き出しています」
「ロボットづくり」だけじゃない! 理科や算数の内容にも対応した授業が人気の秘密
ロボット教室に通うことで、具体的にはどのような能力が身につきますか? 将来、どんな分野で役立つかも教えてください。
「ヒューマンアカデミージュニアロボット教室で行うロボット製作やプログラミングは、そもそもがSTEAM=科学、技術、工学、教養/創造性、数学を総合した学びです。ですから、小・中学校の理科や算数で学習する内容に現時点でも対応しています。
お子さまが楽しみながら課題を乗り越えていく方針は、ヒューマンアカデミージュニアが元々もっていた特長ですが、教育界全体での『アクティブ・ラーニング』重視傾向に合わせ、自主性、自発性をさらに高める工夫も授業にプラスしました。そのひとつが、教材を家に持ち帰ることができるという点。やりたいときに、自発的に教材を使って学ぶことができるので、アクティブ・ラーニングを促進すると言えるでしょう。また、AIやIoTが当たり前になる世界では、異業種間のコラボレーションが必須となりますが、『共創』も育むロボット教室の授業はそのサポートにもなります」
プログラミングまで網羅するとなると、PC関係の操作が必要になりますが、何歳ごろから始めるとよいのでしょうか?
「『プログラミング的思考』を養うことは早ければ早い方がよいでしょう。ヒューマンアカデミーでは満5歳~小学6年生まで受講いただけるプログラムをご用意しています。この10月には、満4歳から受講いただける「プレプライマリ―コース」も誕生しました。 もちろん、中学生以上であっても、ものづくりの基礎から実践的・本格的なロボット工学までを一貫して学ぶことができますし、「ミドルコース」からはプログラミングも学べます」
ロボットをつくったり、プログラミングでそのロボットを動かす過程で、理科や算数の内容まで学べるんですね。専門的な習い事という印象がありましたが、その逆で、化学や技術、数学などを総合的に学べるということがわかりました!
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